探偵の探偵 登場人物

探偵の探偵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 05:50 UTC 版)

登場人物

スマ・リサーチ社

紗崎玲奈(ささき れな)
今作品の主人公。21歳(2015年1月時点)。黒髪はストレートで長く、小顔に少しばかり吊りあがった大きな瞳と、すっきりと通った鼻すじ。肌は透き通るほどに瑞々しい。身体はモデルのように細く腕と脚が長い。化粧は薄く、ほとんどノーメイクに近い。物憂げな表情と冷ややかな態度、すわった目つきが特徴。めったに笑わないうえ無駄口も叩かない。静岡県立浜松北高等学校普通科卒業。偏差値70の進学校である。新体操で国体出場経験がある。当然大学に進学するものと思われていたが、妹の咲良に起きた事件から人格が豹変し、高校卒業後ただちにスマPIスクールへの入学を希望した。2年後、スマ・リサーチへ入社。対探偵課勤務となる。合法非合法問わずあらゆる調査手腕に精通するうえ、手先が器用で、身近な物を巧みに利用し好機に結び付ける才能を持つ。優しい内面を持ちながら、悪徳探偵に対し手段を択ばない粗暴さを持ち合わせる。このため普段から生傷や痣が絶えない。スマPIスクール時代にテコンドー道場に通ったようだが、腕力は強くないうえ武闘の技能を備えたわけでもなく、ただ躊躇しない攻撃性と機転だけを頼りに大の男に立ち向かう。
峰森琴葉(みねもり ことは)
19歳。広島県呉市出身。3歳年上の姉と共に上京し高校を卒業後、職探しをしていて、人手不足の調査業からの求人に応じる。気づかいに満ちた素振りと、どこか無邪気な愛想のよさで、特に人から嫌われることのない性格の持ち主。玲奈の眼には妹の咲良を連想させる存在に映る。スマ・リサーチ社へ入社当日、須磨康臣により対探偵課勤務を命じられる。玲奈の助手になったものの狂気に満ちたグレーな仕事内容に恐怖する。だがもともと姉への依存心が強く、その姉が就職と結婚で自分から離れてしまったこともあり、玲奈に対し姉代わりと言うべき愛情の代謝を求める。その思いが正しいか否か葛藤しながら、同社での仕事を続けている。姉についてある事実を知って以降は玲奈への依存心をより高めている。玲奈が琴葉を極力現場へ連れて行こうとしないため、探偵能力はいまだに養成されないが、2巻でアパートへの不法侵入を望む玲奈に対し苦言を呈するなど、勤務後も一定の良心を持ち続けている。玲奈とともに汐留の社員寮マンション801号室に住む。
須磨康臣(すま やすおみ)
50歳前後。汐留のテナントビル7階にある株式会社スマ・リサーチの代表取締役、兼スマPIスクール社長。峰森琴葉によれば、白髪のめだつ紳士で、スーツの着こなしも振るまいも品位に溢れている。だが一方で桐嶋颯太が、自分以外の社員の前のみ堅気に振る舞っていると2巻で感じている。実際、自分を含め探偵はみな悪徳とみなし、程度の差こそあれ民法709条・プライバシーの侵害に抵触しない探偵はいないとの思考を持つ。調査業自体が限りなくグレーゾーンに位置する仕事と認識しながら、過剰な秘密の保持は虚偽を生み世の害悪になるとの信念から、探偵社の経営を続ける。ばれないことが前提の違法な調査テクニックに精通していて、スマPIスクールの生徒だった紗崎玲奈や桐嶋颯太に教授している。3巻時点、警視庁捜査一課の坂東志郎警部との間に過去の確執があったことがほのめかされている。妻子とは別れ一人暮らし。大江戸線勝どき駅から川沿いに進んだ先にある住宅街に2階建ての戸建てを所有。
