下勢頭集落の拝所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 09:24 UTC 版)
徳川
徳川(トゥクガー)は、下勢頭集落から南方へ2キロメートルほどにある川である。1875年(明治8年)生まれの女性への聞き取りでは、若い頃に桶を頭の上に乗せて徳川まで水汲みに行ったとの証言がある。その後、徐々に家庭用井戸が増え始め、飲用に徳川を使用することはなくなったものの、牛馬の水浴びや洗濯等での使用は大東亜戦争直前まで行われていたという。徳川は、下勢頭の先人たちから長く集落の人々に使われ続けたため、命の水とされ、古くから拝所の一つとなっている[4]。
現在、徳川周辺から伊礼原B遺跡が発見され、遺跡公園が整備されるため、それに伴って川沿いに桜並木を植える計画がされている[5]。
脚注
外部リンク
- 下勢頭集落の合祀所 - 北谷町
- 徳川周辺の公園整備について - 北谷町(PDF)
- 下勢頭集落の拝所のページへのリンク