ウッド・アンダーソン式地震計とは? わかりやすく解説

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ウッド・アンダーソン式地震計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/18 02:54 UTC 版)

ウッド・アンダーソン式地震計英語: Wood-Anderson seismometer / Wood-Anderson seismograph)は、地震学者ハリー・ウッド英語版ジョン・アンダーソンが1923年にアメリカで開発した地震計である[1][2]。ねじれ振子を用いた光学式の水平動地震計であり、振子(0.8g)の周期は0.8秒、倍率は2,800倍、減衰定数は0.8である[2][3][4]。アメリカの地震学者であるチャールズ・リヒターは、この地震計を利用して地震の規模を示す指標(マグニチュード)を考案・提唱した[5]

地震計の特性

  • 固有周期 0.8秒
  • 重りの質量 0.8g
  • 減衰定数 0.8
  • 基本倍率 2,800倍 [6]

ローカル・マグニチュード

1935年、アメリカの地震学者であるチャールズ・リヒターは、このウッド・アンダーソン式地震計(当時カリフォルニアで使用されていた短周期地震計)を利用して世界で初めて地震の規模を示す指標を考案した[2][7]。この指標は一般的にローカル・マグニチュードと呼ばれているが、提唱者であるリヒターにちなんでリヒター・スケールとも呼ばれている。

ローカル・マグニチュード(リヒター・スケール)は「震央距離⊿=100kmの位置に置かれたウッド・アンダーソン式地震計で記録された最大記録振幅 この項目は、地球科学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:地球科学Portal:地球科学)。




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