桐嶋颯太(きりしま そうた)
28歳。背の高い、ほっそりとした身体つき。職場ではスーツを着用。髪は長め、頬は精悍にこけている。スマPIスクール1期生、スマ・リサーチ探偵課所属。後輩の玲奈からタメ口をきかれても嫌な顔をせず、職場で孤立しがちな玲奈とも積極的に話す。須磨からの信頼度の高い社員で、その分、違法な調査手段も自己責任の名のもとに実行を依頼されることが多いらしい。同社探偵課には土井という課長がいるが、須磨は土井でなく桐嶋に重要な役割を担わせることが多い。須磨以上に探偵業は必要悪と割り切っている節があり、依頼人に非があった場合は調査期間を長引かせ余分に収益を得るなどの泥臭い行為も厭わない。2巻時点、プライベートについて職場では明かさない。
伊根涼子(いね りょうこ)
20代。スマ・リサーチ探偵課。レディスのスーツを着た姿は、一般企業の営業職のようでもある。清潔感のある身だしなみながら、せっかちな性格がのぞく。スマ・リサーチは探偵事務所や中古車業者らで構成される盗難車捜索ネットワークに加盟しており、涼子はその担当者。警視庁捜査三課三係に知人が多い。出かける時には専用の腕章を付ける。社用車で事故を起こしては盗難扱いにする玲奈に苛立っており、勝気な性格ゆえはっきり苦言を呈する。1巻からいたものと思われるが、課長の土井や同僚の佐伯と同様、玲奈が存在を意識していなかったため、名前が出てくるのは3巻である。実際に3巻で玲奈は涼子に関し「電話の取り次ぎ以外、ろくに口をきいたこともない」と感じている。気が強いが、内面は優しい心の持ち主で、すべてが明らかになった際、玲奈に同情を寄せる。
土井修三(どい しゅうぞう)
40代。スマ・リサーチ探偵課で課長を務める。声は野太いが部下への神通力はなく涼子にも玲奈にもなめられている。社内の議論でも探偵課員の肩を持つが、玲奈に軽くあしらわれ、不利になると素知らぬふりをして真っ先に敵前逃亡を決め込む。玲奈の行為について会社の顧問弁護士の力を借りるよう涼子から訴えられても、完全に腰が引けている。須磨も探偵課に対しては土井でなく桐嶋に相談することが多いため、頼りがいの無い中間管理職でしかなくなっている。部下の佐伯や涼子と同様、1巻の時点から社内にいたと思われる。しかし玲奈の視点でその名や容姿、性格が描写されるのは3巻からである。
佐伯祐司(さえき ゆうじ)
20代。スマ・リサーチ探偵課。玲奈の目からはスーツ姿が涼子と同じく一般企業の営業職のようだと見なされ、同様にせっかちの扱いを受けている。強気な性格ではなく、議論も得意ではないため、玲奈の前では完全に気圧される。このため、同僚の涼子が苛立つことも多い。業務においても、パソコンでの調査や盗聴器など小道具類の調整に熱心で、現場で汗をかくのはあまり好んでいない。それでもDV加害者の沼園が玲奈をナイフで切りつけた時には、自身が負傷するのも厭わずとっさにかばう勇気を見せた。とは言え、その際に「短く悲鳴をあげ」ているところを見ると、やはり喧嘩は得意でない。玲奈が礼を言うと、妙に嬉しそうな顔をした。内心玲奈に対し気があることをうかがわせる。

