坂道発進補助装置
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鉄道車両の坂道発進補助装置
鉄道車両では、ワンハンドル車で運転台に「勾配起動」スイッチが設置されている車両が多い。鉄道車両、特に電気車においては回路保護などの観点からブレーキを緊締したままの力行ができなくなっている事が多い。さらにワンハンドル車では制動・力行のポジションが一直線上に並んでいる構造から、ブレーキを緊締しながらの起動ができない。そこで勾配起動スイッチを押すことで空気ブレーキを緊締し、マスコンハンドルを奥のブレーキ段から手前の力行(加速)段に入れてブレーキを緊締したまま力行回路を構成した状態を作り出し、勾配起動スイッチを解除する事でブレーキを緩解し加速する。
関連項目
外部リンク
- ^ “ホンダ、エンジン開発に元F1チームも関わった新型軽ワゴン「N BOX」”. Car watch. (2011年11月30日)
- 1 坂道発進補助装置とは
- 2 坂道発進補助装置の概要
- 3 鉄道車両の坂道発進補助装置
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