カンピージョス国際ピアノコンクールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カンピージョス国際ピアノコンクールの意味・解説 

カンピージョス国際ピアノコンクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 03:43 UTC 版)

カンピージョス国際ピアノコンクール(Concurso Internacional de Piano de Campillos)は、スペインアンダルシア州マラガ県カンピージョス英語版で開催される国際ピアノコンクール。

歴史

アーリンク・アルゲリッチ財団には初年度の2007年から加盟したが、2017年に年齢制限無しの国際ピアノコンクールへ移行した。年齢制限のない国際ピアノコンクールはかつてロシア・モスクワに存在したリヒテル国際ピアノコンクールのように資金難で打ち切られることが多い。宣伝の割にあまり盛り上がらないイヴェントと化していることが多い中、このカンピージョス国際ピアノコンクールは2017年から年齢制限無しのコンクールに移行した後も、第1次予選出場者数40人以下で開始されている。

課題曲

2017年以降は、ビデオ審査を経た第1次は15分、第2次は30分。本選は1つの協奏曲だけである。また年齢制限がないため本選の協奏曲リストは難易度を抑えた6つしかない。2016年までの年齢制限があった当初は、独奏の完全自由曲だけで争われていた。

近年の優勝者

  • 2007 Chenyin Li
  • 2008 Maryna Baranova
  • 2009 アレクサンドル・ヤコブレフ
  • 2010 Alexei Chernov
  • 2011 Stanislav Khrystenko
  • 2012 Alexey Starikov
  • 2013 Yedam Kim
  • 2014 斉藤一也[1]
  • 2015 Samson Tsoy
  • 2016 該当者無し
  • 2017 Daniel Hyun-Woo Evans
  • 2018 Rokas Valuntonis
  • 2019 中川真耶加[2]
  • 2020 Maria Eydman
  • 2021 Roman Kosyakov
  • 2022 Jeong Jin Kim
  • 2023 Shinyoung Lee
  • 2024 Charles Berofsky[3]

脚注

  1. ^ kazuya-saito”. www.tokyo-concerts.co.jp. 東京コンサーツ. 2024年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月15日閲覧。
  2. ^ ピティナ特級【公式】 (2019年12月9日). “スペイン・マラガで行われていた第13回カンピージョス国際ピアノコンクールで優勝。”. x.com. PTNA. 2025年1月12日閲覧。
  3. ^ El estadounidense Charles Berofsky, ganador del Concurso Internacional de Piano de Campillos”. www.andaluciacentro.com. 2025年1月12日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  カンピージョス国際ピアノコンクールのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カンピージョス国際ピアノコンクール」の関連用語

カンピージョス国際ピアノコンクールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カンピージョス国際ピアノコンクールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカンピージョス国際ピアノコンクール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS