ジョン・カーク・タウンゼント ジョン・カーク・タウンゼントの概要

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ジョン・カーク・タウンゼント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/17 07:43 UTC 版)

ジョン・カーク・タウンゼント

略歴

フィラデルフィアクエーカーの家に生まれた。兄弟に"Life In the Insect World" を出版したメアリー・タウンゼントや、フィラデルフィア婦人奴隷反対協会(Philadelphia Female Anti-Slavery Society)から"Anti-Slavery Alphabet" をメアリーとともに発表したハンナ・タウンゼントがいる[1]。医師、薬剤師の訓練を受けるが、博物学に興味を持ち、鳥類の収集を始めた。133年にハーバード大学植物園の学芸員のトーマス・ナトールに招かれ、翌年、実業家のナサニエル・ワイス(Nathaniel Jarvis Wyeth)が組織したロッキー山脈と太平洋に挟まれる地域の科学探検隊に、ワイスとともに参加した。1835年から1836年の間、まだ未開の後であったバンクーバーの砦に軍医として残り、動物のコレクションを作り上げた。

1939年に旅行記、"Narrative to a Journey Across the Rocky Mountains to the Columbia River"を執筆した。

1840年に"Ornithology of the United States of North America" を編集、出版し、タウンゼントのコレクションはジョン・ジェームズ・オーデュボンによって当時出版が行われていた『アメリカの鳥類』の最終巻に取り上げられた。哺乳動物のコレクションは、オーデュボンとバックマン(John Bachman)の『北アメリカの4足動物』("Viviparous Quadrupeds of North America")で記載された [2]

タウンゼント収集し、新種とされた動物には、Charadrius montanusチドリ科)、Chaetura vauxiアマツバメ科)、Calcarius ornatusホオジロ科アカエリツメナガホオジロ)、Setophaga nigrescensアメリカムシクイ科)、Setophaga townsendi) (アメリカムシクイ科)などの鳥類やリス科のTamiasciurus douglasiiなどがある[3]

参考文献

J.K.Towns.は、植物の学名命名者を示す場合にジョン・カーク・タウンゼントを示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIJ.K.Towns. Author Detailsを検索する。)



  1. ^ "Early American Nature Writers: A Biographical Encyclopedia," by Daniel Patterson, Roger Thompson, J. Scott Bryson, 2008
  2. ^ Audubon, John James, Birds of America, 1827 to 1838
  3. ^ Bachman, J. (1839) Archived 2009-01-07 at the Wayback Machine. Description of several new Species of American quadrupeds. Journal of the Academy of Natural Sciences of Philadelphia, 8, 57-74.


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