テキサス郡 (ミズーリ州)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/10 06:44 UTC 版)
教育
テキサス郡の25歳以上の住民のうち、71.4%は高校卒以上の学歴を持ち、10.8%は学士以上の学位を持っている。
宗教
2000年宗教データアーカイブ協会郡別信徒報告書に拠れば、テキサス郡は福音主義プロテスタントが最多数を占めるバイブル・ベルトにある。最も多い会派は南部バプテスト連盟の55.46%、続いてチャーチズ・オブ・クライストの9.65%、ナショナル・アソシエーション・オブ・フリーウィル・バプテストの6.92%である。
都市と町
|
|
|
|
|
|
政治
地方
テキサス郡の地方レベルでは共和党が大半の政治を支配しており、郡の選挙で選ばれる役職は6人を除いて独占している。
国政
年 | 共和党 | 民主党 | その他 |
---|---|---|---|
2008年 | 66.49% 7,215 | 31.43% 3,410 | 2.08% 226 |
2004年 | 65.66% 7,234 | 33.25% 3,664 | 1.09% 120 |
2000年 | 61.78% 6,136 | 35.10% 3,486 | 3.12% 310 |
1996年 | 43.06% 4,065 | 41.28% 3,897 | 15.66% 1,478 |
大統領選挙のレベルでは共和党寄りの郡である。2000年と2004年の大統領選挙では、ジョージ・W・ブッシュが2対1の票差でテキサス郡を制した。1992年に郡を制したビル・クリントンが最後の民主党候補となっている。2008年の選挙では、州内の田園部にある郡と同様、バラク・オバマよりジョン・マケインを選んだ。
テキサス郡は州南東部の田園部郡と同様、社会的にまた文化的に保守的であり、それが共和党支持の傾向に影響している。2004年の州民投票では、結婚を男と女の結合として定義する州憲法改正案をテキサス郡は85.63%という圧倒的多数で賛成した。州全体でも71%の賛成で可決し、ミズーリ州は同性結婚を禁止する最初の州になった。2006年の州民投票では、胚性幹細胞の研究を予算化し、合法化する憲法改正案が掛けられたが、テキサス郡では61.13%が反対した。州全体では51%の賛成と辛うじて改正が成立し、胚性幹細胞の研究を最初に認めた州の1つになった。郡民は伝統的に社会問題に保守的であるが、最低賃金の増加のような人民主義的施策は支持する傾向にある。やはり2006年の州民投票で最低賃金を時間あたり6.50ドルに増やす命題については、テキサス郡では72.03%が支持した。この命題は州内のどの郡でも支持され、75.94%が賛成した。
2008年大統領予備選挙
2008年の大統領予備選挙で、テキサス郡は二大政党の候補者をどちらも州全体と全国で二位に終わった者を選んだ。民主党の予備選挙ではヒラリー・クリントンが1位となり、さらに共和党予備選挙で各候補者に投じられた票数よりも多かった。
ラクレード郡 | プラスキ郡、フェルプス郡 | デント郡 | ||
ライト郡 | シャノン郡 | |||
テキサス郡 | ||||
ダグラス郡 | ハウェル郡 |
- ^ Quickfacts.census.gov - Texas County - accessed 2011-12-06.
- ^ American FactFinder - Houston, Missouri - accessed 2011-12-06.
- ^ American FactFinder - Cabool, Missouri - accessed 2011-12-06.
- ^ “Census 2000 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年2月13日閲覧。
- テキサス郡 (ミズーリ州)のページへのリンク