SIG SAUER P220
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 02:07 UTC 版)
P225とP22xシリーズのその後
P225
概要 | |
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種類 | 警察用自動拳銃 |
製造国 |
ドイツ スイス |
設計・製造 |
SIG社 ザウエル&ゾーン社 |
性能 | |
口径 | 9mm |
銃身長 | 98mm |
ライフリング | 6条右回り |
使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 |
装弾数 | 8+1発 |
作動方式 |
ショートリコイル ダブルアクション |
全長 | 180mm |
重量 | 740g |
P220を小型化したモデルとして「P225」が存在する。P225は1976年、西ドイツ警察に「P6」という名称で採用されている。P225-A1という名称で販売されている。
その後、さらにシリーズ派生型としてP226、P227、P228、P229、P239、P245などが製造された。これら派生型で盛り込まれた改良点はP220にも順次フィードバックされている。
P229から導入された削り出しスライドはすべてのモデルで標準となっており、現在はプレス製のスライドを持った220シリーズは生産されていない。
P245
概要 | |
---|---|
種類 | 自動拳銃 |
製造国 |
ドイツ スイス |
設計・製造 |
SIG社 ザウエル&ゾーン社 |
性能 | |
口径 | .45 |
銃身長 | 99mm |
ライフリング | 6条右回り |
使用弾薬 | .45ACP弾 |
装弾数 | 6+1発 |
作動方式 |
ショートリコイル ダブルアクション |
全長 | 180mm |
重量 | 770g |
P245は、SIG社がP225を45口径化、および小型化したモデルで、主にアメリカで発売されたが、P220 Compactの登場で製造を中止した。
1990年代頃から銃携帯ライセンス取得の緩和、一時的な拳銃の装弾数規制などのアメリカ合衆国の法改正により、アメリカ市場では装弾数10発以下で高威力の護身用の拳銃の需要が高まり、P220はマガジンキャッチをボタン式に変更したアメリカンモデルなど数多くのバリエーションが販売され一定の人気を得るようになった。その後P226同様光学機器を装備できるアンダーレールを装備したものが標準になった。
.22LR弾を使用するためのコンバージョンキットが開発・発売され、その後.22LR弾専用モデルP220 Classic 22が発売された。現在、P220は.45ACPと.22LRの口径のみが販売されている。
- 1 SIG SAUER P220とは
- 2 SIG SAUER P220の概要
- 3 概要
- 4 P225とP22xシリーズのその後
- 5 登場作品
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