ウルフワワ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/30 04:00 UTC 版)
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ウルフワワ(英;Wolfhuahua)とは、1980年代にアメリカで作出された二重純血犬種のひとつである。現在は作出・繁殖を禁止されており、もう存在しない犬種である。
軌跡
この種のブリーダーは、周囲の人々を驚かせるようなペット犬種を作ろうとしていたようで、これの他にも一見ミスマッチと思えるような二重純血犬種の組み合わせを考えていたようである。
そんな中、ウルフワワはアイリッシュ・ウルフハウンドのメスとロングコート・チワワのオスを交配させて生まれたものを基に作出された。その結果出来上がったものはまさに両種の中間の姿をした中型犬であった。性格も問題なく、5世代もブリーディングされていたが、数頭の小柄なメス犬が体の大きい仔犬を出産できずに死亡し、ブリーダーを驚愕させるという事が起こった。いわゆる先祖がえりがもたらした事件ではあるが、そのニュースはすぐにアイリッシュ・ウルフハウンドとロングコート・チワワのブリーダーに知れ渡り、ウルフワワのブリーダーは非難の嵐を浴びた。
それからまもなくして、この犬種は禁止されて姿を消した。
特徴
ウルフワワの大きさ等のスタンダードは全く公表されていない。ただし、幾つかのアメリカの本には「サルーキーの半分ぐらいの大きさ」だとか、「日本の柴犬より大きい」といった表現が見られる(「Dog Hybrid's (Canis社)」~14ページより引用)。
被毛はアイリッシュ・ウルフハウンドのようなグレーの長めの粗毛で、サイトハウンドのような体つきをしている。また、立ち耳で目が大きく、典型的なチワワの顔を持ち併せている。尾はサーベル型の垂れ尾で、硬めの飾り毛がある。性格は温和で落ち着きがあるが、見知らぬ人を見ると吠えることもあるという。
関連項目
参考文献
- 『Dog Hybrid's 』(Canis社) William Edgar著 1989年[出典無効]
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