家族・身内

紗崎咲良(ささき さくら)
玲奈の妹。15歳の頃、浜松蕭山中から豊橋東中学校へ転校した。3年C組。静岡から愛知へ移り住んだ理由は、ストーカーの岡尾芯也からしつこくつきまとわれたからで、家族から離れ父方の遠縁の親戚である多胡家に匿われる。須磨が玲奈に対し「きみがブスだったらな。同じ両親から生まれた妹さんも当然ブス。ストーカーに狙われずに済んだ」と言っているが、これはすなわち相当の美人姉妹であることを表している。琴葉も写真を見て、可愛らしい少女と感じている。姉に甘えることが多く、離れて住むのを人一倍寂しがっていた。流行のシロクマのぬいぐるみ、ポーレットが大好きである。姉の玲奈はそれを知り、咲良へのプレゼントのためポーレットの商品番号を調べメモを壁に貼っていたが、それを見た咲良は姉もポーレットが好きと勘違いし、アピタ港北で購入した小型3インチサイズのポーレットのキーホルダーを姉に譲る。玲奈にとってはそれが妹の形見になってしまった。
織田彩音(おだ あやね)
旧姓は峰森。琴葉の姉である。広島の呉から琴葉とともに上京、織田哲也と結婚。都内の会社に勤める。妹の琴葉が社会に無知なのを心配し、探偵会社への就職も現実的に捕えており、琴葉に務まるはずがないと考える。琴葉はスマ・リサーチ入社当日、姉の彩音について「大好きです」「やさしいし、一緒にいて楽しいし」と言っている。あまり笑わないが、ドライブが好きで妹を助手席に乗せて走っていたらしい。ごく常識的な女性ともいえるが、琴葉の負傷を機に潜在的な衝動が表面化する。2巻での玲奈への行為により琴葉に激しく拒絶されるが、3巻終盤で和解する。

社外の探偵

阿比留佳則(あびる よしのり)〈46〉
阿比留綜合探偵社社長。痩せた体形、ミュージシャンのようにウェーブがかった黒髪、髭はきれいに剃っており、口もとはいつも歪んでいる。現実の世界には、刑事事件を推理で解決する名探偵など存在しないが、阿比留はあえてそのようなフィクションの探偵と混同されるようなキャラとしてテレビに登場。インテリ層からは胡散臭がられるが、大衆からは探偵の代名詞として人気を博す。過去、警察に民事絡みの情報提供を行っただけにも関わらず、あたかも警察の事件を解決した功績のように喧伝する。幼少期は内省的な性格で、父からは暴力を振るわれ、離婚した母に連れられ小学6年のころ都会に出る。高校を卒業後、職を転々とした。親睦も深めず、人間関係の薄い環境で過ごす日々を送る。やがて誰も自分を覚えていない状況ゆえ、過去を偽れると気づく。名探偵などいやしない、実在しない職種だからこそ本物に否定されることもない、との信条を持つ。自己顕示欲を満たすと同時に、地位と高収入を得るため、悪徳同業者[注 6]と協力し、やらせの事件を起こしては、自分の推理で解決したように見せかける。
竹内勇樹(たけうち ゆうき)
須磨と同世代、麻布にある竹内調査事務所社長。髭をたくわえた口もとをいつも愉快そうに歪ませる。東京都調査業協会の中でも強い影響力を持つ。探偵業が非法に根差しているとの居直り度は須磨を上回る。スマ・リサーチ以外の各社での対探偵課設立を支持、自らの会社も先陣を切る。協会内各社の対探偵課の探偵[注 7]たちを仕切り、紗崎玲奈の動向を見張るさまは、ヤクザの親分さながらである。玲奈によれば、監視対象の出したゴミを奪いプライバシーを探る手がかりをするのが、竹内調査事務所の常套手段であるという。玲奈には並々ならぬ関心を示し、スマ・リサーチ社を辞めた玲奈が引退の意を示しても引き止め、半ば強引に自分の会社に採用した。悪徳に違いないが、頭の回転が速く理解力にも優れている。
澤柳菜々(さわやなぎ なな)
玲奈に「死神」と見られる女性探偵。27歳。岡尾ら変質者に情報を提供して咲良など複数の女性を犯罪被害に遭わせ、その後も野放図と手を組んでDV被害者の連れ戻しに加担するなど特に違法性の高い仕事を請け負っている。また、結婚詐欺の常習犯であり、彼女と結婚した男性が次々と謎の不審死を起こしている。実は「澤柳菜々」という名前と戸籍は性転換した別人から奪ったもので、野放図事件をきっかけにスマ・リサーチ社に潜入し、玲奈達を追い詰めていく。14歳で性暴力の被害に遭った上に両親に見捨てられ、その後は「姥妙」の指導のもと調査技術を学び、弱冠18歳で探偵としての頭角を現し始めた。
本名は市村凛(いちむら りん)。野放図事件ではDV被害者のひとりとして振る舞い、暴力男の沼園 賢治(ぬまぞの けんじ)を利用してわざと結婚してDV被害に遭い、シェルターに潜入していった。実の娘は同著者の『高校事変』シリーズに登場。
姥妙悠児(うだばえ ゆうじ)
探偵の中では伝説的でありながら悪名高き存在で、須磨に敵視されている。精神科医としての肩書を持つ。精神科医、弁護士、探偵の三者による行為療法「トリニティ構想」の論文を発表し、澤柳菜々を自称した「死神」など多数の精神障害を持つ患者に調査技術を伝授することにより患者の社会復帰をさせる計画の中心人物となるが、探偵業法の改正により計画は頓挫し、彼の指導を受けた者達はもぐりの悪徳探偵となってしまった。

