安全地帯XI ☆Starts☆「またね…。」
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録音
本作のレコーディングは伊豆にあるキティ伊豆スタジオを中心に行われ、安全地帯のスタッフとしてキティレコードにてキャリアを積んだ末崎正展の発案により、「官能的なラヴ・ソング」というコンセプトで制作された[17]。
これまでの安全地帯は作詞は松井五郎、編曲は星勝など外部の協力者と共にアルバム制作を行っていたが、本作においては作詞、作曲は全て玉置が行い、編曲は安全地帯メンバーのみで行う事を決定して制作に踏み切る事となった[18]。安全地帯のアルバムにおいて玉置が作詞を行うのはこれが初となった[19]。かつてソロアルバム『GRAND LOVE』(1998年)にて初めて全曲作詞を行った玉置は、ソロ作品では等身大の自分を表現する事が許される環境であったが、バンドでは事情が異なるために困難に直面する事となっていた[20]。「蒼いバラ」の作詞を終えた玉置は「オレンジ」の作詞に悪戦苦闘する事となった[17]。しかし、玉置は「<オレンジ>さえ書ければ、後は一気にいけるはずなんだよ」と述べた後、「オレンジ」の歌詞を書き終えた玉置はかなりの短期間で他の曲の歌詞を完成させたという[21]。
ボーカルおよびコーラスとして、前年にデビューしたばかりの女性歌手であるHanahが参加しており、収録曲の「摩天楼」に女性ボーカルを入れたいと考えていた玉置がディレクターと共に様々な女性歌手の曲を聴き、PVを何度か視聴した際に「すごく気になっていた」というHanahの曲に遭遇し、玉置から直接オファーを出す形で参加する事となった[22]。
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