庄司悦大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 07:50 UTC 版)
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名前 | ||||||
カタカナ | ショウジ ヨシヒロ | |||||
ラテン文字 | SHOJI Yoshihiro | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1989年9月14日(34歳) | |||||
出身地 | 静岡県沼津市 | |||||
身長 | 175cm | |||||
体重 | 68kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | FC岐阜 | |||||
ポジション | MF | |||||
背番号 | 10 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2005-2007 | 静岡市立清水商業高等学校 | |||||
2008-2011 | 専修大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2012-2014 | FC町田ゼルビア | 83 | (0) | |||
2015-2016 | レノファ山口FC | 77 | (4) | |||
2017 | FC岐阜 | 41 | (5) | |||
2018 | ベガルタ仙台 | 0 | (0) | |||
2018 | →京都サンガF.C.(loan) | 20 | (1) | |||
2019-2021 | 京都サンガF.C. | 88 | (3) | |||
2022- | FC岐阜 | 68 | (1) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月2日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
プロ入り前
清水エスパルスジュニアユース出身。専修大学3年次にはレギュラーとして1部昇格に貢献し、4年次(2011年)はキャプテンとして同学年の町田也真人や2年下の長澤和輝と共に攻撃的サッカーの中核を担い、昇格初年度にして同校のリーグ戦初優勝を達成。個人としてもMVP・ベストイレブンを受賞[1]。また、インカレにおいても殊勲の活躍でリーグ戦に次ぐ二冠を手にし、最優秀選手に選出された[2]。インカレ直前には翌シーズンからJ2への入会が決まっていたFC町田ゼルビアに加入が発表された[3]。庄司の加入はゼルビアのJリーグ入会後の補強第一号となった。
町田ゼルビア
2012年シーズンはルーキーながら開幕スタメンを奪取。シーズン中盤までコンスタントに出場を重ねていたが、中々勝ち点を積み重ねることができないチーム状況にあって終盤はベンチを温める日々が続いた。クラブが日本フットボールリーグ (JFL) に降格した2013年シーズンの新体制発表会において、副主将就任と背番号10番への変更が発表された。クラブがJ3リーグに移行した2014年シーズン前半はアンカーのポジションとしてレギュラーを守っていたが、自分の弱点を補おうとアンカー以外のポジションやプレーにチャレンジした結果として調子を崩し[4]、シーズン終盤に町田の戦績が落ち込んで以降はベンチをも外れるようになり、シーズン終了を持って町田との契約満了が発表された[5]。
レノファ山口
2015年、J3リーグに参入したレノファ山口FCへ完全移籍[6]。複数のチームからオファーがあった中で、町田時代の同僚だった岸田和人が監督の上野展裕に働きかけたのが大きかった、という[7][注 1]。山口ではボランチ(アンカー)として、上野をして「チームの心臓」と言わしめるほど[9]の活躍を見せ、最終的には怪我で欠場した1試合を除く35試合に先発出場(うち34試合がフル出場)を果たし、チームのJ2昇格に貢献した。2016年シーズンは前年欠番となっていた背番号10番を背負い[10]、全42試合に出場した。
FC岐阜
2017年、パスサッカーを志向する監督・大木武のサッカーに惹かれ[11]、FC岐阜に移籍[12]。加入1年目ながら主将を務めた[13]。
ベガルタ仙台
2018年、ベガルタ仙台に完全移籍[14]。自身初のJ1リーグでのプレー機会を得たが、カップ戦3試合のみの出場でリーグ戦では出場機会が無かった。
京都サンガ
2018年7月、出場機会を求め京都サンガF.C.に期限付き移籍[15]。シーズン終了後、京都に完全移籍[16]。2021年12月、契約満了により京都を退団した[17]。
FC岐阜復帰
2021年12月27日、FC岐阜に完全移籍することが発表された[18]。2017年シーズン以来5年ぶりの復帰となる。
プレースタイル
仙台加入時のリリースで「自分の得意なプレーであるパス」と自ら語るように、ボランチとしてフィールド中盤からの多彩なパス出しに特徴を持つ。日本代表経験を持つMF橋本英郎も「強弱の付け方、長短織り交ぜた多彩さなど、パス能力に秀でた選手」「視野の広さがあり、パスを出す選択肢が多い」と評している[19]。J2における年間通算パス数は2016年(山口)に4127本、2017年(岐阜)に4101本と、いずれも2位に大差をつけてのトップとなっている[20]。
注記
出典
- ^ “関東大学リーグ閉幕!!MVPは優勝飾った専修大のMF庄司が輝く”. ゲキサカ (講談社). (2011年12月4日) 2016年8月14日閲覧。
- ^ “[大学選手権]専修大を日本一に導いた"闘将"、庄司が個人タイトル2冠!!”. ゲキサカ (講談社). (2012年1月6日) 2016年8月14日閲覧。
- ^ “来季J2の町田、専修大MFで関東大学L・MVP庄司の入団内定を発表”. ゲキサカ (講談社). (2011年12月26日) 2016年8月14日閲覧。
- ^ Jリーグサッカーキング 2015, p. 33.
- ^ 『庄司悦大選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)FC町田ゼルビア、2014年11月30日 。2015年7月23日閲覧。
- ^ “庄司悦大選手 加入のお知らせ”. レノファ山口FC (2015年1月24日). 2015年1月24日閲覧。
- ^ Jリーグサッカーキング 2015, p. 34.
- ^ Jリーグサッカーキング 2015, p. 6.
- ^ “【無料公開】J3第13節・町田vs山口/町田・相馬直樹監督、鈴木崇文選手、山口・上野展裕監督、庄司悦大選手コメント”. 町田日和. メディア・ヴァーグ (2015年5月25日). 2015年12月12日閲覧。
- ^ “2016背番号決定のお知らせ”. レノファ山口FC (2015年12月18日). 2015年12月27日閲覧。
- ^ “パス巧み、主将にMF庄司選手 FC岐阜”. 中日新聞社. (2017年2月8日) 2017年2月15日閲覧。
- ^ a b “J2岐阜 MF庄司を完全移籍で獲得 今季J2山口で42試合出場”. スポーツニッポン. (2016年12月7日) 2017年1月12日閲覧。
- ^ “2017シーズンFC岐阜キャプテン・副キャプテン決定のお知らせ”. FC岐阜. (2017年2月7日) 2017年2月15日閲覧。
- ^ “岐阜の主将MF庄司悦大が「更なるチャレンジのため」仙台に移籍”. ゲキサカ. (2017年1月6日) 2017年1月7日閲覧。
- ^ “庄司悦大選手 ベガルタ仙台より期限付き移籍加入のお知らせ”. 京都サンガF.C.. (2018年7月14日) 2018年7月14日閲覧。
- ^ “庄司悦大選手 ベガルタ仙台より完全移籍加入のお知らせ”. 京都サンガF.C.. (2018年12月19日) 2018年12月19日閲覧。
- ^ 『庄司悦大選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)京都サンガF.C.、2021年12月3日 。2021年12月5日閲覧。
- ^ 『庄司悦大選手、京都サンガF.C.(J1)より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)FC岐阜、2021年12月27日 。2021年12月27日閲覧。
- ^ “【現役の眼】元日本代表MF、橋本英郎がおススメする「今季Jリーグの必見ボランチ10選」(前編)”. サッカーダイジェストweb (2017年8月7日). 2018年1月7日閲覧。
- ^ “2季連続J2でパス本数断トツ1位! プロ7年目で初のJ1に挑む28歳にブレイクの予感”. サッカーダイジェストweb (2018年1月6日). 2018年1月7日閲覧。
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