警視庁

窪塚悠馬(くぼづか ゆうま)〈29〉
警視庁捜査一課強行係、主任の警部補。自他ともに認めるハンサムで、本人いわく若い頃からもてた方で、事実として結婚も早かった。妻の詩織とは死別。柚希という娘がいる。自身は官舎住まいだが、京成曳舟駅の近くに母仁美の住む実家があり娘はそこに預けている。愛車はマツダアクセラ。正義感に溢れるがゆえ警視庁では浮いた存在になりがちである。阿比留の知名度に流されがちな捜査一課の中で、ただ一人、本来の探偵の在り方を頑なに信じて譲らず、阿比留に対し疑問を持つ。行動力を備えているため暴走しがちで、その点では玲奈と気が合う。
坂東志郎(ばんどう しろう)
警視庁捜査一課係長、階級は警部。当初は捜査に加わっていなかったが、紗崎玲奈が危険人物と見なされるにつれ事件の重要度が上昇し、ベテランとして陣頭指揮を執ることになった。須磨と同世代で、過去にも因縁があることがうかがえる。スマ・リサーチの社長室で面会した際も「須磨さんに会うのは久しぶりだ」と言っている。須磨によれば8年ぶりの再会らしい。須磨は坂東に対し嫌悪を示している。坂東も須磨を悪徳探偵と見なし、証拠が挙がれば即逮捕してやるとの姿勢を隠そうとしない。規律や規範にうるさいのは表面上のみで、違法捜査をためらわず、スマ・リサーチ社のオフィス内には自らの手で盗撮用カメラを仕掛けようとした。同じ捜査一課の警部である船瀬よりも課長の信頼が厚いと思われるが、坂東は警察組織の上層部に軽蔑を抱いている。
船瀬卓(ふなせ たかし)
警視庁捜査一課係長で階級は警部。組織内で坂東と同等の立場にあるが、DVシェルター集団誘拐に絡む野放図事件を担当し、坂東より先に紗崎玲奈絡みの捜査に乗り出した。長谷部は直属の部下。取調室では玲奈に対し、船瀬自身がクリスチャンだと告白するが、冗談めかせた軽口もしくはハッタリの可能性も否定できない言い回しだった。警察における規律や慣例には従うが、結婚詐欺の疑いがありながら罰せられない男に対し内心怒りを燃やすなど、正義感も失っていない。ただし現場での追跡力は坂東より劣るところがあり、目黒区の厚生癒敬総合病院で玲奈に翻弄され、結果取り逃がしてしまう。以降、捜査における実質的なリーダーシップを坂東に譲っている。
藤戸俊久(ふじと としひさ)
警視庁捜査一課長。殺人や誘拐といった凶悪事件の捜査を担当する課のトップだが、歴代の課長の多くが管理官や理事官といった一課の幹部ポストを経験する中、藤戸は大手スーパーから転職、警視庁では人事のみを経験し捜査員の経験がないという、異色の経歴の持ち主である。第1巻の刊行から3か月後、実際に元ダイエーの釣宏志が捜査一課長に就任したことに先駆けている[21]。捜査費用の削減という現実的な要請を受けての採用でもあった。だが経営者的な判断は民間の調査会社にすぎない阿比留総合探偵社への依存を大きくし、結果として阿比留の企みに翻弄される要因となり得てしまった。保身にこだわり、誘拐犯が潜むとされた江戸川区廃油再生工場への家宅捜索には不安を覚え、マスコミの同行をシャットアウトする判断を示した。結果的にその判断が警視庁の威信が崩れ去るのを防いだことになった。
長谷部憲保(はせべ のりやす)
警視庁捜査一課強行係、警部補として主任を務める。船瀬の直属の部下である。取調室では玲奈に翻弄され、病院でも追跡に加わるが撒かれてしまう。玲奈に対しては、ヤクザのヒットマンも同然の危険人物と見なしているが、一方で野放図事件においてDV加害者のうち約半数が不起訴に終わったことに絡み、検事に対し憤りを覚えている。

