イニゴ・デ・ラ・セルナとは? わかりやすく解説

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イニゴ・デ・ラ・セルナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/23 16:50 UTC 版)

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はデ・ラ・セルナ第二姓(母方の)はエルナイスです。
イニゴ・デ・ラ・セルナ
Íñigo de la Serna
勧業大臣
任期
2016年11月4日 – 2018年6月1日
首相 マリアーノ・ラホイ・ブレイ
サンタンデール市長
任期
2007年6月16日 – 2016年11月4日
欧州自治体・地域協議会(CEMR)会長
任期
2015年6月26日 – 2016年12月12日
スペイン地方自治体連盟代表
任期
2012年7月23日 – 2015年9月19日
サンタンデール市議会議員
任期
2003年6月14日 – 2016年11月4日
個人情報
生誕 (1971-01-10) 1971年1月10日(49歳)
スペインビスカヤ県ビルバオ
政党 国民党(PP)
出身校 カンタブリア大学

イニゴ・デ・ラ・セルナ・エルナイスバスク語: Íñigo Joaquín de la Serna Hernáiz, 1971年6月10日 - )は、スペインビスカヤ県ビルバオ出身の政治家国民党 (PP) 所属。2007年から2016年までサンタンデール市長を務めた。2016年から2018年までスペイン政府第2次ラホイ内閣で勧業大臣を務めた[1]

経歴

政治家転身前

1971年にビスカヤ県ビルバオに生まれたが、その後の人生の大部分をカンタブリア州サンタンデールで暮らしている。サンタンデールのサン・アグスティン学院で学び、アメリカ合衆国オハイオ州で交換留学生として大学オリエンテーションコースを過ごした。その後は地元のカンタブリア大学土木工学校で学び、土木工学の学位を取得した[2]。大学卒業後にはエンジニアとして働いた。

政治家転身後

1999年にはカンタブリア州政府環境評議会の主任に任命された。2003年にはサンタンデール市環境・水道・海岸部門に勤務し、同年のサンタンデール市議会議員選挙で当選した。2004年には国民党(PP)カンタブリア州支部の副支部長に選出された。

サンタンデール市長

2007年のサンタンデール市議会議員選挙には候補者名簿筆頭(市長候補)として臨んで当選した。国民党は27議席のうち過半数の15議席を獲得し、36歳のデ・ラ・セルナがサンタンデール市長に選出された。1995年に30歳でトレド市長に当選したアグスティン・コンデスペイン語版に続いて、県都の自治体としては歴代2番目の若さで就任した市長となった。2011年のサンタンデール市議会議員選挙でも候補者名簿筆頭として臨み、国民党は27議席のうち過半数の18議席を獲得、デ・ラ・セルナは市長に再選された。

デ・ラ・セルナはサンタンデールのスマートシティ英語版化(スマートサンタンデール)を進め、中心市街地へのボティン芸術文化センタースペイン語版の建設にも取り組んだ[3][4]。2012年7月にはスペイン地方自治体連盟の代表に選出された[5]。2015年のサンタンデール市議会議員選挙でも候補者名簿筆頭として臨み、国民党は27議席のうち13議席を獲得に終わったが、他政党との合意のおかげでデ・ラ・セルナは市長に再選された。この年の地方自治体議会議員選挙では国民党の凋落が著しく、サンタンデールで国民党が得た40%という得票率は、県都の自治体としてはもっとも高かった。2015年6月には欧州自治体・地域協議会(CEMR)の会長に選出された。

スペイン政府勧業大臣

2016年11月4日には、スペイン政府第2次ラホイ内閣の勧業大臣に就任した。デ・ラ・セルナは2013年7月に起こったサンティアゴ・デ・コンポステーラ列車脱線事故の議会内捜査委員会の設置を支持してしたが、勧業大臣就任後には捜査委員会の設置を拒否した[6]

脚注

外部リンク

公職
先代:
アナ・パストール・フリアン
勧業大臣
2016年 - 2018年
次代:
ホセ・ルイス・アバロス英語版



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