関東バス青梅街道営業所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/19 09:07 UTC 版)
車両
青梅街道営業所にも,かなり以前東伏見行き等の運行が有った時には,日産自動車のUR690も多数在籍をしていた.2013年現在の車種構成の特徴は、日産ディーゼル(現:UDトラックス)製の車両の割合が低く、三菱ふそう製の車両の割合が高いことである。関東バスでは2010年まで日産ディーゼル製、2011年からは三菱ふそう製の車両を中心に導入しているが、青梅街道営業所は元から三菱ふそう車が導入されていることもあり、他の営業所に比べ三菱ふそう車の割合が高めになっている。エアロスターの所属が多いが、スペースランナーRAのOEM供給車であるエアロスターSが関東バスで唯一配置されている。この内C2201号車はメーカー納品第一号車である。また、全国的にも珍しいスペースランナーAのノンステップ車も2台が配置されている。かつては日産ディーゼル製UA系3扉車に混じって2000代の三菱ふそう製富士重工7E車体架装の3扉車、関東バスでも唯一のニューエアロスターツーステップ車でもあるディーゼル・蓄圧式ハイブリッドバス(MBECS-Ⅲ)が配置されていたのが特徴であった。 2017年8月に初めていすゞ自動車の中型車エルガミオが導入された。
その他、空港連絡路線や貸切輸送を担当するために日野・セレガと日産ディーゼル・スペースウイング、貸切専用の日野・リエッセが配置されており、貸切車の中には高速路線用からの格下げ車もある。
参考文献
- 関東バス『かんとう 創業五十年記念特集号』(1981年)
- 高谷義重 『交通詳解大東京案内』 平凡社、1932年
- 内山模型製図社地図部 『大東京市域全図』 内山模型製図社地図部、1936年
- 友交社『バス路線表』(1969年)
- 講談社『バスマガジンvol.18』 P.46 - 62
- 『バスラマアーカイブス01 関東バスの走る道 沿線とバスの半世紀』 ぽると出版 2011年
- 『BJハンドブックシリーズ R80 関東バス』 星雲社 2013年
- ^ 戦前はこの地に中島飛行機武蔵野製作所が存在した。詳細は「中島飛行機#製作所・工場・研究所などのその後」を参照
- ^ a b c “客を乗せたままバスが「回転」! 終点がアトラクションな杉並の珍バス路線「荻36」”. 乗りものニュース (2019年2月15日). 2021年12月27日閲覧。
- ^ 先に乗客を降ろし乗客がその場に留まると転回時に危険を伴うため[2]。
- ^ 閉鎖された日産自動車荻窪工場(旧・中島飛行機東京製作所→富士精密工業→プリンス自動車本社工場)の跡地に建てられた14階建て×4棟、総世帯数331戸の団地である。詳細は「桃井原っぱ公園#沿革」および「プリンス自動車工業#プリンスの名残」を参照「SUBARU#富士重工業成立」および「中島飛行機#沿革」も参照
- ^ 一部時間帯では、関東と西武が交互に運行されない時もある。例:“荻窪駅北口 のりば5”. 関東バス. 2017年7月16日閲覧。
- 関東バス青梅街道営業所のページへのリンク