犯罪者

岡尾芯也(おかお しんや)〈32〉
住所不定で無職。一昨年、強制わいせつと誘拐未遂の現行犯で逮捕、執行猶予つきの有罪判決を受けていた。無垢な少女ばかりをつけ狙い、凶器で脅して連れ去りを謀るらしい。長く立件できていないものの、女子小学生と中学生の失踪事件のいくつかが、岡尾の犯行と見なされていた。廃棄物処理場の焼却設備にある炉内で焼死したとみられる。
淀野瑛斗(よどの えいと)
40歳前後。池袋を拠点にする半グレ集団、「野放図」の創始者であり実質的なリーダー(野放図は組織的な統率を持たないためすべてを取り仕切っているわけではない)。弁護士資格を持つ。青森生まれ、東京の大学に進学後イベントサークル(実態は渋谷のチーマー)に入り、2年生でトップに就任。「野放図」を創設する。暴力団幹部をクラブに接待することで裏の人脈を作り勢力を拡大。振り込め詐欺のあらゆる手段を開発し実行に移し、莫大な収益を得る。そのうち、ネットの裏掲示板での要望に応える新種の便利屋稼業に手を染めた。特定の誰かを痛めつける、あるいは殺すといった需要が多くを占め、DVにより妻や恋人に逃げられた男の不満も大きなニーズであるとして、実働部隊としてメンバーをDVシェルターなど公的機関へ送りこみ、もぐりの探偵を雇って情報を得ている。野放図は同著者の『高校事変』シリーズでも言及される。

関係者

矢吹洋子(やぶき ようこ)
女医。愛知樹陽会医科大学付属病院に勤務。紗崎咲良と岡尾芯也が焼死した焼却炉内で採取されたDNAを鑑定。咲良については半身が焼け残っていたため疑いの余地はないが、岡尾の死体はほぼ完全に焼失しており鑑定が必要だった。日銀総裁の孫娘が誘拐された事件で警視庁から遺留品のDNA鑑定を依頼される。愛知県警の嘱託医である矢吹に、警視庁がわざわざ依頼したのには理由があった。

注釈

  1. ^ 第1巻の刊行から5か月半でドラマ化発表になった[1]
  2. ^ 5位は同著者の『万能鑑定士Qの事件簿』(前年の2014年の1位)[7]
  3. ^ 公式サイトからのリンクで映像全編鑑賞可能[4]
  4. ^ iPhoneiCloudAndroid携帯のロケーション機能等。
  5. ^ 補聴器や集音器を改造しマイク入力部分を別の物に付け替える。
  6. ^ 劇中に登場するのは岐部譲司霜田辰哉など。「別れさせ屋」として詐欺行為を働く藪沼信吾も阿比留と関わりがあると見られていた。
  7. ^ 部下である児玉庄治のほか黒川勇介鴨井秀一が登場。このうち鴨井は兄の鴨井亮一郎が豊洲で別の探偵事務所を経営し、著者の別作品『水鏡推理』主人公の水鏡瑞希を大学時代にバイトとして採用。

