王国の歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/15 10:48 UTC 版)
オリジナルソング
エホバの証人の信者によって作詞・作曲される楽曲には、王国の歌の他にオリジナルソングが存在する。王国の歌とは異なり、メッセージソング的性格が強い。ただし「勇気をください」(初出は2018年の地区大会)みたいに、集会や大会で何度か歌われた歌、言い換えれば王国の歌に近い性格の曲も存在する。
脚注
https://archive.org/details/Songs_of_Praise_to_Jehovah に1928年の歌集に収められた一部の曲の合唱をMP3化したものがある(ただしロシア語またはウクライナ語)。これは、現在のいわゆる「ブルックリン本部派」からラザフォード会長の死去時に分離したグループによる録音であるが、78、90、325、335、336番は古くから親しまれてきた曲であることがわかる。
参考書籍
関連記事
外部リンク
- 王国の歌(エホバの証人の公式サイトより)
- ^ この歌集 (Zion's Glad Songs) は 「ものみの塔聖書冊子協会」 の名義ではなく、個人名義の出版であった。「ものみの塔(The Watchtower)』 1900年9月15日号274頁では、McPhailという人物がこの歌集を出版したことが発表されている。参照: [1]。また、「ものみの塔 (The Watchtower)」 1909年1月1日号18頁では、ものみの塔協会の出版物ではない旨が述べられている。参照: [2] - 「5c "Songs"」 (5セントの『歌集』) として言及されている。
- ^ 『エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々』 242ページ、歌でエホバを賛美する によれば、「この世や偽りの宗教に由来する曲」 が削除された。「ものみの塔」 1968年12月15日号(日本語)、「新しい歌の本!」 759頁も参照。
- ^ 「ものみの塔」 1986年10月15日号、「音楽によってエホバを賛美する」 23ページ。
- ^ 「喜びにあふれてエホバに歌う」-jw.org
- ^ 結婚式:現在の歌集の131番『神が結び合わせたもの』ないしは132番「私たちは一つになる」。葬式:151番「神は呼んでくださる」。
- ^ 『ものみの塔』(日本語版)1988年3月15日号、21頁。「ものみの塔」2000年9月1日号、29ページ。
原曲(ドイツ語、現行の曲より長い)および現行の曲(英語、歌詞は1984年版)は、米国ホロコースト記念博物館 (USHMM: United States Holocaust Memorial Museum) のサイトに掲載されている。参照: Concentration Camp Songs--Stand Fast (Fest Steht) - ^ 50年前の“世界一周”大会(エホバの証人の公式サイトより)
- ^ 歴史学者ジェームズ・ペントン (James Penton) による主張は、エホバの証人情報センター保管庫: ナチス・ヒトラーと「ものみの塔協会」との協調関係を参照。
- ^ エホバの証人側の反論は、『目ざめよ!』(日本語版)1998年7月8日号の記事 「エホバの証人 : ナチによる危機に直面しても勇気を示す」 に示されている。
なお、歌詞(英語版)はHymns of Millennial Dawn: Hymn 58: Zion's Glorious Hope(1905年版歌集 58番)を参照。この歌詞は、アメイジング・グレイスで知られるジョン・ニュートンの詞が原歌と考えられる。比較: The Cyber Hymnal: Glorious Things of Thee Are Spoken (日本基督教団 『讃美歌』 [1954年版] では 194番 『さかえにみちたる』、日本福音連盟 『新聖歌』 [2001年版] では 145番 『栄えに満ちたる』) - ^ Deutschlandlied im Liederbuch(ドイツ語サイト)を参照。「Zions herrliche Hoffnung」は 1905年・1923年版歌集には載っておらず、1928年版で掲載された。
- ^ 英語版歌集(1984年)の扉裏を参照。
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