天元突破グレンラガンの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 17:13 UTC 版)
反螺旋族
- アンチスパイラル(Anti-Spiral)
- 声 - 上川隆也
- 本作最大の敵。詳細は「天元突破グレンラガン#種族」を参照
他メディアに登場するキャラ
小説版に登場するキャラクター
- リューシュ
- 小説版1巻に登場したチミルフ配下の女獣人。口調はアディーネに近い。ヴィラルを一方的にライバル視しており、ヴィラルのエンキを破ったグレンラガンに戦いを挑んでくる。ギルガという重装甲ガンメン(重量がグレンラガンの三倍以上あり、そのボディを自在に動かせるだけのパワーをも兼ね備えている)に搭乗し、ガンメンの全長ほどもある大剣を振るって空腹に苦しむシモンたちを追い詰めるが、ブータの尻尾で力を取り戻したグレンラガンのドリルの一撃に破れる。
- ドウマ・ラーチア
- 小説版3巻に登場した新政府の特務兵。かつてシモンがグアームのゲンバーを撃破した光景を目撃して、大グレン団に憧れて特務兵になった戦後派。シモンが裁判に送られる前、彼の見張りをするも「シモン総司令が逃げ出そうとしたら撃て」という命令に戸惑う。その後、ムガンがカミナシティを襲撃した際は一般市民のアークグレンへの避難を誘導するが、その際、アイラックのアインザーに救われる。なお、ロシウは一端の兵士の名前を暗記しており、ドウマの名前も覚えていた。
ニンテンドーDS版に登場するキャラクター
- ティトリー
- 声 - 門脇舞以
- DS版に登場した猫獣人の少女。ゲームオリジナルガンメン「メカヘッズ」を駆る。元々ラガンを狙い、人間と偽ってリットナー村にスパイにやってきた。お調子者な性格だが憎めない少女。DS版の付属DVDの5.5話にも登場。汚れたグレンをピッカピカにしてやるとカミナを騙して、ジギタリスがグレンを盗めるように仕向けた。当初はヨーコには疑われていたが、カミナは正体に薄々気づきながらも「獣人にしては自分で考える事が出来る奴」として彼女を本能的に信頼していた。大グレン団と接するうちに、人間と獣人が争いあう理由が分からなくなる。ゲーム展開次第では大グレン団に正体を明かした後、見送られて去っていくか、あるいは大グレン団と行動を共にして手を貸す場合もある。
- ジギタリス
- 声 - 宮下栄治
- DS版に登場した戦闘隊長の獣人。ティトリーの上司だが彼女からはオッサンと呼ばれる。単純ながら豪気な性格。兎の外見をしたゲームオリジナルガンメン「ザウレッグ」を操る。5.5話ではティトリーの作戦によりグレンを強奪するも、カミナにザウレッグを盗まれ、シモンのラガンと合体した「ウサピョンラガン」によってグレンを取り返されてしまう。カミナに駆けっこ勝負を挑んで敗北した事で、自ら捕まる事を望むも、グレン団がダイガンザンに遭遇する直前、ティトリーの導きによって脱出する。カミナとシモンに戦闘を仕掛ける一方で、カミナの事を一人の戦士として認めており、ティトリーがグレン団に惹かれている理由も認めていた。ダイガンザン攻略後、カミナの死を引きずるシモンが乗るグレンラガンに挑むが敗北。そこに現れたケーブに特攻命令を出されるが反旗を翻す。ティトリーのメカヘッズを分離させた後、単機でケーブのエンキァルに特攻を仕掛けて散る。人間と獣人が分かりあえる可能性を示した男。
- ケーブ・ニルガ
- 声 - 諏訪部順一
- DS版に登場した獣人軍の指揮官。エンキを黒と赤にカラーチェンジした「エンキァル」を駆る。人間でありつつも四天王に次ぐ実権を持つ螺旋王第一皇子にしてニアの兄とされてきたが、実際は螺旋王の気まぐれでそういう記憶を与えられた獣人、創られたニアの兄でしかなかった。残虐な性格で戦艦ガンメン「ダイガンクウ」でダイグレンを追いかけるが、グレンラガンによって彼の部隊は壊滅状態にされる。テッペリンへ逃げ戻った際、螺旋王に自分がただの獣人でしかないと知らされて発狂。エンキァルでグレンラガンに一騎討ちを挑むが返り討ちに遭い戦死した。
グレパラに登場するキャラクター
雨宮哲の作品に登場するキャラクター
雨宮哲の「合体なんてクソくらえ!!(合体挿入曲第一番 ハ短調アレグロ K2564)」の登場キャラクター。
- サケビ
- 赤毛の少年。ラガンに乗ってヒビキの白いグレンと合体してグレンラガンMk-IIとなる。パイロットとしてだけではなく、生身での喧嘩も強い。
- ヒビキ
- 白いグレンに乗る眼鏡の人物。サケビの仲間。
- サケビの仲間達
- グレンラガンMk-IIと合体する戦闘機(グレンウィング)に乗った金髪の少女。白いキングキタンや白いダヤッカイザーに乗った少年達などもグレンラガンMk-IIを援護した。
- 仮面の人物
- ダイガンタイプの戦艦に乗った謎の人物。グレンラガンMk-IIに撃破される直前、少女の顔を曝した。
- 少年
- 物語の冒頭と締めに登場する普通の少年。
ドラマCD「男シリーズ」に登場するキャラクター
地上動物
ロージェノムが遺伝子操作を行いデザインしたとも、宇宙から飛来した生物の末裔であるとも言われている動物たち。デザインは劇団イヌカレーが担当した。 そのほとんどが湿地帯に暮らしている。
