Halo: Combat Evolved キャンペーンモード

Halo: Combat Evolved

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 14:07 UTC 版)

キャンペーンモード

ステージ一覧

  1. オータムからの脱出(The Pillar of Autumn)
  2. 知られざる大地(Halo)
  3. 捕われた艦長(The Truth and Reconciliation)
  4. カートグラファー(The Silent Cartographer)
  5. コントロールセンター(Assault on the Control Room)
  6. 第2の敵(343 Guilty Spark)
  7. インデックスの秘密(The Library)
  8. HALOの防御システム(Two Betrayals)
  9. 艦長の奪還(Keyes)
  10. HALOの最後(The Maw)

(全10ステージ)

難易度設定

ビギナー(Easy)、ノーマル(Normal)、アドバンス(Heroic)、レジェンド(Legendary)の4段階。高難易度になるにつれ、以下のような違いが生じる。

  • 敵の発砲頻度が上がる。
  • 攻撃に対して、敵が回避行動をとる事が多くなる。
  • 敵がロケットランチャーやロッドガンといった高威力の武器を使う事が多くなる。
  • 敵の数と耐久力が全般的に高くなる(フラッドはさほど変わらない)。
  • 敵の部隊に、より高位の敵が含まれている事が多くなる。
  • 味方海兵隊員の数と体力が低下する。
  • 自分の体力が下がる。

主な登場人物

マスターチーフ(Master Chief Petty Officer SPARTAN-117, John)
本作の主人公であり、惑星リーチにおける戦闘で壊滅したとされる「SPARTAN-II 機甲部隊」の生き残りである。正式な名前は"SPARTAN-117 John"であるが、作中ではUNSC海軍における彼の階級である"Master Chief Petty Officer"にちなみ「マスターチーフ」、あるいは単に「チーフ」と呼ばれている。
コルタナ(Cortana)
戦艦オータムのAIであり、『コール議定書』の発動に従いマスターチーフと共にオータムより脱出することになる。ゲーム中の多くの場面において、コルタナはマスターチーフの神経回路に直接接続して様々な情報をプレイヤーに教えてくれる。他のAIと違いコルタナのみハルゼイ博士のクローン脳をもとに造られ、寿命については他のスマートAI同様7年といわれている(『Halo: The Fall of Reach』より)。
ジェイコブ・キース艦長(Captain Jacob Keyes)
戦艦オータムの艦長。かつて、後のマスターチーフをSPARTANプロジェクトの候補者に選定した人物でもある。
ジョンソン軍曹(Sergent Johnson)
ゲーム中におけるUNSC海兵隊の実質的な指揮官。ゲーム中で彼の名前は判明しない。普通に遊んでいれば、第一レベルから第三レベルの間に必ず戦死するのだが、ステージが進むと何事もなかったかのように復活する。それどころか、難度レジェンド(最高難度)でゲームクリアすると彼の最後を見られるが、『Halo 2』、『Halo 3』では何故か主役級として再登場している。
フォーハマー(Foe Hammer)
輸送部隊のパイロット。コードネーム"Echo 419"のペリカンを駆って、チーフ達をサポートする。
ギルティ・スパーク(343 Guilty Spark)
本作の舞台となる環状惑星Haloを管理しているAI。作中、国連宇宙軍内では「モニター」と呼ばれている。

敵対勢力

本作に登場する敵は3つの勢力に分類される。

コヴナント

コヴナントThe Covenant /"契約者"の意)は、宗教的に結びついたさまざまな種族の異星人により構成される同盟である。本作では完全日本語吹き替えであるが、コヴナント側はオリジナル版のまま英語、もしくは理解不能の言語で喋っている。なお、続編である『Halo 2』、『Halo 3』では演出の都合上、コヴナントにも日本語の吹き替えが施されている。 なぜ、地球外生命体である彼らが人類の言語を理解しているのかは不明だが、小説版ではUNSC(つまり味方側)がコヴナントの言語を翻訳するソフトウェアを使用している。 加えて、劇中ではコルタナがコヴナントのコンピュータをハッキングして情報を閲覧している発言が見られ、技術水準は人類と同等、もしくは高水準ではあるものの、多少なりとも似通った、ある程度の互換性すらも感じられる物が使われているようである。

