TERU'S SYMPHONIA TERU'S SYMPHONIAの概要

TERU'S SYMPHONIA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/17 03:05 UTC 版)

来歴

1983年、平山照継がノヴェラと並行してソロ・プロジェクトを開始し、『ノイの城』『シンフォニア』の二枚のアルバムを発表。

ノヴェラ解散後、徳久恵美(ex.マグダレーナ)、仙波基、井上靖、古井英明を迎えバンドとして再編。1988年『Egg the Universe』、1989年『Human race party』を発表。

その後仙波と古井の脱退、MADE IN JAPAN RECORDSへの移籍を経て90年『七つの夜の物語』を発表。同作から平山以外のメンバーによる楽曲も収録されるようになる。

1993年、『ぜんまい仕掛けの地球』を発表。本作から古井が復帰。

1995年、ちえぞうの加入を経て『アンドロイドは電気ラクダの夢をみるか?』の製作を始めるが、MADE IN JAPAN RECORDSからの発売が出来ず長らくお蔵入りになる。この間に古井と井上が脱退し、佐藤潤一とScheherazade時代からの盟友である大久保寿太郎、大久保とSTARLESSで活動していた青木彰一が加入。同年ノヴェラの再結成を期に、元メンバーのバンドによるコンピレーション『NOVELA伝説』に参加。

1997年、お蔵入りしていた『アンドロイドは電気ラクダの夢をみるか?』を、フランスのMUSEAへの移籍を経て発表。

1999年MUSEAから『THE GATE』を発表。HR/HM畑出身の大久保、佐藤の加入と無関係ではないであろうヘヴィな作風となる。

2000年代以降はQueen Mania(平山、徳久、笹井らが結成したQueenのトリビュートバンド)や再結成したノヴェラ、Scheherazadeの活動が中心となりTERU'S SYMPHONIAとしての活動は鈍化する。

2010年代から、徳久らが中心となってオフィシャルトリビュートバンド「NELFELTI」を結成。2017年現在平山が80年代に執筆したストーリーを原作としたオリジナルアルバム『幻想日記』を製作中。平山は体調不良などから参加していないが、2016年5月のライブ「大久保寿太郎 PLAY BASS 40 YEARS ANNIVERSARY LIVE」にて大久保寿太郎と共にゲストとして参加した。

音楽的特徴

Scheherazadeやノヴェラで見られたヘヴィネスはやや後退し、女性ヴォーカルとキーボードをフィーチャーしたRenaissance等に近いリリカルな作風が特徴。大久保が結成したSTARLESSと共に、MADE IN JAPAN RECORDSからデビューした多くのジャパニーズプログレバンドに影響を与えた。




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