さいのろじー

デジタル大辞泉

サイノロジー

妻(さい)に甘いこと。また、そのような男。「サイコロジー（心理学）」をもじってできた語。

隠語大辞典

さいのろじー

1. 自分の妻に甘きこと。又妻との間の事をのろけて語ることを、さいのろじーと英語に似通はせて言へるなり。
2. 〔学〕サイコロジー（心理学）の音に似せて、妻君にあまい男のことをいふ。即ち妻ノロにオロジー（学）を附けて、もぢつたもの。又亭主にのろい妻を「テイノロジー」といふ。
3. 妻にのろき男をいふ。英語のサイコロジー（心理学）をもぢりて作りたるなり。妻惚爺などとも書く
4. 〔隠〕細君に対して極めて甘いこと。心理学の英語たるサイコロジー（psychology）をもぢりたるもの、「サイノロヂスト」と云へば細君にのろい男のこと。
5. 英語訛りの日本語、妻を極端に愛する人、妻惚れ爺。
6. 妻のろ爺。妻にノロイ夫。甘い夫。愛妻家。サイコロジー（心理学）の語音にもぢつたもの。
7. 「妻君には御のろま」、然し好かれることは１００％折紙つき。テイノロジーの対。
8. 細君に対して極めて甘きを云ふ。心理学の英語たるサイコロヂー（Psychology）をモジリたるもの。大学生などの妻帯学生間に於て、又は其他の学生が教授に対して用ふ。サイノロヂストと云へば細君にノロイ男のこと。
9. 妻に対して極めて甘いこと、略してただサイノロともいう。英語のサイコロジー（Psychology）即ち心理学をもじつた和製語。

分類 学

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