グラント(Grunts)
ガスマスクをつけた一番小柄のコヴナント。攻撃を受けたり上級レベルのコヴナントが殺害されるとわたわたと逃げ回る。グラント(Grunt)とは歩兵を指すスラングである。
ジャッカル(Jackals)
ビームシールドを装着したコヴナント。小柄で頭頂部にとさかが生えており、その容姿は鳥のようにも見える。例外なくビームシールドを装備しており、地球軍の武器による攻撃の影響を殆ど受けない。ただしグレネードなどで攻撃したり、素早く接近して殴ったり、コヴナント側の銃器には非常に弱い。
エリート(Elites)
全身を特殊エネルギーシールドで防護したコヴナントの中でも上位に位置する。エリートにも階級が存在するようで、上位のものになると全身が半透明化する特殊装備や強力なエナジーソードを装着している者もいる。いずれも俊敏で力強く勇敢だが、頭部への攻撃には脆い。
ハンター(Hunters)
強靭な防具で身を包んだ巨大な体格のコヴナント。非常に強力な攻撃を持っており、正面からの攻撃はほとんど効果がない。しかし全身防護するのにはそれなりに理由があり、関節などのむき出しになっている部分に銃撃を受けると非常にもろい。また、防具を装着していない状態ではまるで軟体動物のような姿であるという。
エンジニア(engineer)
その名の通り、機械のメンテナンスが彼らの存在意義である。本来フォアランナーによって施設管理の為に生み出された生物だがコヴナントと遭遇後に取り込まれた。しかし人間に対し敵意は無く、小説版では戦闘中に故障したマスターチーフの武器を自発的に修理して返し、マスターチーフを助けた(ただしこの行動は人間に味方をするためではなく、目の前にある壊れたものを直そうとしただけである)。体内でメタンを生成し宙に浮く。製品版では削除された敵だがデータは残されているためWindows版でデータ改変によって出現可能。

フラッド

フラッド(The Flood)は、本作の第二の敵対勢力となる寄生生物である。フラッドは、その形態に応じて3つのタイプに分類される。

素体(Infection Form)
胞子状の形態をしており、非常に脆い。様々な環境への適応と絶大な生命力、凄まじい繁殖能力と相まって、フラッドの開放は銀河系の全生物滅亡に等しい事態であるとされている。
寄生体(Combat Form)
素体が人間またはコヴナントの神経系に寄生した形態であり、地球軍、またはコヴナントの武器を携帯しているフラッド種の基本タイプ。生きている個体だけではなく、すでに死んでいる者に取り付いて蘇生しているような表現も見られる。非常に動きが素早く、打撃が強力だが、肉体が痛んでいるためか、弾丸を使用した兵器などの物理的な攻撃には非常に脆い。
キャリア(Carrier Form)
寄生体を膨張させたような形態をしており、素体の培養器の役割を果たしている。衝撃を与えると、素体を撒き散らしながら破裂する。爆風は強烈で、周囲に複数キャリアがいる場合は連鎖して爆発する。

HALO防御システム

ギルティ・スパークが操るHaloの防御システムの一部。太古の昔、遙かに知能が高かったとされるフォアランナーによって生み出され、フラッドを開放しないよう命じられている。

センチネル(Sentinels)
光学兵器を搭載しており、ほんの数秒放射するだけでもフラッドに対して高い攻撃力を有する。序盤はチーフと共闘してフラッドを撃退することになるが、ストーリーが進むと敵対関係となり、襲ってくる。

以上の敵対勢力に対して、プレイヤーはUNSC海兵隊と協力しながら四つ巴の戦闘を繰り広げることになる。







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