めったぎり

実用日本語表現辞典

めった斬り

読み方：めったぎり
別表記：滅多斬り、滅多切り、メッタ斬り、めった切り、メッタ切り

めったやたらに切りつけること。無茶苦茶に切ること。転じて、手厳しく批判することを指すこともある。包丁などを何回も突き立てることは「めった刺し」、殴ることは「めった打ち」という。

（2011年4月20日更新）

デジタル大辞泉

めった‐ぎり【滅多斬り／滅多切り】

読み方：めったぎり

むやみに斬りつけること。めちゃくちゃに斬ること。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

めったぎり

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 13:06 UTC 版)

名詞

めったぎり【滅多斬り】

1. むやみやたらに斬りつけること。
   • そのとき、ふとこれなる妻女が知恵をつけてくれましたので、てまえも急に替え玉のことを思いつき、さいわい右乳下には源内にもてまえにも同じ卍のいれずみがござりましたから、源内の面をあのようにめった切りといたしまして、その卍のいれずみをなによりの証拠のようにみせかけるつもりで、ひとしばい打ってみたのでござります。（佐々木味津三『右門捕物帖』「卍のいれずみ」）
2. 転じて、手厳しく批判すること。

発音^(?)

め↗ったぎり