松尾興
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松尾 興 | |
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出生名 | 松尾 興 |
生誕 | 長崎県佐世保市 |
学歴 | 国立音楽大学声楽科 |
ジャンル | バリトン |
職業 | ソリスト・オペラ歌手 |
経歴
西日本新人紹介演奏会にて声楽部門第1位「福岡音楽文化協会賞」受賞。全日本新人音楽コンクール入選。下関国際音楽コンクール声楽部門入選「審査員長賞」受賞(東敦子賞)。1988年ザルツブルク国際声楽コンクールファイナリスト。
オーストリア・ザルツブルクにてイリス・アダミ・コッラデッティ(パドヴァ歌劇場音楽監督)、ケルスティン・マイヤー(ストックホルム王立オペラアカデミー教授)、ルドルフ・クノール教授(モーツァルテウム音楽院教授)に師事。イタリア・ジェノヴァにてジャンフランコ・パスティネ、エンツォ・コンスーマ、ルイザ・マラリアーノに師事。
イタリア・サルザーナ歌劇場にて歌劇「リゴレット」(主演・初日)でイタリアデビュー。2008~2010インペリア、ポルトフィーノ、アルベンガの国際音楽祭に出演。「トスカ」スカルピア、「トロヴァトーレ」ルナ伯爵、「リゴレット」リゴレット、「オテロ」ヤーゴ等、イタリアオペラのドラマティックな役柄を得意とする。
九州国公立私立音楽学会に所属。主な研究発表は「ヴェルディの歌劇におけるrecitativoとaria の演奏解釈」(2008年度)、「イタリアオペラにおけるbaritono drammatico のpassaggio の位置」(2009年度)、「Tecnica Italiana におけるpassagioと声門の関係」(2010年度)。
現在は福岡大学附属大濠高等学校の音楽科教師、合唱同好会顧問も務める。
主な出演作品
- 真間の手古奈(行麻呂)
- 海の子守唄(老人)
- フィガロの結婚(フィガロ)
- フィガロの結婚(アルマヴィーヴァ伯爵)
- ドン・ジョヴァンニ(騎士長)
- ドン・ジョヴァンニ(タイトルロール)
- 椿姫(ジェルモン)
- リゴレット(タイトルロール)
- オテロ(ヤーゴ)
- トスカ(スカルピア)
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