- ヌメリブドウカバ
- 鼻の穴が大きく、足元が埋まるほどの涎を垂らす呆けた顔のカバ。下手に近づくと噛みつかれて飲み込まれてしまう。
- 背中にはマスカットを思わせる巨大な果実が実っていて、食用になる。普段は大人しいが、怒ると果実の中身が強酸性の液体に変わり、飛ばして攻撃してくる。松茸を刺すことで鎮静化させることが可能。
- 印象的なシーンで映ることが多く、地上動物の代表的な存在。
- トビタヌキ
- 一頭身のタヌキの手を翼にしたような生物。尻尾のように長い金玉袋を掴み羽ばたくことで飛行する。肉食で、100匹単位で死体やチビウシクビを狙うハゲタカ的な存在。
- カミナとヴィラルの因縁を結びつけた、印象的な地上動物の一匹。
- 矢で胸を射られても生きている生命力を持ち、尻尾を握られると暴れだす。
- シロスナワニウサギ
- ウサギワニとも表記されている、ワニのシルエットにウサギの特徴を合わせたような生物。その昔、亀を踏んで海を渡った兎か呪われた姿だと言われている。非常に狂暴。
- トップクラスの大きさを誇る生物らしく、直立すれば背の高い茂みから上半身が見えるほどの巨体を持つ。
- 狩りの際はウサギのような跳躍移動を行ってオイコミサギを追い詰めることが設定画からわかっている。
- ナキバシリ
- 豊かな毛のシーズーを思わせる地上動物で、キタンら『黒の兄妹』が初登場時乗り回していた。目は毛に隠れて見えないが、常に涙粒をこぼしている。これは泣いている訳ではなく、潤滑油を流して走りやすくしている。
- 先に赤いボールのような「ケンギダマ」が着いた尻尾を手綱代わりに掴み、レバーのように操ることができる。後ろ向きに走るのが特徴で、故に騎乗者は尻尾側を正面にして乗ることになる。
- オイコミサギ
- ガストルニスを思わせる細身のカラスのような生物で、時速60キロの自動車並の速度で走る。目や耳が退化している代わりに蛇を思わせる舌で「オレオレ」と鳴いてその反響を利用して追いかける。これがサギの由来。
- 頭部にはトイプードルの耳のように垂れ下がった翼があり、これでサカナダカナンダカを囲い追いかける。
- サカナダカナンダカ
- ビッグドンブリを思わせるカラーリングが特徴の人面魚。別種に「ヤセホソリサカナダカナンダカ」がいる。解雇された親父の怨念が宿り常に苦悶の表情を浮かべるとされていて、尾ヒレは人の手のようになっている。水面を跳ねて移動する。
- チビウシノクビ
- 水飲み鳥のように、一頭身の牛の前面と足を一本の骨にくっ付けたようなモルモット大の地上生物。脚と首の断面からは肉が見えている。
- 頭の皮を剥いて生で食べる、焼いて食べるのがよいとされる。その逃げ足はトップクラス。
- ^ それぞれが生まれた市町村名が苗字となっている。結婚・肉親以外の同郷者同士でも重複している。
- ^ 最終話では緑色から第二層の「虹色」へと変貌、ロージェノムを取り込み、メーターを割り、コクピットに虹色の光が溢れかえった。
- ^ 父:タキシム、名の由来は「下向き」。母:シータ、名の由来は「下(した)」。
- ^ 『劇場版 天元突破グレンラガン 仕事魂』(角川書店)によれば、「シモンから見ると、カミナを奪われて、2人の濃密な関係に入れない」「シモンがカミナしか見ていないことが分かると完全なBL物になってしまう」ため「表面的には三角関係っぽく見えて欲しかった」とのことらしい
- ^ 母:ウェニー、物語開始時にはすでに死亡、名の由来は「上に」。
- ^ グレンに乗っているカミナの信号が消えたのと、合体する際に点滅するはずの信号が点滅していないことから、実際にはチミフルとヴィラルから猛攻を受けた際に一度死亡し、その後は螺旋力で生き返ったことが示唆されている。
- ^ 厳密にはダヤッカイザーと同じホーダイン型ガンメン。なお、第2次Zではダヤッカイザーの改修機。
- ^ 科学的には10.5次元(10次元と11次元の狭間)という本来なら認識不可能な虚数空間に、シモンが観測済みの実体がある物質が入り込んだために、それをマーカーとして場所が特定できた。
- ^ 螺巌篇では最終的に指輪はコアドリルの代わりにシモンが首から下げている。
- ^ DVD第8巻、第9巻のオーディオコメンタリーより。
- ^ ムック 『天元突破グレンラガン[最終発掘完了編]』 伊藤静インタビューより
- ^ http://bellpro.jp/kawakami.html
- ^ 洋泉社「オトナアニメVol.5」での中島かずきのインタビューにより否定されている。
- ^ 吉成によれば「きっと螺旋族の中でも危険な連中がいて、そいつらが力を暴走させることを恐れてそれを抑え込むっていうことをやったんじゃないかな、みたいな想像は勝手に膨らんでいく」と語っている(グレパラ解体新書より)。
- ^ 吉成によれば、幼少時の彼は意図的にニアに似せており、彼の周囲にいる動物がグアームら四天王である事も明かしている(グレパラ解体新書より)。
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