ピンキー&ブレイン ピンキー&ブレインの概要

ピンキー&ブレイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 19:07 UTC 版)

概要

元々『アニマニアックス』内で放送されていたアニメを単独番組として制作した言わば独立作品に当たるテレビアニメ。1995年から放送が始まり、アニマニアックスと同様に視聴者からの人気を経て1998年まで放送された。

最終シーズン放送と同年には続編として『Pinky, Elmyra & the Brain』がアメリカにて放送[1]。こちらは作品舞台の変更や『タイニー・トゥーンズ』の登場キャラクターであるエルマイラ・ダフを新たに主役級に据えるなどの新規要素が加えられたが、翌年までに全13話の放送を以て打ち切りとなった。

2020年放送の『アニマニアックス(2020年版)』では再び内部エピソードでの新作放送が行われた。

日本での放送

日本では2000年7月からカートゥーン ネットワークにて初放送[2]。シーズン1からシーズン3までの話数が放送され、以降もリピート放送が行われた。ただしシーズン3終盤・4の話数は日本国内での展開はされず未放送の状態となっている。

2008年以降は他局であるトゥーン・ディズニーディズニーXDでの放送も実施されている[3]

ストーリー

アメリカの大都市のとある場所にアクメラボという施設があり、そこでは実験用に飼われた2匹の白いネズミである「ブレイン」と「ピンキー」が今日も行動を起こそうとしている様子。天才ネズミの「ブレイン」は世界征服の野望を掲げ、ブレインの相棒であるおバカネズミの「ピンキー」と共に様々な計画を実行へと移していく。

キャラクター

ブレイン
声 - モーリス・ラマーシュ(原語版)、緒方賢一(日本語版)
本作の主人公。遺伝子操作により天才的頭脳を持ったネズミでいつも世界征服を企んでいる。性格は至って真面目で頑固で堅物で短気で詰めが甘く、あと一歩のところで失敗に終わり、回によっては成功しても何らかで終わってしまう。毎度ピンキーとくだらない漫才をしているが見捨てることなく、彼を大事に思っている。口癖は「ピンキー、お前も私と同じ考えか?」「明日の晩に備えて私は籠に戻って寝るよ」「夜が明けたら明日は今日だ。世界征服を目指すのだ」
ピンキー
声 - ロブ・ポールセン(原語版)、梅津秀行(日本語版)
本作のもう一人の主人公。遺伝子操作で人の言葉を話せる程度になったネズミでブレインのドジで天然な相棒。「ナーフ」や「ポイット」という独特な口癖を持つ。ブレインに比べ、世界征服に興味はない為、積極的ではないが親友想いでブレインの一番の理解者でもある。一度だけブレインに匹敵する天才になったことがある。ブレインの口癖に対して「同じだと思うよ」「明日?明日何かあったっけ?」と答えることが多い。原語版担当声優のロブは、アニマニアックスのヤッコ役も務めている。
スノーボール
声 - ロディ・マクドウォール(原語版)、楠見尚己(日本語版)
ブレインと同様に世界征服を企むハムスター。ブレインとは幼馴染の関係だったが、現在は宿敵同士の関係にある。
ラリー
声 - ビリー・ウェスト(原語版)、不明(日本語版)
『ピンキー&ブレイン…&ラリー』の回に登場。

主題歌

「ピンキー&ブレイン」
歌 - ロブ・ポールセン(原語版)、池田和良(日本語版)[4]

  1. ^ Erickson, Hal (2005). Television Cartoon Shows: An Illustrated Encyclopedia, 1949 Through 2003 (2nd ed.). McFarland & Co. pp. 617–619. ISBN 978-1476665993 
  2. ^ カートゥーン ネットワーク 『ピンキー&ブレイン』スタート記念、パソコン他豪華賞品が当たるプレゼントクイズ
  3. ^ トゥーン・ディズニー 10月 「ピンキー & ブレイン」”. tvgroove. 2023年9月6日閲覧。
  4. ^ プロフィール”. www.as-planning.com. エーエス企画. 2003年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月6日閲覧。


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