出典

  1. ^ 『探偵の探偵』講談社文庫2014年11月14日発売、スポーツニッポン他『探偵の探偵』ドラマ化第一報2015年4月30日
  2. ^ 「探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵」 松岡 圭祐 [角川文庫]”. KADOKAWA. KADOKAWA. 2023年3月5日閲覧。
  3. ^ a b c 『IN POCKET』2014年11月号.
  4. ^ a b 探偵の探偵”. 講談社文庫 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2023年3月5日閲覧。 “アクション・シーンも容赦なく、ずたぼろになりながらも闘うことを止めない玲奈を、応援せずにはいられない。”
  5. ^ 登録第5751825号 第9類および第16類
  6. ^ 『ダ・ヴィンチ』2016年1月号 p.27
  7. ^ a b booklista 年間ランキング 2015”. booklista. ブックリスタ. 2023年3月5日閲覧。
  8. ^ 2016 上半期ベストセラー”. Reader™ Store-ソニーのeBookストア. 2016年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月7日閲覧。
  9. ^ 各国のAmazon.comを参照。
  10. ^ "講談社 リブラリアンの書架". AXNミステリー. 2014. AXN. 2015年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  11. ^ 『IN POCKET』2015年3月号, p. 32上段, (ミステリ評論家 千街晶之の評論).
  12. ^ 『IN POCKET』2015年3月号, pp. 28上段・下段, 32上段, (香山二三郎の評論).
  13. ^ 『IN POCKET』2015年3月号, p. 35上段, (宇田川拓也の評論).
  14. ^ 『IN POCKET』2015年3月号, p. 36上段, (吉田伸子の評論).
  15. ^ 第1巻 p.221
  16. ^ 第2巻 p.171
  17. ^ 『IN POCKET』2015年3月号, p. 41上段, (円堂都司昭の評論).
  18. ^ 第1巻 p.144
  19. ^ 第2巻 p.54
  20. ^ 第1巻 巻末解説
  21. ^ 小野大輔 (2015年2月13日). “ダイエー入社、刑事未経験…警視庁捜査1課長は異色経歴”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2015年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月8日閲覧。
  22. ^ 第3巻 巻末次巻予告
  23. ^ 万能鑑定士Q公式サイト 最新情報”. 万能鑑定士Q公式サイト. 2017年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月6日閲覧。
  24. ^ “笑わない北川景子!2年半ぶり連ドラ主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2015年4月30日). オリジナルの2015年4月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150430063935/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150430-OHT1T50020.html 2017年8月5日閲覧。 
  25. ^ 木曜劇場『探偵の探偵』”. とれたてフジテレビ. フジテレビ (2015年4月30日). 2015年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月2日閲覧。
  26. ^ a b 遠藤憲一「民王」4冠喜ぶ「菅田将暉くんと獲れたことがうれしい」”. スポニチ (2015年10月16日). 2015年10月16日閲覧。
  27. ^ a b 第1回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」”. ORIGINAL CONFIDENCE. oricon ME. 2017年8月5日閲覧。
  28. ^ 高山侑子 MEDIA”. スターダストプロモーション. 2015年6月2日閲覧。
  29. ^ 超特急がマーティ・フリードマンとコラボ、「探偵の探偵」主題歌”. SANSPO.COM (2015年6月18日). 2015年6月29日閲覧。
  30. ^ 探偵の探偵 - FOD
  31. ^ 全放送回と平均の出典。北川景子が本格アクション「探偵の探偵」最終回視聴率は8.4%”. スポニチアネックス (2015年9月18日). 2015年12月3日閲覧。
  32. ^ 北川景子主演「探偵の探偵」も1ケタ台で幕! 壊滅的だった7月期のフジテレビ連続ドラマ”. リアルライブ (2015年9月18日). 2015年12月26日閲覧。





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