パチスロ用語の一覧 その他のパチスロ用語(さ行)

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パチスロ用語の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 10:27 UTC 版)

その他のパチスロ用語(さ行)

先告知
完全告知タイプの機種において、レバーオン時やリール始動時に告知が行われること。「前告知」ともいう。沖スロのほとんどがこのタイプであり、後告知タイプの機種にも一部先告知を含むものもある(代表例『ゴーゴージャグラーV』(北電子))。『ジャグラー』シリーズにおいては、「先ペカり」と呼ばれることもある。
3枚掛け
1回の抽選に3枚のメダルを掛けること。最近の機種は3枚掛け専用が多い。それ以外の機種でも1枚掛けや2枚掛けではボーナスや小役の抽選確率が大幅に下がるので、普通は3枚掛けでプレイし、ボーナスをそろえるときに1枚掛けにすることが多い。3枚掛け専用機種は4.1号機の後期あたりから主流になっているが、この要因はサブ基板や抽選契機の複雑化に伴う措置による。つまり、只でさえ複雑な出玉設計を要するAT機・ST機において1枚や2枚掛け遊技の出玉設計は煩雑であり、必要性も少ないからそれを避けたということである。なお、以前は1枚掛けで有効1ラインなどの「掛けた枚数で有効になるライン数が変わる」システムだったが、5号機からは掛けた枚数とライン数は必ずしも一致しなくてもいいことになったため、「1枚掛けでも5ライン有効」という台も多数存在する。また、5号機では、投入枚数により同じ小役でも異なる配当を適用したり、リプレイ以外の特定の役について抽選しない(ボーナス無抽選など)ことも可能である。昨今の「遊べる台」推奨の情勢により、「1枚掛け専用機」も登場している。
ジグマ
特定(主に地元)のホールのみに出入りして稼ぎ、生活する専業者のこと。
シフト持ち越し
BIG中にJACイン図柄のフラグを持ち越す機能。この機能があると小役ゲームをフルに消化でき、パンクも起きにくくなる。『バンバン』(大都技研)、『吉宗』(大都技研)、『マリーンバトル』(ミズホ)などに搭載されている。5号機には存在しない(ただし、JACインではない本物のREGに当選した場合は必ず持ち越される)。
JACイン
BIG中に小役ゲームからボーナスゲームに移行(シフト) すること。5号機では、JACインに図柄入賞を伴わなくても良くなったため、BIG開始及びJACゲーム終了と同時に自動でJACインする機種が主流である。
JACゲーム
1枚掛けでプレイし、高確率で15枚が払い出されるボーナスゲーム。3枚掛け専用機種でもこのゲームだけは1枚掛けができるものがほとんど(『メロンパニック』(サミー)や、『サイバードラゴン』(山佐)はJACゲームも3枚掛けだった)。また、払い出しが14枚やそれ以下の機種もある。一般的には最大で12G間かシングルボーナスが8回揃うまで続く。5号機では出玉率制限によりJACゲームも3枚掛けとなる台が見られる。
JACハズレ
JACゲームでの抽選結果がハズレとなった状態。ほとんどのパチスロではJAC中のハズレ確率は低く設定されておりJACハズレになることは少ない。AT機やストック機では特別な意味をもつものも多い。『猛獣王S』(サミー)ではATが確定し、『吉宗』ではBIGの連荘が確定する(BIGストック時)。なお、5号機ではJACハズレは存在しなくても良いこととなった。
JACボーナス
1.5号機 - 3号機までは12回の抽選または6回の当選、4号機は12回の抽選で8回の当選で1回のボーナスが終了するというのが標準だが、当選回数=抽選回数とする機種もあり(『アレックス』(アルゼ))、また、BIG確率を向上させるために、当選回数を減らす機種もあった(アルゼ『サーフトリップ』の6回)。
弱役
小役との同時当選が設定されている機種において、レア役ではあるが強役に比べると重複期待値は下がる役。
集中役
シングルボーナスや小役の確率がアップ(最大10倍)する機能。小役の集中役はフルーツゲームと呼ばれていたが、射倖性の問題で3号機規定により廃止された。パンク(終了)フラグやBIG(純CタイプではREG)フラグを引くと終了する。パンク抽選は毎ゲーム行うように決められているため、数ゲームで終わることもあれば1,000ゲーム近く続くこともあり、不安定でギャンブル性の高い役と言える。5号機では全面的に禁止された。
純A(タイプ)
AT・RT・ストックといった付帯機能を一切持たず、単純にボーナスのみで出玉を獲得する機種のこと。タイプ分けのなくなった5号機においても、同種類の機種に対して使われることもある。
純増(枚数)
得られた出玉から、投入した出玉を差し引いた値、または枚数。機種における平均獲得枚数を表記する場合、おおむねこの数値が用いられる。
純ハズレ
何もフラグが成立していないこと。あるいは、「ハズレ」というフラグが成立していること。詳しくはリンク先参照。
重複(当選)→同時当選
消灯
リールの停止にあわせて、リール裏のランプが消える演出。消灯したリールの数や消灯のタイミングで成立した小役を告知する。レバーを押した時点ですべてのランプが消灯するなど、何らかの大チャンスを示唆する場合もある。5号機より演出としての消灯は使用禁止となった。
スイカ
小役の一種。多くの機種でレア小役とされ、ボーナスゲームの当選等、しばしば打ち手にとって有利にはたらく。リプレイやベルとは異なり、狙わないと取りこぼすことがあるため場合によっては15枚損することもある。緑色のイメージであり、スイカを小役に採用していない機種でも緑のアイテムをレア小役に設定しているものは多い(例:吉宗…松の木、押忍!番長…緑の弁当箱)。
吸い込み方式
ボーナスを完全確率ではなくIN/OUTの差枚数によって成立させる方式。この方式だと通常通りプレイでは小役が揃った場合、その分ボーナスから遠ざかってしまうため、逆押しで敢えて小役を外すプレイが編み出された。一方で吸い込みテーブルに応じてハイエナ狙いや連チャン性があった。1号機・1.5号機で使われたが、2号機の『アニマル』を最後に禁止された。しかし規約の拡大解釈により、4号機の『ニューペガサスα』では、あらかじめ次回ボーナス放出までの既定RT数(実質的に差枚数)の天井を設定し、小役成立時には内部でRTを追加するという方式で吸い込み方式を再現している。
ストック
ボーナスが当選すると、一旦内部に貯留する機能で、4号機規定の拡大解釈により、ボーナスフラグの重複当選を可能にしたもの。ST'。大きくストックタイム、サイレントストックに分けられる。5号機では禁止されている。
ストック切れ
大連荘などでストックがなくなってしまうこと。ストック消しは店側が(ほぼ)意図的に消すのに対し、こちらは不可抗力である。また、BIGのストックが切れた場合はREGを放出する機種もある。ストックが切れることにより、本来起こりえないはずの演出が発生することがある。機種によってはボーナスの内部成立より放出の方が上回りやすい機種も存在し(『キングパルサージャイアントパルサー』(山佐)等)、ストックの有無を判断しながら立ち回る必要がある。
ストック消し
「ストック飛ばし」ともいう。開店時に店側がストック機の前日のストックを初期化してしまうこと。ハーネスを抜く等、本体基板側での物理的操作をする場合が多く、その際にメイン基板に負荷をかけてしまい、メイン基板の損傷が考えられるとして、メーカー側ではあまり推奨はしていないとのこと。一部の機種を除いてペイアウトの低下を招く(=プレイヤーが負けやすくなる)。
ストック放出
ストック機はボーナスを内部貯留しており、放出フラグが成立することでボーナスが揃えられる。これによりボーナスが揃えられる状態になることをこう呼ぶ。通常はストック放出契機1つにつきストック1つ放出だが『ミリオンゴッド』等では特定条件でストックをすべて放出するということもある。
スベリ
リールが目押しした位置よりスベって止まること。4号機の規定上4コマまでスベらせることが可能。正確には停止ボタンを押してから190ms以内に停止させなければならず、これが4コマに該当する。リール1周が70回転/分だった『ハナビノオヤカタ』(アルゼ)では、これが3コマまでしか滑らない。小役やボーナスが当選していない時に揃わないようにしたり、当選している時に揃えるよう引き込む等の効果がある。5号機の場合は意図的な制御でのスベリが禁止されている(成立した役は最大限引き込むように制御しなければならないため、意図した出目で止めることなどができない)。
スランプグラフ
台における出球挙動をグラフ化したもの。x軸がゲーム数、y軸が差枚数となっているのが一般的。自分で計測していかない限り、以前はホール関係者でしか見ることのできないものであったが、近年では台の液晶部分や店舗の情報端末としてプレイヤーへ提供していることが多い。また、1台だけでなく機種ごとや店舗全体の情報をも確認することもできるが故、遊技台は元より店舗全体の信頼度を計る物差しにもなっている。
擦る(する)
パチスロを打つこと。この呼び方はパチンコとの差別化と、初期のパチスロのボタンの止め方が左ボタンを押した状態で横に滑らせて止めていた人が多かったため、ボタンを「擦る」ということから。
スルースタート
通常、スタートにおいてウェイトが発生する場合、リールもウェイトが解除されるまでは回り始めない。スルースタート方式は、レバーONと同時に一部リールが回転を始め、最終的にウェイト解除時と同時に全てが回転し、停止ボタンが点灯するタイミングとなる様な設計を行った方式。プレイヤーのストレスを軽減するために開発された。山佐の特許となっている様で、同社の機種の多くで見られる。5号機では禁止されている。
設定
基本は設定1から設定6の6段階が存在し、設定ごとにBIG・REGその他付加出玉機能(AT、CT等)の出現確率に格差を設けて出玉率をコントロールする。一般的に設定1・2・3が「低設定」、4・5・6が「高設定」と認識されるが、2・3・4を一括して中間設定と呼ぶこともある。理論上では設定6が一番勝ちやすく、設定1は負けやすい。設定は必ずしも6段階にする必要はなく、2005年から登場した5号機の初期は、『デビルマン』や『サクラ大戦』の1と6の2段階や1・4・6の3段階、4段階の機種などがあった。また、4段階設定の場合は最高設定が7(1・3・5・7の順、ネット系)やF(「Full」の略。1・3・5・F、サミー・IGT系など)、H(「High」の略。1・4・6・Hの順、アルゼ系)と表記されることも多く、2020年に登場した『いろはに愛姫』(パオン・ディーピー)のように同じ出玉率ながらも挙動が異なる左・中・右と設定6の実質2段階設定を採用した機種もある。AT機などではボーナス確率を抽選するメイン基板の設定6段階と、AT抽選を行うサブ基板6段階の36段階設定を行える機種も存在した。2021年に登場した『パチスロ アイドルマスター ミリオンライブ!』(ビスティ)と『鬼浜爆走紅蓮隊 狂闘旅情編』(ベルコ)では、設定6段階のうち1段階を犠牲にして出玉率を型式試験用に特化させている(前者は設定2、後者は設定L)。これらの設定はホールでの運用を想定していないイレギュラーな設定なので、両機種ともに本来の設定5段階+型式試験用設定1段階の設定5+1段階が採用されている。近年の機種、ART機やAT機では、奇数設定か偶数設定かで挙動が異なったり、勝率は6の方が高いが差枚数では5の方が有利、6号機初期の機種では6の方は当たりやすいが一撃での差枚数は少なく1の方はハマりやすいが一撃での出玉性能が高いなど、設定数値による特色づけがなされている機種もある。なお、CRパチンコの一部に搭載されている設定では、設定1のほうが勝ちやすく設定3が最低設定とパチスロと逆になっている。
設定判別
様々な試行を元に、遊技台の設定を推測する行為。違法性は皆無で、立派な攻略法として通用する。方法は様々で、「小役カウンターの性能を逆手に取り動向を判断する」、「設定差の付けられている当選役の出現率から判断する」、「設定変更をした際に演出やRTテーブルが再設定されるのを見極める」など。4号機の一部の機種では比較的簡単に判別できるものもあった(『ニューパルサーシリーズ』の小役減算値を利用した方法など)が、現在ではそのような方法が通じる機種は皆無と言って良く、少なくとも数百~数千ゲーム程度の試行が必要であるため、時間を要する。設定判別ツールも参照。近年のART機やAT機では、ARTやAT終了画面などで設定示唆が出ることがあり、設定判別の判断材料となる。
設定変更判別
設定判別と似ているが、こちらは変更が行われたかを判別する行為。通称「変判」。設定判別同様、違法性は皆無で、立派な攻略法として通用する。朝一から行う必要があり、設定判別と同様の方法を行う場合が多い。「小役カウンタの性能を逆手に取り動向を判断する」、「設定変更をした際に演出やRTテーブルが再設定されるのを見極める」、「1ゲーム目のリール始動状態の違い」など。ただし、必ずしも高設定が判別できるというわけではなく、同設定への打ち変えや低設定への変更時にも発生する。また、ホールによっては、前日の据え置きなどで変判対策を行う(数ゲーム回す等)場合もあるので、それを考慮の上立ち回る必要がある。
セット打法
特定の打ち方を行うことにより、ボーナスを誘発する打法。ごく稀にプログラムの欠陥を突いた形で通用する場合もあるが、巷に流れているほとんどの情報は偽情報であると言ってよい。
ゼロ確
0リール確定の略。ストップボタンを押下する以前にボーナスの成立を察知できた場合がゼロ確となる。主にメダル投入時やレバーオン時に何らかの告知が発生することによってボーナスを察知できた時がゼロ確であるが、メダル投入時の告知はボーナス成立後告知(前ゲームまでにボーナスが成立していた)、レバーオン後の告知はボーナス成立即告知(そのゲームでボーナスが成立した)である場合が多い。具体的には『ジャグラー』(北電子)シリーズでのGOGOランプ点灯による先告知や沖スロ等の先告知、『アントニオ猪木という名のパチスロ機』(平和)における道演出などをゼロ確と呼ぶ。通常時に発生する液晶や音や光などによる演出が複数同時に発生した結果として成立役がボーナスに限定できた場合もゼロ確になる。1確、2確などとの違いはリールの停止目に関係がないことである(1確、2確については後節の『1確』および『リーチ目』の説明を参照)。
先行導入
パチスロメーカーが経営する直営店等で販売前に機種を試験的に導入すること、ユーザーの反応などを見て試験導入後に販売するかどうかを決める。アーケードゲームで言うところのロケーションテストと同じ。試験導入後にお蔵入りになった機種もある。(同義語としてプレ導入)
前兆
大きく「ボーナスの成立が近づいている状態」を指す。機種によっては演出が頻発(特にハズレを示唆するもの)したり、小役告知の矛盾(告知された小役を狙っても揃わない、もしくはほかの小役が出現する)が発生したりする。4.5号機におけるストック機能により、前兆演出としての価値が向上した(演出が終わるまでは、当選の有無が断定できないため)。本物のボーナス成立の前兆である「本前兆」と、単なる演出の「ガセ前兆」がある。ただし5号機ではその価値が大きく下落し、長い前兆演出を全部見ることは純粋にペイアウトの低下に直結するだけであるために、長い前兆演出を行うことはRT中またはRT突入演出を除き好まれなくなっている。
全ツッパ
投資額がかさんでもかまわず打ち続ける行為。全ツとも略す。元は麻雀用語。設定6や高設定を確信すれば基本的に閉店まで打ち切ることが基本なので、ほぼこの状態になる。対義語はヘタレヤメ

  1. ^ 【特別寄稿】パチスロ6.0号機の現状と今後の展望(WEB版 前篇)/鈴木政博 | 『遊技日本』”. yugi-nippon.com (2019年9月16日). 2019年9月21日閲覧。
  2. ^ 文書撤回もサブ基板交換の実施に向けて協議
  3. ^ 計算ではリプレイも小役(3枚)とみなす
  4. ^ 代表的な発生確率は、8192/1、16834/1、32768/1、65536/1、131072/1など
  5. ^ 31回転目「養分あってのパチ業界」”. 日刊スポーツ新聞社. 2013年4月21日閲覧。





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