パチスロ用語の一覧 その他のパチスロ用語(か行)

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パチスロ用語の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 10:27 UTC 版)

その他のパチスロ用語(か行)

解析
筐体内部のメイン基板・サブ基板のプログラムをコンピューターで解析し、設計上の当選確率・演出パターン・選択率・リール制御などをトレースすること。攻略雑誌等で掲載される場合がほとんどで、誌上で発表する段階は予め販社により決められている。傍目には只の数字の羅列にしか見えないため、解析者もパチスロの知識が必要不可欠となる。解析結果とメーカー発表のデータには若干の誤差があり、解析結果が機種のもつ本来のスペックと判断される。また、解析が元でイースター・エッグの様な隠し要素が発覚することもある。解析行為に対しメーカーが言及することはほとんどない。また、解析上の出玉率は、取りこぼし等がない完全攻略時における条件下によるものである。
獲得枚数変動機能
ツイン(スーパー)ビッグとも。同一機種でありながら、平均獲得枚数が異なる数種類のBIGを用意してある機能。「数種類」というのはあくまでも擬似的な表現である。揃えた図柄や揃え方によりBIGの種類が判別できるタイプが多い。複数のBIG種はボーナス入賞図柄によりメイン基板で決定される機種と、入賞図柄も含めたその他の要素によりサブ基板で決定する機種がある。前者は小役ゲーム中の小役成立確率を変化させることで平均獲得枚数を変化させ、後者は小役成立確率は同じだが、成立フラグをサブ基板で告知することにより小役獲得率を上げ、結果平均獲得枚数を変化させる。いわば小役ゲーム中限定のAT。このサブ基板による獲得枚数変動機能を最初に搭載したのは『ハイパーラッシュ』(山佐)。『キャッツアイ』(サミー)では通常時のAT(ARTを搭載した。利点として、獲得枚数を変動させることにより、全体の平均獲得枚数が低下し、その分ボーナス確率を上昇させ、ハマリにくくするという点。5号機でも「スーパーBIG」といった様な名称を持つ機種が存在するが、それぞれが獲得枚数の異なるフラグの扱いになっている、もしくは最大枚数の払い出しが得られるためのナビゲーションを搭載している、といった意味合いが強い。例えば『デビルメイクライ3』では、BIG中に成立したJACゲームによって獲得枚数が変化する。
ガセイベ
ガセイベントの略(対義語は強イベ)。上記イベントにおいては本来平均設定を上昇させるが、広告を行っているにも拘わらず逆にそれを行っていない、ないしは設定を下げる行為を行う事。同義語にガセ札。
カチ盛り
パチスロのメダルをドル箱に入れる際の入れ方。木の葉積み俵積みなどの種類がある。カチ盛りというのは「メダルが敷き詰められてカチカチに」、「箱に盛るほどの出玉=勝者の盛り方」から。木の葉積みは箱の中にメダルを縦にして隙間なく入れることで箱の縁を越えて入れることができ、より多くのメダルを入れられる。俵積みはメダルを縦に並べて入れ、それを何層にも重ねる方法。パチンコの玉では不可能な行為なのでパチスロ独特の行為である。BIGのJACゲーム消化中はリールを見なくても良いのでその間に行う人が多い。もちろんある意味他の客への示威行為でもあるのでBIGを手早く消化しながら、あるいはBIG確定後、揃える前に行うのがマナーで、BIGの音楽を流しながら手を止めて積むのはマナー違反とされる。また、あまりたくさん積んだ場合は終了時に店員が運びづらい。作業のために時間も要することから、遊技時間的には効率的な行為とは言えない。パチスロのプレイヤーにおける好み・自己満足的な行動。
ガックン
設定変更を行ったパチスロ機のリールを最初に作動させた時、リールが一瞬振動したのち回転すること。ガクリブルッたブルルンなどとも呼ぶ。これが発生した場合、設定を変更したことが濃厚となる(同じ設定の打ち替えでも発生するので、確定ではない)。ガックンの有無はメーカーによって異なるが、サミー系列の機種のものが有名である。パチンコ店側が設定変更後に故意にリールを回転させる(1ゲーム消化、もしくは手で回す)対策行為も行われる。
稼働率
店内もしくは機種ごとの稼働状況を指す。仮に10台あって10台とも遊技中なら稼働率は100%。優良なホールは必然的に稼働率が高いのが特徴。また、高い稼働率というのは長時間のスパンでも変化しにくいという点も重要。
空回し
スタート後、ボタンを押さずリールを回しっぱなしにしておくこと。4号機では40秒経つと自動的に止まる。法則性があるので、前回の出目から意図的にボーナス図柄を揃えさせたり、リプレイはずしを行うこともできる。また、目押しができないプレイヤー向けに、告知が出た後空回しをすると、自動で図柄が揃う機種も存在した。尚、5号機は規定の関係上「打ち手の操作なしで自動停止した際に役が揃うことを禁止」しているため、空回しした場合は成立した役を自動で取りこぼすように制御されるか、勝手に止まることなく延々と回り続ける。周りへの迷惑とならないために、一定時間が経過すると自動的にBGMの音量が下がる機種もある。
5号機に置いては40秒経過後のリール停止はメーカーの自由とされており、メーカーや店舗側に特に不利益も無かったため、5号機の導入当初もほぼ全ての機種が40秒経過で自動停止する仕様となっていた。しかし後述のリプパン外しが登場し、パンク役の成立時のみに空回しを実施すると自動停止でパンク役が回避される(全ての役が揃うことが禁止されているため)ことから永久にパンクが成立しないという事態が発生。リプパン外しや小役によるモード参照が行われる機種では40秒経過後も画面に注意文が表示されたり音声で通知されるだけで自動停止しない機種が主流となった。
2015年の風営法規制強化に伴い、店員が営業中にストップボタンに触れる事が厳重に禁止され、空回ししたまま放置された台に対して店員がリールを停止、台を開放することが事実上困難となり、負けた腹いせによる空回し退店を行うユーザーの存在が問題となった。(風営法に触れず対処する場合、厳密に対処するとしたら電源を落としてその日の営業終了を迎えるしかない)時代が下り、リプパン外しの概念事態が既に過去のものとなっている背景もあり、2015年以降に販売された台は40秒経過後に自動停止が行われる台が再度増えている状況となる。
また、極めて一部ではあるが空回専用の告知が搭載されている場合もある。(ハッピージャグラーV2など)
換金率
パチスロもパチンコと同様、出たメダルは特殊景品と交換し、買い取り所(交換所)で買い取ってもらうことがほとんどであるが、その特殊景品との交換率をいい、パチスロの場合は主に100円分の景品と交換するのに必要な枚数で表す。メダルの貸出レートは法律で5枚100円となり、等価(交換)と言えば5枚交換のこと。逆にパチンコのように枚数を基本にして考えた場合、8枚交換と言えば1枚が12.5円の価値を持つことになる(パチンコでの換金率に換算すると 12.5÷5 = 2.5円交換)。ほとんどの店は等価~8枚の範囲(低玉貸しの場合は、さらに下げられることが多い)で交換しており、5枚よりも高い買い取りは営業上ありえない。かつては店ごとに様々な換金率や営業形態があったが、近年では等価交換・無制限営業の店が多くなっている。一方で、大阪府では「射幸心を煽る」として、等価交換営業を禁止する指導を出している。
完全確率
