イブラーヒーム (アフシャール朝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/22 19:03 UTC 版)
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アーディル・シャー ابراهیمشاه |
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アフシャール朝3代シャー | |
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イブラーヒーム時代の貨幣
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在位 | 1748年 |
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死去 | 1749年 |
王朝 | アフシャール朝 |
父親 | ムハンマド・イブラーヒーム・ハーン |
イブラーヒーム(? - 1749年)は、アフシャール朝の第3代君主(在位:1748年)。
来歴
第2代君主のアーディル・シャーの実弟。兄が即位すると、その命令でイスファハーンの治安安定のために派遣された。しかしここで力を得た彼は、兄に対して謀反を起こし、1748年に兄を盲目にして廃位して、自らが即位した。
だが、ホラーサーンの有力者らは彼の即位を認めず、初代のナーディル・シャーの直系の孫であるシャー・ルフを擁立した。このため彼も退位となり、1749年に兄同様にナーディル・シャーの妻の命令で処刑された。
参考文献
- 『ムガル帝国歴代誌』(創元社)
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