tyrosinase

デジタル大辞泉

チロシナーゼ【tyrosinase】

読み方：ちろしなーぜ

銅イオンを含む酸化酵素の一種。毛髪や眼・皮膚などの生合成の前駆体となる物質を合成する反応にかかわる。

生物学用語辞典

チロシナーゼ

英訳・(英)同義/類義語：tyrosinase

メラニン合成に係わる酸化還元酵素で、チロシンからドパキノンを合成する。この遺伝子が欠損すると皮膚の色素ができないにため、白化する。

ウィキペディア

チロシナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/25 07:25 UTC 版)

チロシナーゼ (tyrosinase) は以下の酵素の別名である。

モノフェノールモノオキシゲナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2011/01/14 04:50 UTC 版)

モノフェノールモノオキシゲナーゼ（monophenol monooxygenase）は、フェノール（チロシン）を酸化する酵素である。銅を含み動植物の組織に存在する。チロシンを酸化させることによりメラニンやその他色素を合成する。皮を剥いたりスライスしたりしたジャガイモが黒くなるのはこの酵素のためである。チロシナーゼ（tyrosinase）とも呼ばれる。