羯鼓とは? わかりやすく解説

かっ‐こ【×羯鼓】

読み方:かっこ

雅楽用い打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏速度長短指揮する主要楽器として使う。長さ30センチ鼓胴両側直径23センチ馬革の鼓面を固定し通常は2本の(ばち)で打つ。両杖鼓(りょうじょうこ)。

能の舞事の一。小型の羯鼓を胸につけて打ちながら軽快に舞うもの。また、そのとき囃子(はやし)。

歌舞伎舞踊で、小道具の羯鼓を首に掛けて打ちながら踊る所作また、その囃子。「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)」などにみられる


羯鼓

読み方:カッコkakko

筒状の胴の太鼓一種

別名 鞨鼓、両杖鼓


羯鼓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 02:42 UTC 版)

羯鼓(かっこ、鞨鼓とも)は雅楽で使われる打楽器で、の一種。奏者の正面に横向きに置き、先端を団栗状にしてあるを使って左右両面を打つ。主に唐楽で使われ、曲が始まる合図を出す指揮者の役目を持っており、羯鼓の奏者が桴を手にすることが、他の奏者達に演奏開始を伝達する印となる。高麗楽では羯鼓は使われず、その代わりに三ノ鼓が使われる。




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