カタハランブーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カタハランブーの意味・解説 

カタハランブー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/09 16:12 UTC 版)

カタハランブー

カタハランブーは、天ぷらの生地のみを油で揚げた沖縄県の食品。

概要

カタハランブーとは「片腹が重(んむ)い」という意味の沖縄方言で、沖縄風てんぷらの生地を鍋肌から垂らし、片側を厚く、もう片方をせんべい状に薄く揚げる[1]。白アンダギー[1][2]またはタラシアギー[1]とも呼ばれている。

甘味はなく、淡い塩味で中身のない衣だけの天ぷらである[2]

縁起物として

沖縄では「男性」を象徴する食べ物とされており、結納では女性を象徴するサーターアンダギーと対になって出され[1][3]、子孫繁栄などの願いを込めて食べられている[2]

脚注

  1. ^ a b c d カタハランブー”. 琉球新報 (2003年3月1日). 2016年9月22日閲覧。
  2. ^ a b c 沖縄県 天ぷら/発見!ご当地「油」紀行”. 日清オイリオ生活科学研究グループ. 2016年9月22日閲覧。
  3. ^ 沖縄の結納品って?”. FM沖縄. 2016年9月22日閲覧。


このページでは「ウィキペディア」からカタハランブーを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からカタハランブーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からカタハランブー を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カタハランブー」の関連用語

カタハランブーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カタハランブーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカタハランブー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS