あいのりタクシー (小城市・白石町)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/30 03:47 UTC 版)
あいのりタクシーは、佐賀県小城市と白石町とが共同で運営し、小城市旧牛津町域・旧芦刈町域・白石町旧福富町域を結んで運行される廃止代替バスである。
概要
祐徳バスが運行していた福富線(佐賀駅バスセンター - 牛津本町 - 福富、18.7km)は佐賀市や牛津町(現、小城市)など沿線自治体が運行補助を行っていたが、利用者数の減少により2003年10月からは祐徳バスに運行を委託する方式に切り替えた。しかし、その後も状況は好転せず、さらに一部自治体が補助を打ち切ったため、2004年10月からは福富線の一部について芦刈町(現、小城市)と福富町(現、白石町)がタクシー会社に運行を依頼し、乗合タクシーの運行を開始した。
当初は9人乗りジャンボタクシーを用いていたが、利用者の増加を受け2006年10月から29人乗りのマイクロバスでの運行に切り替えられた。しかし、利用者数の減少傾向や車両の老朽化に伴い2018年2月から13人乗り(運転手含む)ハイエースへ車両を変更した[1]。
- 運行は、橋間自動車[2](通称:天満タクシー)に委託されている。
- 運行形態は、定時定路線である。
- 料金は、1区間のみの利用が100円、2区間以上は200円。なお、乗り合いタクシー時代は一律100円であった。
- 1月1日のみ運休。
沿革
- 2003年10月 - 祐徳バスの福富線が廃止。同日より廃止代替バスを祐徳バスに委託し、減便して運行を開始。
- 2004年10月 - 乗り合いタクシーの運行開始。[2]
- 2006年10月 - 運行車両をマイクロバスに変更。運賃を一部値上げ。
- 2018年2月 - 運行車両を13人乗りハイエースに変更[1]。
- 2019年7月 - 運行本数を10往復/日から8往復/日に減便[1]。
路線
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2005 | 70 |
2006 | 76 |
2007 | 70 |
2008 | 62 |
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 年間利用者数[1] |
2014 | 14907 |
2015 | 12710 |
2016 | 11448 |
2017 | 11513 |
2018 | 11419 |
2019 | 10726 |
2020 | 7068 |
2021 | 7098 |
2022 | 7397 |
2023 | 6709 |
2024 | 5546 |
福富線(9.7km)のみ。2008年度(平成20年)の利用者数は22,368人。
- 停留所
- 牛津駅前 - 牛津栄町 - 牛津本町 - 牛津天満町 - 天満町住宅前 - 芦刈小路 - 舎人 - 高道 - 芦刈接骨院前 - あしばる前 - 牛王 - 永田 - 弁財 - 芦刈海岸入り口 - 東住ノ江 - 西住ノ江 - 桜の園入り口 - 港入り口 - 下区中央住宅前 - 池上病院前 - 福富ゆうあい館 - 道の駅しろいし
車両


脚注
外部リンク
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