志賀高原
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歴史
- 1818年(文政元年) 沓野村坪根川辺に温泉が発見、湯屋が建造され「熱の湯」と名付けられた。
- 1841年(天保12年) 発哺に天狗の湯(後の発哺国際ホテル天狗の湯(2009年廃業)が開業した。
- 1881年(明治14年) 発哺に薬師の湯が開業した(2009年に廃業)。
- 1895年(明治28年) 渋峠道路が開通した。
- 1909年(明治42年) 熊の湯旅館(現熊の湯ホテル)が開業した。
- 1927年(昭和2年) 志賀高原の土地所有者の大半により財団法人下高井郡平穏村和合会(現:一般財団法人和合会)および財団法人下高井郡平穏村共栄会(現:一般財団法人共栄会)が設立された。
- 1929年(昭和4年) ノルウェーのヘルセット中尉一行が、志賀高原一帯を「東洋のサンモリッツ」と称賛した。丸池無料休憩所(翌年:丸池ヒュッテ、現:丸池ホテル)が開業した。
- 1930年(昭和5年) 長野電鉄、和合会、平穏村長により「志賀高原」と命名された。志賀高原スキー場の最初のスキー場として旭山スキーコースが旭山スキー場(現在廃止)として開設、開業した。また新たに蓮池の崖コース(現ジャイアントスキー場)が開設された。
- 1937年(昭和12年) 志賀高原スキー場が鉄道省によって「国際スキー場」に指定された。志賀高原ホテル(開業時:志賀高原温泉ホテル)が開業した(1999年に廃業)。湯田中~丸池間の夏期バス運行が開始した。
- 1947年(昭和22年) 志賀高原丸池スキー場に進駐軍専用のスキーリフト各1基が架設され、これが日本初のスキーリフト建設となった。
- 1949年(昭和24年) 厚生省は、志賀高原を中心とした地域一帯を上信越高原国立公園に指定した。
- 1952年(昭和27年) 湯田中~沓打まで冬季バス運行が開始した。横手山山頂ヒュッテが開業した。
- 1954年(昭和29年) 信州大学が長池に植物園(現:信州大学自然教育園)を開設した。
- 1959年(昭和34年) 志賀高原観光協会が設立された。この頃から、これまで「上林温泉郷」の一部とされていた「志賀高原」の重きが増し、独立したエリアとしての認知されてきた[16]。
- 1960年(昭和35年) 志賀高原ロープウェイおよび東館山空中ケーブル(後の東館山ゴンドラリフト)が相次いで開通した。
- 1965年(昭和40年) 志賀草津道路(県道中野長野原線)が開通した(1970年に国道に昇格)。
- 1969年(昭和44年) 奥志賀高原スキー場、奥志賀高原ホテルが開業した。
- 1970年(昭和45年) 志賀高原ビジターセンターが開館した。
- 1972年(昭和47年) 上信越自然遊歩道(横手山山頂~発哺間)が開設された。
- 1973年(昭和48年) 山ノ内町と米国 サンバレー市とがスキー姉妹都市となり、法坂スキー場はサンバレースキー場に、サンバレー市中央通りは「志賀高原通り」に、それぞれ名称変更された。
- 1980年(昭和55年) ユネスコは、志賀高原エコパーク(生物圏保存地域)の「核心地域」として志賀山、鉢山、大沼池、四十八池周辺の2,914haを指定した。
- 1983年(昭和58年) 焼額山スキー場、志賀高原プリンスホテル(東館)が開業した。1983~1984シーズンから志賀高原内の各スキー場を結ぶスキーシャトルバスの運行を開始した。
- 1986年(昭和61年) 奥志賀高原で小澤征爾が「森のオーケストラ」コンサートを開催した。志賀高原総合案内所が開所した。
- 1989年(平成元年) FISアルペンスキーワールドカップ志賀高原大会が開催された(17か国、約150選手が参加)。
- 1990年(平成2年) 「石の湯のゲンジボタル生息地」が長野県天然記念物の指定を受けた(2008年に国の天然記念物に指定された)。
- 1991年(平成3年) 奥志賀スーパー林道が全線開通した(1995年に長野県に移管)。
- 1998年(平成10年) 長野冬季オリンピック、長野パラリンピックが志賀高原スキー場などで開催された。
- 2001年(平成13年) 環境省は「日本の重要湿地500」として志賀高原周辺湿原群(四十八池湿原、田ノ原湿原、高天ヶ原・一ノ瀬湿原、焼額山湿原、北ドブ湿原、一沼など)を選定した。
- 2009年(平成21年) 志賀高原で最初の施設である天狗の湯(後の発哺国際ホテル天狗の湯)が廃業した。
- 2011年(平成23年) 志賀高原ロープウェイが廃止された。
- 2013年(平成25年) 横手山山頂にスターバックスコーヒーが開店(12月18日~翌年GWまで)。
- 2018年(平成30年) 志賀高原山の駅が開業した(旧:志賀高原ロープウェイ蓮池駅を改装)。
- 2019年(令和元年) 環境省の国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業に採択され、廃屋となった11宿泊施設のうち「天狗の湯」をはじめとする5施設の解体することを決定[17]した。
- ^ a b 環境省 上信越高原国立公園(志賀高原地域)区域及び公園計画図
- ^ 志賀高原旅館組合『志賀高原旅館組合誌』(1997年)
- ^ 環境省『上信越高原国立公園(志賀高原地域)公園計画書』(平成31年1月31日)25頁(43枚目)
- ^ a b “Shiga Highland Biosphere Reserve, Japan” (英語). UNESCO (2020年4月). 2023年1月27日閲覧。
- ^ 志賀高原漁業協同組合原種保存指定河川
- ^ a b 山ノ内町観光連盟
- ^ ネットウェーブ「長野県スキー発祥100年の歴史(1961年)」(2011年発行)
- ^ a b c 環境省「重要湿地 №235 志賀高原周辺湿原群」
- ^ 長野県指定等文化財15県天然記念物
- ^ 三石暉弥 (1990) ゲンジボタル,信濃毎日新聞社.
- ^ 志賀高原ハイキング(北信濃)
- ^ 2013年12月4日『信濃毎日新聞』紙面記事。
- ^ 奥志賀高原牧場
- ^ 奥志賀高原牧場「ようこそ奥志賀高原牧場へ」
- ^ 一般社団法人日本草地畜産種子協会「全国公共牧場マップ」
- ^ 「志賀高原旅館組合誌」(97頁)
- ^ 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業
- ^ 「長野・志賀高原、廃屋撤去で景観向上、レジャー施設誘致へ」『日本経済新聞』電子版(2019年11月30日配信)2020年1月9日閲覧
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