エウォカトゥス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/07/25 04:08 UTC 版)
エウォカトゥス(羅:Evocatus、複数形:Evocati)とは、古代ローマの軍の階級。有事には執政官(コンスル)または他の将校の要望より兵役の除隊後にも自発的に手続きを取り、司令官の要請があった際に再び兵士として軍に戻ることを選んだ者たちのことをいう[1]。現在で言えば予備役に近い。
- ^ カッシウス・ディオ『ローマ史』45巻12章[1]。
- ^ タキトゥス『年代記』第1巻36章。
- ^ カエサル『ガリア戦記』7巻65章。
- ^ カエサル『内乱記』1巻17章。
- ^ カエサル『内乱記』1巻3章に "ordinum evocantur" という言葉より [2]。
- ^ カエサル『内乱記』3巻88章 [3]
- ^ 著書 Epistulae ad Familiares の記述より。
- ^ キケロ『Epistulae ad Familiares』15巻4章; カエサル『内乱記』3巻91章; スエトニウス『皇帝伝』アウグストゥスの項; ユストゥス・リプシウス『De Militia Romana』第1巻8章。
- ^ スエトニウス『皇帝伝』ドミティアヌスの項。
- ^ Hyginus, de Lim, p.209; Johann Caspar Orelli, Inscript. No. 3495, p.153.
- 1 エウォカトゥスとは
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