アブー・ヌワースの即詠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「アブー・ヌワースの即詠」の解説
バートン版「ハルン・アル・ラシッドと三人の詩人(第386夜)」 東洋文庫版「ハールーン・アル・ラシードと三人の詩人との話(第386夜)」 女奴隷と事におよぼうとしたアル・ラシードだが、今日はダメよと拒否され、明日の約束をして帰る。しかし次の日、なんとなく体調の悪かった女奴隷は「昼は夜の言葉を消す」との詩句を引用し、また拒否した。 アル・ラシードは、エル・ラカーシ、アブー・モッサーブ、アブー・ヌワースの詩人3人を呼び、この文句をテーマにして詩をうたわせるが、アブー・ヌワースだけはこの顛末を知っているような詩を唱えるではないか。アル・ラシードは一部始終を見ていたのだろうと怒ったが、詩人とは人の話を聞いてすべてを知るものだとアブー・ヌワースが主張すると、納得した。
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