遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/24 16:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジャンル | 対戦型カードゲーム |
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対応機種 | ゲームボーイカラー専用 |
開発元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) |
発売元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) |
人数 | 1人 - 2人(対戦・交換など) |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 2000年12月7日 |
売上本数 | 250万本(出荷本数) |
概要
遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ第4作目。原作のバトルシティ編の世界観を再現している。このシリーズから番号表記が算用数字となった。250万本を出荷しており、漫画原作のゲームソフトの売り上げ記録としては発売から15年以上経った2016年現在でも1位のままである。「遊戯デッキ」「城之内デッキ」「海馬デッキ」の3バージョンが発売され、バージョンによって使用できるカードが異なる。遊☆戯☆王のゲームでバージョン違いが存在するのは本作のみであり、それぞれのキャラが原作で使用しているカードをメインに使えるようになっている。バージョンによってバランスが大きく異なり、罠カードが多種使える城之内デッキに対して、遊戯デッキは罠カード、フィールド魔法がほとんど使えず、効果モンスターが多く使えるようになっている。基本的なシステム、BGMは前作の流用である。カードの総数は900枚[1]だが、デッキごとに使えないカードの他にCPUのみが使えるカードがあるなど、実際に使える枚数は前作に比べると大幅に減少している。
神のカードが初回特典として付属したが、カードの裏側がOCGと異なるため、OCGで使用することは不可能である。またバージョンごとに付属カードも異なる。それぞれのデッキには5種類のカードのうち3種類が封入されており、付属カードは全18種類となっている[注 1]。
パスワードで戦うことのできるデュエリストが増えるが、パスワードは攻略本にしか載っておらず、パスワード無しでは11人しかデュエリストが存在しない。また、パスワードを入力しても「遊戯デッキ」では「やみ・ゆうぎ」、「城之内デッキ」では「マリク」、「海馬デッキ」では「やみ・ばくら」と対戦することはできない。
3バージョンに分けて相互互換のソフトを発売し、神のカードを特典として付加価値を付ける商法を批判する書籍もある[2]。
主な変更点
当時採用されていた新エキスパートルールとは異なり、通常召喚できるモンスターは元々の攻撃力・守備力の数値がともに1400未満のモンスターのみとなっている。それに合わせてモンスターのレベルが全て設定し直されており、どちらかが1400以上になると1体、2050以上になると2体、2800以上では3体のモンスターを生贄に捧げないと召喚できない[3]。「青眼の白龍」は神のカードと召喚条件が同じになり、大変扱い難いものになってしまっている[注 2]。優劣を受けない神魔族モンスターは、一部例外を除き儀式魔法を使うことで召喚可能[4]だが、CPUは儀式魔法無しで召喚・生贄召喚できるという仕様になっている。プレイヤーも、使用するデッキで扱える神のカードのみ、生贄召喚できる。
墓地の概念が登場し、死者蘇生などのカードが追加された。罠カードは発動するまで場に残るようになったが、伏せることのできるカードは1枚のままである[3]。また、モンスターのカードレベルは『II』・『III』と比べて軒並み上昇しているため、デッキキャパシティが限られたルールの存在する通信対戦では、単体で強力なモンスターを入れることが難しくなっている。そのため、低攻撃力のモンスター同士でも強力なモンスターを生み出せる融合召喚の重要性が前作より上昇している[5]。神のカードが初登場した。ただし、「オシリスの天空竜」は遊戯デッキ、「オベリスクの巨神兵」は海馬デッキ、「ラーの翼神龍」は城之内デッキのみそれぞれ使用可能という仕様になっており、しかも自分のバージョンで使用できる神のカードは他のバージョンからの通信交換でなければ入手できない[6]。神のカードを含む特定のカードはペガサスに5回勝つことで使用可能になる。
注釈
出典
- 1 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記とは
- 2 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記の概要
- 3 登場人物
- 4 脚注
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記のページへのリンク