パチスロに採用されている抽選方式。簡単に言えば「引かれたくじは毎回箱に戻し、抽選を行う」こと。分母が常に一定なので、期待値は変化せず、延々と同一の確率で抽選される(確率論的独立性も参照)。「ハマリの後は爆発」、「爆発したらハマリ」という印象は、あくまでも抽選上の偏りによるもので、出来事との因果関係は皆無である。通常、16384~65536の分母から小役・ボーナス役・ハズレ等を振り分けているのがほとんどで、「何分の一」という表現は単純に当選確率を約分した数値である。尚、実態は人工乱数なので役の出現が二項分布になることは少なく、特定のゲームゾーンに当たりが集中している機種もある。
機械割
遊技における出メダルの払出率(ペイアウト)を指す。出玉率。遊技時間内に投入した累計枚数に対し、投入枚数を100%として「払出枚数/投入枚数×100」で求められる数値。なお、下記の計算ではいずれも交換率は等価とする。
仮に10,000枚の投入に対し10,000枚の払い出しが得られた場合、機械割は100%となり、勝ち負けはなし。パチスロではこれが100%以上になりそうな台を狙うのが基本である。例として、110%の台に8,000回転分(24,000枚)つぎ込んだとすれば26,400枚が放出される概算となり、1枚20円として計算すれば、24,000枚=480,000円の投資に対して528,000円を得るので48,000円分が返ってくるので、ここから実際の投資を差し引いた金額が勝ち分として見込める。逆に95%の台に8000G=24,000枚投資したとすれば22,800枚放出・1200枚の減数という概算となり、480,000円の投資に対して払戻しは45,6000円となり、24,000円の負けとなる可能性がある。
上記の通り、回転数によっての期待値であり、投資から逆算できるものではないことに留意する必要がある。例えば、機械割95%の台に3万円投資することを考えた場合、3万円分のメダル1,500枚だけの投入すなわち500回転に限定すれば見込めるリターンは30,000×0.95=28,500円で1,500円の負けとなるが、リプレイやベル、ボーナス等の存在により500回転の時点では1,500枚×0.95=1,425枚のメダルが手元に残っているため、これをまだ1,500円しか使っていないと錯覚してしまいがちである。この勘違いのまま0枚になるまでと打ち終えた頃には60万円分の遊技をしたこととなる。
機械割は設定によっても異なり、低設定だと100%未満、高設定だと100%以上という設計が一般的である。過去にはメダル換金率や打ち手の技術の差が大きかったため、技術介入次第で設定1でも100%を超える機種も多く存在し、上級者にとっては「喰える機種」と呼ばれていた。5号機で設定1から100%を超える台は『パチスロ 格闘美神 武龍』などがあるが、極めて稀である。『パチスロサクラ大戦3』では設定1でも打ち方次第で100%を上回ることが判明したが、販社の意思に反したものだったため、ホールに補填する形で対応した(パチスロサクラ大戦3#不具合を参照)。尚、4.1号機では具体的に公表されることは少なかったものの高設定域の出玉率が120 - 130%を超える機種が多かったが、4.5号機からは概ね93% - 110%程度の範囲で設計されており、5号機では規定上、現在のところ最高設定で120%を超える機種は存在しない。
もっとも確率という不確定要素が絡む話であるため、この値は理論値と捉えるべきである。100%を超える台でプレイして必ずしも勝てるわけではなく、その逆もしかりである。短期的に見た場合にある程度機械割から外れたような払い戻しが見られることは日常茶飯事であり(それでもあまりにも極端に外れるようなものは通常検定を通過できないため、製品として販売されることはない)、機械割の通りに払い出し枚数が収束するまでには数万 - 数十万回のプレイ数(理論的な表現では試行)が必要とも言われている。その収束を予想した立ち回りや攻略要素も存在するため、出玉率の計算は設定や状況を読む上でも必須とされる。また、AT機・ST機・大量獲得機などは確率の収束幅が従来よりも大きく、本来の設定の機械割を大幅に上回ったり下回ったりすることが多く見られる。実際のホールでは閉店によって取りきれなかったATやARTのゲーム数の分もあるので、期待値よりも下がりやすくなる。
