ダニーロ・ガリナリ 経歴

ダニーロ・ガリナリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 04:10 UTC 版)

経歴

生い立ち

父親のヴィットーリオ・ガリナリも元プロバスケットボール選手で、マイク・ダントーニとは現役時代イタリアでチームメイトであり、ルームメイトだった[要出典]

NBA以前

2004年、16歳でプロデビュー[1][2]

2006年、18歳でイタリアA代表デビューを果たし、2007年ユーロバスケに参加する予定だったが、直前の壮行試合で怪我をして大会欠場[3]

2007年、セリエAオールスターのスリーポイントコンテストで優勝。

2007-2008年ユーロリーグの新人王(ライジング・スター)受賞[4]


2008年のNBAドラフトで全体6位でニューヨーク・ニックスに指名された。

ニューヨーク・ニックス

ニューヨーク・ニックス時代のガリナリ (2010年)

2008-2009シーズンは腰の怪我の影響でわずか28試合の出場に終わり、シーズン成績は6.1得点2.0リバウンドで早くもダーコ・ミリチッチの二の舞になるのではないかと懸念されていた[誰によって?][要出典]

2009-2010シーズンは怪我が癒え、出場機会を増やし徐々に本来の実力発揮しチームが低迷する中、シーズン成績は15.1得点4.9リバウンドをあげ、評価を覆した。

2010-2011シーズンの途中カーメロ・アンソニーチャウンシー・ビラップスらとの交換トレードでデンバー・ナゲッツへ移籍した。

デンバー・ナゲッツ

ナゲッツ移籍後、同じく移籍してきたウィルソン・チャンドラーレイモンド・フェルトンらと共に活躍し、ナゲッツはカーメロという柱を失ったが、全員バスケへの転換に成功し、勝ち星を重ねプレーオフ出場を果たした。

2011-2012シーズン、ロックアウトに伴い、イタリアのオリンピアーノ・ミラノでシーズンをスタートさせ[5]、デンヴァーに戻ると、序盤の快進撃に貢献しナゲッツとの契約を2015年まで延長した[6]

2013年4月に左膝前十字靭帯損傷の重傷を負い[7]、2013-14シーズンは全休を余儀なくされ[8]、翌2014-15シーズンも同じ個所を再手術するなど、怪我に悩まされている。

2014年10月29日、デトロイト・ピストンズ戦で復帰を果たし[9]、2015年3月22日、オーランド・マジック戦で、キャリアハイの40得点を記録し[10]、更に4月10日のダラス・マーベリックス戦で、キャリアハイを47得点に伸ばした [11]

2015年8月9日、ナゲッツと2年の延長契約を締結[12]。2017年1月28日のフェニックス・サンズ戦では、シーズン最多の32得点を記録した[13]

ロサンゼルス・クリッパーズ

2017年7月7日、ナゲッツ、ロサンゼルス・クリッパーズアトランタ・ホークスが絡んだサイン・アンド・トレードにおいて3年6500万ドルでクリッパーズに移籍した[14]

2017-18シーズンはケガにより21試合の出場に留まり、プレーにおいても精彩を欠いた[要出典]が、翌2018-19シーズンは68試合に出場し、平均19.8得点をマーク。

シーズンのスリーポイントシュート成功率も43.3%と外からのシュートを高確率で決め、チームの2年ぶりのプレーオフ進出に大きく貢献した。

オクラホマシティ・サンダー

2019年7月6日、オクラホマシティ・サンダーロサンゼルス・クリッパーズとのトレードでサンダーのポール・ジョージとクリッパーズのシェイ・ギルジアス=アレクサンダーと多くの指名権と共にサンダーに移籍した[15]

アトランタ・ホークス

2020年11月24日にサイン・アンド・トレードアトランタ・ホークスへ移籍し、ホークスと3年6150万ドルの契約を結んだ[16][17]

ボストン・セルティックス

2022年6月30日にデジャンテ・マレージョック・ランデールとのトレードで、複数のドラフト指名権とともにサンアントニオ・スパーズへ放出された[18]。その後すぐに解雇され、7月12日にボストン・セルティックスと契約した[19]が、怪我による戦線離脱でシーズンを全休した。

ワシントン・ウィザーズ 

2023年6月22日にウィザーズグリズリーズセルティックスの3チーム間のトレードで、セルティックスでプレーすることなくウィザーズへ移籍した[20]

デトロイト・ピストンズ

2024年1月14日にマービン・バグリー3世アイザイア・リバース英語版、2つのドラフト2巡目指名権とのトレードで、マイク・マスカラと共にデトロイト・ピストンズへ移籍した[21]


  1. ^ Danilo Gallinari”. Euroleague.net (1988年8月8日). 2012年1月23日閲覧。
  2. ^ LegaDue page on Gallinari”. Legaduebasket.it (2006年6月30日). 2012年1月23日閲覧。
  3. ^ LegaA page on Gallinari”. 195.56.77.208. 2012年1月23日閲覧。
  4. ^ Lega A page on Gallinari”. 195.56.77.208. 2012年1月23日閲覧。
  5. ^ ARMANI MILAN brings Gallinari home”. Euroleague.net (2011年9月20日). 2012年1月23日閲覧。
  6. ^ Nuggets sign Danilo Gallinari to contract extension”. NBA.com (2012年1月25日). 2014年1月22日閲覧。
  7. ^ Danilo Gallinari out for season
  8. ^ Denver Nuggets F Danilo Gallinari Undergoes Knee Surgery
  9. ^ Nuggets open with 89-79 win over Pistons
  10. ^ Gallinari scores 40, Nuggets beat Magic 119-100
  11. ^ Felton lifts Mavs to 144-143 win over Nuggets in 2 OTs
  12. ^ Nuggets Extend Danilo Gallinari”. NBA.com (2015年8月3日). 2015年8月3日閲覧。
  13. ^ Great night for Danilo Gallinari, 32 points against Phoenix Suns
  14. ^ Clippers close to 3-way sign-and-trade to acquire Danilo Gallinari
  15. ^ "L.A. Clippers Acquire Six-Time NBA All-Star Paul George" (Press release). Los Angeles Clippers. 10 July 2019. 2019年7月10日閲覧
  16. ^ Atlanta Hawks Acquire Forward Danilo Gallinari”. NBA.com (2020年11月24日). 2020年11月24日閲覧。
  17. ^ Daniels, Tim. “Danilo Gallinari, Hawks Agree to 3-Year, $61.5M Contract” (英語). Bleacher Report. 2020年11月23日閲覧。
  18. ^ Atlanta Completes Trade with San Antonio Spurs; Acquires Dejounte Murray and Jock Landale in Exchange for Danilo Gallinari and Future First Round Draft Picks”. NBA. 2022年6月30日閲覧。
  19. ^ Celtics Sign Gallinari”. www.nba.com. 2022年7月13日閲覧。
  20. ^ Wizards Acquire Three Veteran Players in Three-Team Deal”. 2023年8月13日閲覧。
  21. ^ Wizards Acquire Bagley III, Livers From Detroit” (英語). www.nba.com. 2024年1月15日閲覧。
  22. ^ Danilo GALLINARI FIBA”. FIBA. 2022年8月27日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダニーロ・ガリナリ」の関連用語

ダニーロ・ガリナリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダニーロ・ガリナリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダニーロ・ガリナリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS