カルロス・デル・トロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/02/24 00:17 UTC 版)
| カルロス・デル・トロ | |
|---|---|
| Carlos Del Toro | |
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| 第78代 アメリカ合衆国海軍長官 | |
| 任期 2021年8月9日 – 2025年1月20日 |
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| 大統領 | ジョー・バイデン |
| 代理官 | ジェームス・ゲールツ (代行) メレディス・バーガー (代行) エリック・レイヴン |
| 前任者 | ケネス・ブレイスウェイト |
| 個人情報 | |
| 生誕 | 1961年（63 - 64歳） キューバ ハバナ |
| 配偶者 | ベッティー・デル・トロ |
| 子供 | 4 |
| 教育 | United States Naval Academy (BS) Naval Postgraduate School (MS) Naval War College (MA) George Washington University (MPS) |
| 兵役経験 | |
| 所属組織 | アメリカ海軍 |
| 最終階級 | Commander |
カルロス・デル・トロ（英語: Carlos Del Toro、1961年- ）は、アメリカ合衆国の実業家、元アメリカ海軍士官。
2021年から2025年までアメリカ合衆国海軍長官（第78代）を務めた[1][2][3]。
幼少期および教育
デル・トロはキューバのハバナで生まれ、子供の頃に両親とともに米国に移住しマンハッタンのヘルズ・キッチンで育った。
1983年に米国海軍兵学校で電気工学の理学士号[3]を取得後、海軍大学校で国家安全保障研究の修士号を取得し、ジョージ・ワシントン大学で立法問題の専門研究修士号を取得した[4]。
経歴
1998年から1999年にかけてホワイトハウス・フェローを務めた。アメリカ海軍に22年間勤務し、国防長官室、管理予算局の局長および副局長の特別補佐官を務め、海軍中佐の階級で退役した。ミサイル駆逐艦バルクリーの艦長も務めた[5]。
海軍を退役後、SBG Technology Solutions, Inc.を設立[6][7][8]。
2007年、デル・トロはバージニア州代議員院の第88地区民主党候補者であった[9]。共和党の現職マーク・コールに敗れている[10][11]。
2014年から2018年までメアリーワシントン大学の顧問委員を務め[12][13]、2019年から2021年まで、ワシントンに本拠を置くセキュリティシンクタンクであるスティムソンセンターの理事を務めた[14]。
訪日
2024年2月の訪日の際、東京・赤坂のアメリカ大使館で三菱重工業の江口雅之執行役員（防衛・宇宙セグメント長）、ジャパンマリンユナイテッド（JMU）の江藤淳常務執行役員（艦船事業本部横浜事業所長）、名村造船所の名村健介社長（佐世保重工業社長）と会談している[15][16]。
脚注
- ^ Register of Commissioned and Warrant Officers of the United States Navy on Active Duty. Bureau of Naval Personnel. (October 1, 1990). p. 88 2021年6月12日閲覧。
- ^ “Guantanamo says goodbye to last Cuban 'commuters'”. AP News. (December 14, 2012)
- ^ a b “Biden to nominate Del Toro as Navy secretary” (英語). POLITICO (11 June 2021). 2021年6月11日閲覧。
- ^ Eckstein, Megan (2021年6月11日). “White House to nominate retired commander, business leader Carlos Del Toro as Navy secretary” (英語). Defense News. 2021年6月11日閲覧。
- ^ Losey, Stephen (2021年6月11日). “White House to Tap Former Destroyer Captain Carlos Del Toro as Navy Secretary” (英語). Military.com. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “President Biden Announces Seven Key Nominations” (英語). The White House (2021年6月11日). 2021年6月11日閲覧。
- ^ “UPDATED: White House Taps Carlos Del Toro as SECNAV Nominee” (英語). USNI News (2021年6月11日). 2021年6月11日閲覧。
- ^ “White House to nominate Carlos Del Toro as Navy secretary” (英語). Stars and Stripes. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “Del Toro to challenge Del Mark Cole” (英語). Free Lance-Star (2007年2月7日). 2023年7月25日閲覧。
- ^ “Howell, Orrock, Cole are Winners” (英語). Free Lance-Star (2007年11月7日). 2023年7月25日閲覧。
- ^ “2007 House of Delegates General Election District 88” (英語). Virginia Department of Elections (2007年11月7日). 2023年7月25日閲覧。
- ^ “Del Toro Appointed to UMW BOV After Tate Resigns” (英語). Free Lance-Star (2014年7月19日). 2023年8月17日閲覧。
- ^ “UMW Board of Visitors Past Members” (英語). University of Mary Washington (2023年8月17日). 2023年8月17日閲覧。
- ^ “President Biden nominates Stimson Board Member for Secretary of the Navy • Stimson Center” (11 June 2021). 2024年3月18日閲覧。
- ^ “"アメリカに日本や韓国の資本が入った造船所が誕生する可能性"”. 2024年3月18日閲覧。
- ^ “"米海軍長官の防衛省訪問"”. 2024年3月18日閲覧。
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