大槻義彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 00:24 UTC 版)
大槻 義彦(おおつき よしひこ、1936年6月18日[1] - )は、日本の物理学者(放射線物性、核物性、大気電気学)。早稲田大学理工学部を経て、同大名誉教授。理学博士(東京大学、1965年)。テレビタレント。身長169センチメートル。宮城県角田市出身(その後茨城県古河市に在住し[1]、東京都に拠点を持つ)。
- ^ a b c d e f g 『朝日現代用語 知恵蔵 1990』朝日新聞社、東京都中央区築地5-3-2、1990年1月1日。雑誌60031-01。
- ^ 中野裕子 (2020年1月14日). “【オヤジの仕事】「モーニングサテライト」出演アナリスト・大槻奈那さんの父はオカルト批判の大槻教授”. ENCOUNT 2020年1月15日閲覧。
- ^ 博士論文データベース
- ^ 早稲田大学の定年は70歳だが、66歳で退職している。
- 2017年:ビートたけしのTVタックルにより早稲田大学名誉教授を返上すると宣言するが未だ返上せず。
- ^ 大槻本人は「ストーカー行為をされたり、車をパンクさせられる等の執拗な嫌がらせを受けた」と主張している。
大槻義彦のページ ―大槻義彦公式ブログ― 9月 第3回 【デタラメ Wikipedia】 - ^ “秘密保持体質が見え隠れ 故人にノーベル賞授与”. MSN産経ニュース (産経新聞). (2011年10月4日) 2014年6月17日閲覧。
- ^ 大槻義彦先生講演会
- ^ オカルトに懐疑的な立場で知られると学会は著作『トンデモ本の世界』シリーズにおいて初期から大槻の著作をトンデモ本として何度か取り上げている。また、1994年には「超常現象研究を混乱させ、自分も珍妙な理論を発案し広めた功績」を理由に日本トンデモ本大賞の特別賞を大槻に贈った(大槻は賞状と賞品をと学会に送り返したので「受賞」はしていない)。これ以降大槻はと学会を「反オカルトのふりをしたオカルト」「オカルトモドキ」であるとしている。
- ^ プラズマ成因説自体は、ミステリーサークルの地元であるイギリスの気象学者ジョージ・テレンス・ミーデン博士が最初に提唱したものであり、大槻が元祖ではない。
- ^ たとえばキャトルミューティレーションについて大槻は自著『超常現象を科学する』の中で「プールの水を一瞬で蒸発させることすら簡単にやってのけるプラズマパワーですから、動物の血液を一瞬のうちに蒸発させることがあっても、驚くことはありません。それがプラズマなのです」と書いている。キャトルミューティレーションの記事にもあるように、死体から血液が消えているのは「傷口から流れ出して地面に吸収された」という解釈が主流であり、自然現象としてのプラズマ説を唱えているのは大槻くらいである。
- ^ 【山口敏太郎のアタマ】。これに対して山口は「大槻さんはなんであそこまで文系を馬鹿にするのか、わかりません。」「理系の地位向上、育成をやって頂くのはいいけど、それと同時に文系を馬鹿にするのは筋違いですね」と反応している [1]。
- ^ a b c 大槻義彦 (2010年2月1日). “【原発に賛成か反対か】: 大槻義彦のページ ―大槻義彦公式ブログ― powered by ココログ” (日本語). The Internet Archive. 2010年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月5日閲覧。
- ^ 「パリティのココロ──太陽光発電の損得」(『パリティ』2010年5月号掲載)
- ^ 「放射能の暫定基準値」
- ^ 「ホウレンソウ、いただきます!」・「放射能『汚染』食品」
- ^ 原発事故は東電ぐるみの人災
- ^ ちなみに安斎は自らのゼミ生を引き連れて原子力発電を見学しようとしたところ、拒否されたと自ら語っている(「科学者の社会的責任と『日本の科学者』」、『日本の科学者』2009年9月号)。
- ^ a b 大槻義彦の叫び アポロ月面着陸(2013年12月26日)
- ^ 2003年12月31日にテレビ朝日系で放送された特別番組『世界はこうしてダマされた!?』に出演した際に主張。ASIOSが執筆した『検証 陰謀論はどこまで真実か』(文芸社)の257ページ(「アポロ計画で持ち帰った「月の石」は地球の石だった:真実度0%」の項)で大槻の発言が引用されている。
- ^ パナウェーブ研究所の使用しているマークは直径の違う「C」型を互い違いに重ね合わせたものに電気用図記号のコンデンサとアースが付いている回路図(疑似科学の一種である「ヒエロニムスマシン」は紙に書かれた回路図は実際の部品で製作された回路と同じ効果を発揮するとされている)であるが、大槻の本の表紙のマークは切れ目のない同心円を縦線が貫いてるだけで回路図らしきマークは存在せず、明らかに別物である(『トンデモ本の世界T』、P198)。
- ^ 【ウィキペディアのでたらめ】
- ^ 別冊宝島1199号 『日本「霊能者」列伝』(宝島社 2005年10月)ISBN 978-4796648066
- ^ 大槻義彦のページ(2005年11月29日)
- ^ ただ、2010年1月にアメリカ海洋大気局のグループが、近年の地球温暖化の鈍化の原因に成層圏の二酸化炭素が減少していることを発表した際には、「アメリカ海洋大気局もCO2増加による気温上昇を否定しているわけではない」「成層圏の水蒸気減少によって地球の温暖化が一時凍結されても、だからと言ってCO2を勝手気ままに出し続けて良いという結論にはならない」 と二酸化炭素による温暖化を否定していない。
- ^ 地球寒冷化?!
- ^ “突如起き上がった大仏が全国を徘徊 戦前の特撮映画「大仏廻国」復活計画がクラウドファンディングで進行中”. ねとらぼ (2018年3月6日). 2018年5月1日閲覧。
- ^ a b ナンシー関『聞く猿』(朝日新聞社)
- ^ 毎日放送の番組
- ^ よみうりテレビの番組
- ^ スタジオに電子レンジを持ち込み、『火の玉』発生実験を行ったこともある。
- ^ CM中に「ママー」というシーンがあるため、大槻は「ママーっていうな!」と言っている(※「マ・マー」は他社(日清製粉(現:日清製粉ウェルナ)のスパゲティーシリーズ)。
- ^ 生徒は「学校の先生たちがUFOに連れ去られた後、自習が続く学生生活」という妄想をするが、大槻はその生徒に対し、「そんな訳無ぇだろ」とツッコミを入れる(※大槻がセリフを言うとき、画面には「大槻教授」という字が出る)。
- ^ 小林『ゴーマニズム宣言(扶桑社のち幻冬舎文庫)』第3巻第65章『昔、火の玉 今、UFO』
大槻義彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:02 UTC 版)
大槻義彦は、茂木がスピリチュアルカウンセラーの江原啓之と2006年に『新潮45』別冊『ANOYO』で「脳とスピリチュアリズム」と題した対談を行ったことことについて、「これは江原のイカサマに免罪符を与えているだけでなく積極的に江原イタコを科学的に保障する役割を果たしていることになる」と述べ、「茂木氏はオカルトを信じたり、サポートしたりしているが、科学者としてはあるまじきこと」、「脳科学者の肩書を返上すべき」と批判した。これらに対して茂木は、江原のような人物や現象に対する茂木の態度は大槻と異なっていても、科学者という基本的な立場は同じであると述べている。
※この「大槻義彦」の解説は、「茂木健一郎」の解説の一部です。
「大槻義彦」を含む「茂木健一郎」の記事については、「茂木健一郎」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 大槻義彦のページへのリンク