擬似ボーナス
5号機から登場した概念。消化中の見た目はそれまでのボーナスと変わらないが、内部的にはATもしくはARTとなっており、あらかじめ決められた小役のナビ回数や払い出し枚数などに達すると終了する。
5号機の規約では、通常のボーナス(特別役物)は完全確率抽選で1G連やストック、1回に払い出しが448枚を超えることは認められないが、擬似ボーナスであれば特に制限はないため、検定さえ通るだけの機械割に仕上げれば、消化中の上乗せやゲーム数管理による解除なども多種多様に行える。そのため、同じ機械割でも波の荒い機種を作ることができる。デメリットとしては、出目や押し順による楽しみがなくなってしまう(擬似ボーナスが絵柄を揃えなくても発動するなど)、増加スピードに制限があるため短時間の勝負がしづらい、が挙げられる。2012年頃からは擬似ボーナスとそれに付随するAT・ARTのみか、通常のボーナスはプレミア扱いという仕様が一般的になった。
技術介入
遊技に関して、打ち手の技術(主に目押しによる小役回収打法やリプレイはずし)で、機械割を上げること。特に「技術介入台」や「技術介入度が高い」と言われる台は、打ち手の技術介入次第で機械割に大きな差が出る仕組みになっている。
強役
レア役の中でも、特に出難い成立形で揃った小役のことで、スイカ(通常は横に揃う成立形が斜めに揃ったり、スイカが3つ揃う成立形の替わりに2つがスイカ柄、一つがボーナス柄で構成されているなど)、強チェリー(成立と同時に対角線上にボーナス図柄があるなど)と言う風に呼ばれる。同様にチャンス目にも強弱が付けられている機種もある。強~の対義語として、比較的成立しやすい成立形は弱~と呼ぶ。
確定ではない中段単チェリーや3連チェリー(チェリーがライン上に3つ揃ったもの)が優遇されていたり、チャンスリプレイや特殊リプレイの同時当選期待値が高い機種においては、広義ではこれに含まれる。
共有(共遊)
連れ立った者と出玉を共にして遊技すること。認められている店が多いが、換金率の低い店であると換金ギャップが見込めるので、禁止する店もある。
クレジット
メダルを実際に払い出す代わりに、獲得したメダルをパチスロ機内部に一時的に貯留することができる機能。最大で50枚。この枚数を超えると、メダルが現物で払い出される。ベットボタンを押すと、遊技の際に必要なメダルを、パチスロ機のクレジット部に貯留されているメダルから掛けることができる。2号機から実装。それ以前は貯留機能がないため、払い出しはすべてその都度行われていた。
クレジットオフ
内部貯留しているクレジットを払い出すこと。通称「クレオフ」「クレ落ち」。遊技終了時等に筐体外部にあるクレオフボタンを押して払い出す場合と、内部の設定でボーナス終了後に自動でクレオフする場合とがある。以前よく行われていた営業形態でボーナス1回交換を行わせるのに利用されていた。
ゲチェナ
「(右リール)下段チェリー付き7」の略称。いわゆる「リーチ目」の一種であるが、ほとんどのプレイヤーにおいてはおなじみの言葉であり、リーチ目の代表格。元々は山佐『ニューパルサー』におけるリーチ目の一種であり、同社の機種で多く見られ、そのヒットを受け、他社も追随する形で現在は多くの機種で見受けられる。呼称の発端は様々な説があるものの、2000年に「パチスロ必勝ガイド」誌上で、ライターのアニマルかつみが『コングダム』の攻略記事を担当した際、その名称を使ったことから広く浸透するようになったとされている。小役ハズレでリーチ目、出現しただけでリーチ目等、条件は機種により様々。
コイン単価
