デンコードー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 16:54 UTC 版)
店舗
詳細は「過去に存在したデンコードーの店舗」を参照
業態
Denkodo
家電と、携帯電話を取り扱う小規模店が中心だが、石巻店(現在のケーズデンキ石巻本店)のように、後述するSUPERやMAXを冠していないにもかかわらず、わずかながらではあるが規模の大きな拠点もあった。
SUPER Denkodo
「楽しい、新しい、面白い」をコンセプトに掲げ、家電と、携帯電話のほかに、CD、DVD、ゲームソフトの販売、中古買取を行っている店舗[7](一部店舗を除く)で、宅配・クレジット利用時用のレシート上の店名はSUPERを除いた「○○(店)」となっており、SUPERの識別はされていなかった。
なお、下記のMAXのカテゴリができる以前からある店舗でも規模の大きな店舗は現在のケーズやヤマダ電機の店舗のように「本店」を冠していた店舗も存在した。
MAX Denkodo
SUPER Denkodoの規模をさらに大きくした店舗で、売り場面積1,980平方メートル(600坪)以上の大型店舗を展開していた。[7]
デンコードーではM○○(店)と呼称されており、宅配・クレジット利用時用のレシート上の店名も「M○○」となっていた。
上述のように、SUPER店の中でも規模の大きかった○○本店から転換したケースと、本店がつく店名の如何に関わらず、規模を拡張して新設ないしは移設した店舗に冠されていたケースが多い。
本社がある、名取市に所在した店舗(現在のケーズデンキ仙台南店)は、NEW MAX Denkodoの名称を使用し、宮城県の基幹店として、他のMAXを冠する店舗とさらに差別化を図っていた。
ケーズデンキ By Denkodo
上記の3形態の店舗および2007年9月以前より東北地区に存在したケーズデンキ店舗(旧・東北ケーズデンキ)は2007年10月1日より、株式会社フジヤが運営していた店舗については2008年4月2日より随時上記の店舗ブランドに変更されている。
北海道内では、株式会社池田が運営していた店舗があったため「By Denkodo」がつかないケースもあった。当社による池田の吸収合併に伴い、現在は道内店舗すべてが「By Denkodo」である。
また、ソフトバンク(仙台南店)や、ワイモバイル(仙台太白店、秋田中央本店、盛岡南店など)、ソフトバンクステージ・auスクエアの併設店も存在する。
TSUTAYA by Denkodo
地域によってはハードオフやオフハウスなどと隣接(なかには「デンコードービレッジ」(現在は「K'sビレッジ」)と呼ばれる拠点もある)行ったり、大型店舗への移転で生じた閉鎖店舗を譲渡ないしは上記ブランド店舗の進出を行ったりしている。
TSUTAYA店舗は、現在は全店舗がデンコードーエンタテインメントへ運営移行している。
ハードオフ・オフハウスなどは、エコプラスによる運営となっている。
よつば電機
株式会社よつば電機(よつばでんき)が運営していた家電量販店。福島県を中心に、東北地方全域と新潟県、茨城県に出店していた。前述の通り、1997年に社名変更と親会社の商号変更につき「ケーズデンキ」へ転換。
デンコードーとは同社がケーズデンキの傘下に入る前は無関係であったが、両者ともに四つ葉のクローバーをロゴマークとして使用していた。但し、デンコードーは朱色地に水色のクキの無いクローバーだったのに対し、よつば電機は朱色地に黄緑色のクキのあるクローバーであった。
なお、前述の通り本社は相馬市→水戸市に存在したが、営業本部は郡山市に存在した。
その他店舗
このほかにも、WG○○(店)と呼称される、CD・ゲームソフトなどの中古買取・販売のみを行う「WonderGoo(ワンダーグー)」(旧カスミグループ)や、MS○○(店)と呼称される携帯電話の専門店「メディアサイト21」(かつては、21が付かない「メディアサイト」も存在した)などがある。
家電修理の「Mr.コンセント」、パソコン専門店の「CompCity(コンプシティ)」もかつて、存在した。
なお、MS21店舗は、2014年8月時点で弘前市にのみ現存していたが、2015年1月18日の営業をもって閉店した(デンコードーブランド時代は、MAX弘前店、MS21弘前、WG弘前の3店が一か所にあったが、旧東北ケーズ店舗の弘前本店が存続したため、デンコードーブランドのままMAX弘前店が閉鎖されたことから、MS21弘前、TSUTAYA WG弘前のみが同地で存続していた)。TSUTAYAおよびWG店舗は、現在は全店舗がデンコードーエンタテインメント(det)へ運営移行している(det移行後に、CCC本体内から移管されdetが運営するTSUTAYAとなった拠点も存在する)。
2007年10月1日の東北ケーズデンキ吸収合併後は、デンコードーブランドがケーズデンキブランドに、2008年3月までに順次変更されている。
注釈
出典
- ^ a b “ギガスケーズデンキ、株式交換でデンコードーを子会社化”. Impress Watch (2006年12月4日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ 松田潔社 (2007年7月30日). “ケーズHD: デンコードー店舗をケーズブランドに統一-コスト削減へ”. Bloomberg. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “当社との簡易株式交換による株式会社池田の完全子会社化及び株式会社池田と当社連結子会社である株式会社デンコードーとの簡易吸収合併に関する基本合意書の締結”. 株式会社ケーズホールディングス. (2015年5月27日) 2015年5月28日閲覧。
- ^ “当社と株式会社池田との簡易株式交換契約及び株式会社池田と当社連結子会社株式会社デンコードーとの簡易吸収合併契約締結について”. 株式会社ケーズホールディングス. (2015年6月15日) 2015年8月1日閲覧。
- ^ “ケーズHD(8282)、フランチャイジーの完全子会社と吸収合併”. M&A Times. (2015年5月27日) 2015年5月28日閲覧。
- ^ a b 『財界ふくしま 15(11)』1986年11月、115頁。
- ^ a b “デンコードー 業態のご案内”. 2022年2月3日閲覧。
固有名詞の分類
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