ロックマンゼクス アドベント システムの変化

ロックマンゼクス アドベント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 21:23 UTC 版)

システムの変化

前作「ZX」から一部のシステムが改良・変更されている。

  • 主人公の能力差が攻撃パターンの違いなど、前作よりハッキリした物になっている(前作は身体能力の微妙な差だけであり、気づきにくいレベルの違いだった)。よって、難易度に若干の差が出るようになり、どちらを選ぶか迷わせるものになった。
  • ミッションの遂行方式が変更。トランスサーバーでミッションを開始するのではなく、指定ポイントに赴けば自動的に開始される(終了時にトランスサーバーで報告するのは同じ)。
  • クエスト遂行も同様に変更。クエストの依頼主から依頼を受けた時点でクエスト開始。報告はトランスサーバーではなく、依頼主に直接行う形式となる。
    • ちなみに、前作と違って「完全に遂行可能」にならなくてもクエストは発生する(例えば、ヘリオスの能力が必要なクエストが、ヘリオスと戦う前に出現することもある)。
  • フォルスロイドの登場パターンが変化。前作のような前半4ステージ後半4ステージ方式ではなく、ある程度戦う順番が決まっている。また、フォルスロイド8体だけではなく、四天王モデルを所持する4人のロックマンもステージ構成に追加されているため、事実上基本ステージが12ステージあるような形となる。
  • 『ロックマンゼロ』同様、「ステージ最初でボス戦」というパターンがある。
  • トランスサーバーでの転送方法が変化。一方通行で到着地専用ではあるがサーバーが随所に作られており、エリア間の移動が容易に(逆にトランスサーバーは送信専用で到着は出来ない)。
  • 地図が「ラフマップ」という形になり、常にタッチスクリーンに表示される(タッチスクリーンを使用するトランスオン状態を除く)。行ったことのないエリアも大まかなマップがあり、タッチスクリーンをドラッグすることで表示範囲の変更も可能。またミッションの目的地が強調表示されているので前作よりはエリア探索が楽になっている。
  • タッチスクリーンが広い場面で使用できるようになっている。
  • トランスオンにより、キャラクターごとに操作が大幅に異なるためサブ画面に操作説明が追加。
  • ライブメタルのエネルギーが微量ではあるが、時間と共に回復する仕様に変更。ただし、すべての機能が「モデルAのトランスオンにより実現」という形式であるため、ライブメタルエネルギーはどの形態でも共有されている。
  • 3段階難易度の表記が、「ビギナー(旧イージー)」、「エキスパート(旧ノーマル)」、「マニア(旧ハード)」と変わった。
  • これまではセイバーなどの切断系の攻撃にのみ専用の撃破グラフィックが存在していたが、加えてチャージバスターで敵を倒した際も敵が打ち抜かれた形の撃破グラフィックが表示されるようになった。

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2008』エンターブレイン、2008年、387頁。ISBN 978-4-7577-4272-7 






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