投入金額を投入コイン枚数で割った数値で、ホールから見て1ゲーム当たりいくら収益があるかを示した値。例えば6万円投入され、7000ゲームプレイされたとした場合、おおよそ21000枚[3]なので、60000/21000=2.85円となる。一般的な機種は2~3.5円で、5以上は特に波が荒い台とされる(『ミリオンゴッド』がおよそ7円)。
コイン持ち
概ね50枚(千円)当たりの遊技ゲーム数の良し悪しを指す。メダル持ちと呼ばれることもある。小役の確率が高い機種は必然的に当選契機も多くなり、結果50枚当たりのゲーム数も多くなる。その分低投資でボーナスなどを引くことができる。AT機種などは押し順や組合せで小役が構成されていることが多く、ムラが出やすい。5号機以降は初期の頃は検定の関係上ボーナスで払い出されるコインと通常時小役で払い出されるコインの比率の規制をクリアする為、4号機に比べコイン持ちが平均的に上昇しており、50枚当たり40回転以上という台が多かった。
高確率状態
  1. サイレントストック搭載機において、通常よりも解除確率が上がっている状態。『吉宗』の高確率演出、『押忍!番長』の「特訓」、『鬼武者3』の「百鬼モード」、『ネオマジックパルサーXX』の「マジカル×10ゾーン」、『メフィスト』のクロック演出、『俺の空』の「俺モード」が代表的。
  2. ART・AT機において、ART・AT突入の抽選の確率が上がっている状態。これ以外の状態を「通常」や「低確率」と呼ぶ台もある。画面で特別な演出があったり、小役の払い出しに矛盾があるなどで示唆される。いつからいつまで高確率なのかは明確にされない台もある。
合成確率
出玉増加契機となる全ての役の当選確率の和(足し算)。単純に「何かのボーナスに当選する確率」を指す。一般にはBIGとREGの2種類で仮にBIGが1/300、REGが1/400の場合、合成確率は約1/171.67となる。近年ではAT・ARTとの3種合成確率を表す事が多い。
攻略誌
様々なパチスロ情報を提供する誌。「攻略」という意味合いは必勝を約束させるものではなく、あくまでも情報を提供することで結果的に勝ちやすくさせるということ。一般のプレイヤーにおける主な情報源。主に新機種の紹介、機種別の遊技手順、機種の解析結果、演出効果の検証、マニアックな情報、ホール紹介、企画連載などが一般的な構成。尚、広告面には「攻略法販売」等の記事が掲載されている雑誌もあるが、大抵の場合は単純に出版社の広告収入手段であり、直接的な関係を持つことはない。近年のブーム以降、様々な雑誌が存在するが、老舗雑誌がやはり強いシェアを維持している。
パチンコ・パチスロ情報誌も合わせて参照のこと。
攻略法
一般的な定義では「知識・技術介入を用い、少しでも多くの出玉を得るための方法」を指す。リプレイはずしが代表的。
多くの方法はメーカーや販社の意図しない台の欠陥や隙を突くものが多く、手段によっては違法性を持ち、攻略法ではなくゴトとされることもある。仮に合法的な攻略法が発見されたとしても、店から遊技を止められたり、出入り禁止処分を受ける可能性もある。
さらにはセット打法を真似た無根拠・無効果といった偽攻略法も蔓延しており、注意喚起されている。
告知
ボーナスフラグや小役フラグが立った場合に、リーチ目以外の方法でフラグ成立を打ち手に知らせること。4号機から許可された機能(ただし1.5号機時代に「遅れ」でボーナス告知していた機種も存在した)。ボーナス告知については、完全告知・一部告知・非告知。完全告知はタイミングで先告知、後告知の2通りに分けられる。また、その告知方法も液晶画面、照明の点滅など様々な方法がある。特にボーナスフラグの告知方法として『ジャグラー』シリーズのGOGOランプ(主に後告知)、沖スロの「パトライト」やハイビスカス(先告知)などが有名。一部告知はボーナス成立以降、抽選により告知演出が選択される機種。非告知はボーナス告知が一切発生せず、リールの出目のみで判断する。5号機で非告知の機種はごく少数である。
ゴト
不正な手段で出玉を獲得する行為。該当項目を参照。
小役
子役」と表記されることもあるがこれは用法的には誤用である。
ある図柄の組み合わせが成立すると払い出しが行われる。一般的にはライン上に同一の図柄が揃う、あるいは特定の図柄が正しく揃った際に払い出しを受けられる。枚数は1 - 15枚。どんな機種でも払い出し枚数の上限は15枚であり、仮に当選役が複合して15枚以上となる時も、結果払い出しは15枚である(例:4枚チェリーと15枚のBIG図柄など)。リプレイは小役ではないので、成立後に払い出しボタンを押しても3枚メダルが返って来る事は無い。特殊な小役としては0枚小役があり、これはBIGないしはREGのフラグが成立した後にのみ揃うものであったり(『アレックス』(アルゼ)等)、他の小役が成立した時の取りこぼし目orボーナス成立時に揃うものであったり(『スーパープラネット』・『ネオプラネットXX』(山佐)の土星揃い:オレンジorボーナス)、あるいはボーナス発動図柄自体が0枚小役になっているものもある(『アレックス』・『B-MAX』(アルゼ)・『北斗の拳』(サミー)など)。
小役回収打法
成立した小役を残さず取る打法。DDT打法KKK打法などとも呼ばれる。詳しくはリンク先参照。
小役カウンター
  1. 取りこぼし等により得られなかった払い出し枚数を元に、内部調整を行い、小役確率を若干変動させる機能。純Aタイプの4号機に多く見られる。救済措置的な機能であるが、これを逆手にとった攻略法も存在する。大量獲得機以降、機械割の問題や、攻略法への転用を避けるため非搭載となり、5号機では禁止。
  2. 小役が出現した回数を数えるための、小型の計数器。5号機になってから、設定ごとに小役の出現率に違いのある機種が多数設置されたため急速に普及し、2010年現在では主にこちらの意味で使われることが多い。代表的なカウンターの商品名を採って「勝ち勝ちくん」と呼ぶ場合もある。
小役ゲーム
BIG中の通常ゲーム。最大30ゲームで、この間は小役の確率が上がっているものがほとんどのために名づけられた。JACイン図柄が揃うとボーナスゲームに移行する。5号機ではゲーム数に制限はなく、また省略する(常にJACゲームにする)ことも可能である反面、REGやシングルボーナスの抽選も通常通り(JACインとは別に)行わなければならない。
小役ナビ
成立した役やハズレを、対応する色や演出・押し順などで、告知したり揃わせるのを補助する機能。告知されるタイミングは様々。液晶画面の搭載やATと共に広まった。プレミアとしてボーナスが告知されることもある。ナビされた役がハズレる、または矛盾して別の役が揃うとほぼボーナス確定となる激アツの演出となっている機種が多い。ただし5号機では「図柄を揃わせない演出」は禁止されたため、例えばボーナスが成立している状態で、ある図柄をナビしてハズレたらボーナス確定ということは「ボーナスを揃わせなくしている」という理由でできない。これは図柄や音声で明確に告知していなければよいと解釈されているので、単に色だけなど小役対応の「演出」なら認められており、前述の小役矛盾の場合は、矛盾した場合に揃う役がリプレイなど取りこぼしのないものであればよいものとされている。

  1. ^ 【特別寄稿】パチスロ6.0号機の現状と今後の展望(WEB版 前篇)/鈴木政博 | 『遊技日本』”. yugi-nippon.com (2019年9月16日). 2019年9月21日閲覧。
  2. ^ 文書撤回もサブ基板交換の実施に向けて協議
  3. ^ 計算ではリプレイも小役(3枚)とみなす
  4. ^ 代表的な発生確率は、8192/1、16834/1、32768/1、65536/1、131072/1など
  5. ^ 31回転目「養分あってのパチ業界」”. 日刊スポーツ新聞社. 2013年4月21日閲覧。





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