カルテット (アーケードゲーム) 移植作品

カルテット (アーケードゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 20:33 UTC 版)

移植作品

特記がないものはセガ発売。

1987年に発売。国内販売版ではタイトルが変更し、ゲームデザインも微妙に変わった。ストーリーも「スペースコロニー09に眠る王妃シンシアの棺をエイリアンから護るために、銀河救護隊が出動する」という内容になっている。全6ステージ。海外ではアーケード版と同じ『QUARTET』のタイトル名で発売された。
基本的にはサイドスクロールのアクションゲームでボスを撃破して鍵を取って脱出するルールはアーケード版を踏襲している。ただし、アーケード版とは以下の点で相違が見られる。
    • 4人同時プレイは不可。操作キャラクターは最大2人で、1Pがマリ、2Pがエドガーとキャラが固定されておりリーとジョーは登場しない。
    • マリのデザインが、ボブカットのショートパンツ姿から、ポニーテールのスリット入りミニスカート姿にアレンジされている。
    • POW値がレベルメーターという表記になり、10,000からのスタートとなる。残機制で、初期は3人である。アーケード版にはない、落とし穴やトラップなどの即死箇所が存在する。
    • ショットパワーや能力値を引き上げるアイテムが出現しない。また出てくるアイテムは、JET ENGINE,STOP ENEMIES,DESTROY ENEMIES,SHIELD/+POWER の4種類と少ない。
    • ショットについては2人とも2連射のショットからスタートし、ラウンドクリア後のセレモニーで一定得点を得ていると階級が上がり、最大4段階にパワーアップする。
    • 別のステージに移動するワープドアが存在する。
    • 1~5面にはスターパワーというアイテムが存在し、これを5個集めないと最終ステージの6面に進む事が出来ず、不足した場合は足りない分ステージを戻される。スターパワーはボスを撃破しただけでは登場しないこともあるため、ボスを撃破するのと平行で探し出す必要がある。
    • 最終ステージではラスボスが登場、ラスボスをクリアするとエンディングになる。
  • PlayStation 2
2005年10月27日発売のセガエイジス2500シリーズVol.21に収録。「SDI」とのカップリングになっている。アーケード版とセガマークIII版が同梱されており、PlayStation専用マルチタップをコントローラー2側に接続することでカルテット仕様に、接続しないとカルテット2仕様になる。また、アーケード版発売当時にセガ直営のゲームセンターで配布されていた「ゲームフラッシュ(1)」を取扱説明書に添付。ゲーム中にアーケード版未使用SYSTEM16版BGMを2曲収録。
セガトイズより2020年12月17日に発売された復刻系ゲーム機「アストロシティミニ」にプリインストール収録[1]。テーブル筐体版の「カルテット2」をほぼ完全な形で移植している[1]。ゲーム機全体のシステム機能として、いわゆる「どこでもセーブ」(ステートセーブ)機能も実装されている。
アストロシティミニ本体にはコントローラーが1P分しか備わっていないため、2人同時プレイをするには別売りされている専用の、コントロールパッドやジョイスティックが必要。






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