アレキサンダー・シュライハー ASK 23とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 飛行機 > グライダー > アレキサンダー・シュライハー ASK 23の意味・解説 

アレキサンダー・シュライハー ASK 23

(アレキサンダー・シュライハー式ASK23型 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 17:30 UTC 版)

シュライハー ASK 23

  • 用途滑空機
  • 設計者:ルドルフ・カイザー
  • 製造者:アレクサンダー・シュライハー
  • 初飛行1983年10月
  • 生産数:153機

アレキサンダー・シュライハー ASK 23は、アレキサンダー・シュライハー社製のT字型尾翼を持つクラブクラス単座グライダーである。ルドルフ・カイザー(en:Rudolf Kaiser)が設計したグライダーとしては最後のモデルである。

概要

ASK 23は、Ka 8やASK 18の後継機として設計された、操縦のしやすい初期の単座機である。コックピット配置は複座機のアレキサンダー・シュライハー ASK 21と似た機体である。ASK 23は、繊維強化プラスチック(GFRP)を素材としてハニカム構造が用いられ、フラップはなく、前輪と固定式のテールスキッドを有する(テールスキッドはオプションで後輪に換装可能)。

初飛行は1983年10月に行われた。初期型は体重140kgまでのパイロットに対応していたが、後のASK 23B型で120kgに制限された。初期型が51機、B型機が102機製造された。

仕様

出典:Jane's All the World's Aircraft 1988-89[1]

一般仕様

  • 乗員:1人
  • 全長:7.1m
  • 全幅:15m
  • 全高:1.4m
  • 翼面積:12.9m2
  • アスペクト比:17.4
  • 翼型:Wortmann FX-61-168/Wortmann FX-60-126
  • 無積載時重量:230kg(B型は235kg)
  • 最大離陸重量:380kg(B型は360kg)

性能

  • 失速速度(VS): 60km/h
  • 超過禁止速度(VNE):最大220km/h
  • 制限運動荷重倍数: +5.3 / -2.65
  • 最良滑空比: 34(80km/h時)
  • 最小沈下速度:0.62 m/s(74km/h時)
  • 翼面荷重: 29.5kg/m2(B型は27.9kg/m2

出典

  1. ^ John W.R. Taylor, ed (1988). Jane's All the World's Aircraft 1988-89. London: Jane's Information Group. pp. 633–634. ISBN 0-7106-0867-5 




固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」からアレキサンダー・シュライハー ASK 23を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からアレキサンダー・シュライハー ASK 23を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からアレキサンダー・シュライハー ASK 23 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アレキサンダー・シュライハー ASK 23」の関連用語

アレキサンダー・シュライハー ASK 23のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アレキサンダー・シュライハー ASK 23のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアレキサンダー・シュライハー ASK 23 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS