ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 05:45 UTC 版)
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い | |
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The Hangover | |
監督 | トッド・フィリップス |
脚本 |
ジョン・ルーカス スコット・ムーア |
製作 |
トッド・フィリップス ダン・ゴールドバーグ |
製作総指揮 |
トーマス・タル ジョン・ジャシュニ ウィリアム・フェイ スコット・バドニック クリス・ベンダー J・C・スピンク |
出演者 |
ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ ザック・ガリフィアナキス ジャスティン・バーサ ヘザー・グラハム |
音楽 | クリストフ・ベック |
撮影 | ローレンス・シャー |
編集 | デブラ・ニール=フィッシャー |
製作会社 | レジェンダリー・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2009年6月5日 2010年7月3日 |
上映時間 |
100分(劇場版) 108分(ノーカット完全版) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[1] |
興行収入 | $467,483,912[1] |
次作 | ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える |
ストーリー
2日後に結婚を控えたダグと、彼の親友の教師フィルと歯科医スチュ、そして義弟となるアランの4人は、バチェラー・パーティーを企画し、義父のベンツに乗ってラスベガスへ向かう。ホテルではフィルとスチュが手持ちのお金を持って最高級のスイートを取り、4人は立ち入り禁止の屋上へ出て酒を飲み交わし友情を確かめ合う。
翌朝、スチュ、フィル、アランの3人は酷い二日酔い(ハングオーバー)の状態で目覚める。借りたスイートルームは、荒れ果てており、浴室にはなぜかトラがいて、見知らぬ赤ちゃんまでいた。主役のダグはおらず、さらにスチュは上の前歯が無くなっていたが、3人は共に前夜の記憶はない。いないダグを捜すため、3人はそれぞれのポケットの中身をヒントに前夜の出来事を調べ始める。
ひとまずポケットにあった病院の腕章を元に病院に向かおうとした3人だったが、ホテルに預けたベンツはパトカーに変わっていた。病院では3人からレイプに使われるドラッグが検出されたことを教えられ、ますます謎が深くなる。さらにスチュは前夜に結婚したことになっており、相手のジェイドのアパートを訪ねると謎の赤ちゃんの母親だったことが判明する。そこに警察が踏み込み、3人はパトカー泥棒として捕まってしまうが、警察署見学の子供たちにスタンガンで撃たれることを条件に保釈され、ベンツを取り戻す。ベンツのトランクからは全裸のアジア人が飛び出し、めった打ちに遭う。謎が一部解決しつつ、新たな謎も広がる中、ダグは見つからず、手掛かりもなく、3人は一度ホテルに戻る。
ホテルに戻るとマイク・タイソンがおり、トラはタイソン邸からフィルらが盗んだものだと判明する。タイソンは、屋敷に返すよう言い、3人はベンツがボロボロになりながらも暴れるトラを何とかタイソン邸へ連れていく。その帰りに昼間のアジア人レスリー・チャウが率いるギャング団に襲われ、チャウは昨夜カジノでフィルたちが間違えて持ち帰ったカバンに8万ドルの現金があったこと、ダグの身柄を預かっていることを明かし、彼を返して欲しければ8万ドルを渡すように脅迫する。そんなカバンは見つからず、途方に暮れる3人であったが、アランは特異な才能を発揮して、カードカウンティングによってブラックジャックで8万ドルを稼ぐ。
結婚式当日。3人は8万ドルを持ってチャウからダグを取り返すが同名の別人(黒いダグ)で、アランにドラッグを売った売人だった。結婚式まであと5時間、ダグの手掛かりを完全に失った3人は途方に暮れる。しかし、スチュは黒いダグとの会話の中でダグのいる場所に気づく。
ホテルに戻った3人が急いで屋上に向かうと、日焼けし脱水症状を起こしかけているダグがいた。3人はベッドで寝ているダグを屋上に運ぶ悪戯をしたのだが、そのままホテル内に戻ることができず取り残されていたのだった。4人は車でカリフォルニアへと戻ることを決めると、移動中に正装への着替えも済ませ、ギリギリで結婚式に間に合うのだった。
式が一段落してくつろぐ4人はあの夜の出来事を収めたカメラを発見し、自分たちがどんなバカ騒ぎをやったのかを知る。
登場人物
- フィル・ウィネック
- ダグの友人。職業は教師であり、妻子持ち。遊び好きの美男子だが、3人の中では比較的冷静。
- スチュアート・プライス(スチュ)
- ダグの友人。職業は歯科医だが、見栄を張って「医師」と称することも。温厚だが皮肉屋の面もある。精神的にやや脆く、状況が悪化すると取り乱して口が悪くなる。高圧的な恋人に束縛されていて、なかなか反抗できない。
- アラン・ガーナー
- ダグの婚約者であるトレーシーの弟。定職に就いておらず、無教養で不作法、肥満体で身なりを構わない髭面の変人。その言動でフィルとスチュを苛立たせるが、物語の山場では天才的な才能を発揮する。
- ダグ・ビリングス
- 結婚間近の青年。フィルとスチュの友人で、ラスベガスから帰ればアランの義兄になる予定の人物。本来は親友だけで楽しむ予定だった旅に、人当りの悪いアランを誘ってやった。ラスベガス到着後、その夜から行方不明に。
- ^ a b c “The Hangover (2009)”. Box Office Mojo. 2011年2月14日閲覧。
- ^ 「ラスベガスで馬鹿騒ぎ」は本人のスキャンダルが元ネタとなっている
- ^ “前夜祭オールナイト 復活!映画秘宝ナイト”. 2009年12月28日閲覧。
- ^ “ワーナー、BD/DVD「ハングオーバー」の発売を延期-国内での劇場公開が決定したため”. 2010年1月20日閲覧。
- ^ “2009 Yearly Box Office Result”. Box Office Mojo. 2010年1月4日閲覧。
- ^ "The Hangover". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年11月30日閲覧。
- ^ "The Hangover" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年11月30日閲覧。
- 1 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いとは
- 2 ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔いの概要
- 3 キャスト
- 4 続編
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の映画作品 |
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