機甲師団シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/13 02:21 UTC 版)
ラインナップ
本シリーズで製品化されているのは、汎用性のある情景用アクセサリーを除けば、全て第二次大戦時の戦車・自走砲等の軍用車両と火砲、兵士などで、第二次大戦後に登場したものは含まれていない。また、ナチスドイツを中心に、それと戦ったアメリカ、イギリス、ソビエトの兵器・兵士に限られ、日本やフランス、イタリアなどのものは含まれていない。このように、本シリーズは第二次大戦時のヨーロッパや北アフリカ戦線などの狭い範囲を対象としている。
本シリーズでは当初「電撃機甲師団シリーズ」としてドイツ軍の兵器がモデル化された。1973年版のカタログに掲載されているのは、ドイツ軍の車両と火砲が12点、情景用アクセサリーが6点、ドイツ軍兵士が5点で、全てドイツ軍で占められている。その後連合国側の車両もモデル化され、シリーズの完成した1975年版のカタログには、車両と火砲はドイツ26点「電撃機甲師団シリーズ(通し番号1番から)」、アメリカ11点「米国機甲師団シリーズ(通し番号100番台)」、イギリス4点「英国機甲師団シリーズ(通し番号200番台)」、ソビエト3点「ソ連機甲師団シリーズ(通し番号300番台)」の計44点、情景アクセサリーが11点、兵士はドイツ7点、アメリカ5点が掲載されている。その後1977年版ではベンツL3000S、1979年版ではゴリアテとケッテンクラートが発売予定として掲載されたが、いずれも旧パッケージの国内版としては発売に至らなかった。パッケージを一新した1980年の再販版は、ドイツの車両と火砲が18点、アメリカの車両が2点だった。
参考文献
- 日本プラモデル工業協同組合編 『日本プラモデル50年史』 文藝春秋企画出版部、2008年 ISBN 978-416008063-8
- バンダイ カタログ 1973年版 - 1983年版
- アカデミー科学 カタログ 1985年版
- D-FORCE AFV 1(外部サイト)
- Hobby Bounties(外部サイト)
- 1 機甲師団シリーズとは
- 2 機甲師団シリーズの概要
- 3 ラインナップ