ぎか 【羲和】
羲和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 01:21 UTC 版)
羲和(ぎわ、ぎか、拼音: )は、中国神話に登場する太陽にまつわる神である。或いは、伝説上の官吏ともいわれる。神としての羲和は、太陽の御者、若しくは太陽の母とみなされる。官吏としての羲和は、羲氏と和氏の4人に分けられて四方に配され、天文を司ったとされる[1]。
注釈
出典
- ^ a b 桐本東太「羲和」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館 。
- ^ a b 杉本憲司「呉越文化の鳥」『鷹陵史学』第19巻、1-17頁、1994年 。
- ^ 金中「「西山夕陽」考 —古今集204番歌の解釈をめぐって—」『東京外国語大学日本研究教育年報』第22巻、110-128頁、2018年3月 。
- ^ a b 佐伯雅宣「何遜詩訳注 (1)」『中國古典文學研究』第13巻、8-31頁、2016年3月30日。doi:10.15027/42572。ISSN 1349-3639。 NAID 40020844751。 NCID AA12025183。
- ^ 村田和弘「徐渭の代応制詞16首について(その1)」『北陸大学 紀要』第30巻、55-67頁、2006年12月31日。doi:10.15066/00000017。ISSN 0387074X。 NAID 40015492803。
- ^ a b 松前健「伏羲・女媧の神話と華南の竜蛇崇拝(第二回研究大会)」『民族學研究』第29巻、第1号、71-74頁、1964年8月31日。doi:10.14890/minkennewseries.29.1_71。
- ^ “方輿彙編/邊裔典/第107卷” (中国語), 欽定古今圖書集成, ウィキソースより閲覧。 [スキャンデータ]
- ^ Chavannes, Édouard, Mission archéologique dans la Chine septentrionale, 3, p. Pl. LI, doi:10.20676/00000254
- ^ a b c d 飯塚勝重「三足烏原像試探」『アジア文化研究所研究年報』第48巻、1-14頁、2014年2月28日 。
- ^ 尹青青「『山海経』に見る帝俊説話 —黄帝説話との比較を中心に—」『中央大学人文科学研究所紀要』第88巻、81-109頁、2017年9月30日。ISSN 0287-3877 。
- ^ a b c 延恩株「新羅の始祖神話と日神信仰の考察 —三氏(朴・昔・金)の始祖説話と娑蘇神母説話を中心に—」『桜美林論考『言語文化研究』』第2巻、83-100頁、2011年3月。ISSN 21850674 。
- ^ a b c 豊田久「東アジア文化の中から見た鳥取における「湖山長者」の伝説について —中国資料を中心に—」『地域学論集』第7巻、第2号、291-300頁、2010年12月8日。ISSN 1349-5321 。
- ^ a b 御手洗, 勝「第六章 羲和の始原的性格 —古代中國における「太陽の御者」傳説」『古代中國の神々 —古代傳説』創文社、1984年2月28日、477-505頁。
- ^ 木庭元晴「飛鳥時代推古期による天の北極及び暦数の獲得」『関西大学博物館紀要』第22巻、1-22頁、2016年3月31日 。
- ^ 池田秀三「周禮疏序譯注」『東方學報』第53巻、547-588頁、1981年3月14日。doi:10.14989/66598。
- ^ a b 杉本直治郎; 御手洗勝「古代中國における太陽説話 —特に扶桑傳説について—」『民族学研究』第15巻、第3,4号、304-327頁、1951年3月。doi:10.14890/minkennewseries.15.3-4_304。
- ^ 「じゅん【旬】」『精選版 日本国語大辞典』小学館 。
- ^ 出口, 隼詩 (2021年10月22日). “中国、初の太陽観測衛星を打ち上げ Hαスペクトルを使用した分光器を搭載”. sorae. 2021年11月19日閲覧。
- >> 「羲和」を含む用語の索引
- 羲和のページへのリンク