transaminase

デジタル大辞泉

トランスアミナーゼ【transaminase】

読み方：とらんすあみなーぜ

アミノ酸からアミノ基を取ってケト酸（2-オキソ酸）にし、アミノ基を他のケト酸に与えてアミノ酸にする酵素の総称。すべての生物体内に存在し、窒素代謝やアミノ酸合成に重要。GPT（グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ）・GOT（グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ）など。アミノ基転移酵素。アミノトランスフェラーゼ。

生物学用語辞典

アミノ基転移酵素

同義/類義語：アミノトランスフェラーゼ
英訳・(英)同義/類義語：aminotransferase, transaminase

ある分子のアミノ基を別の分子へ移動させて、各種のアミノ酸をつくる酵素。

トランスアミナーゼ

同義/類義語：アミノトランスフェラーゼ
英訳・(英)同義/類義語：transaminase

アミノ酸代謝などに働く酵素のうち、アミノ基を別の分子のケト基に転移する反応を行う酵素の総称。

「生物学用語辞典」の他の用語

酵素タンパク質モチーフなど：

アミノアシルtRNA合成酵素  アミノアシル部位  アミノペプチダーゼ  アミノ基転移酵素  アミノ酸ラセマーゼ  アミノ酸活性化酵素  アミノ酸輸送体

ウィキペディア

アミノ基転移酵素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/03 21:23 UTC 版)

アミノ基転移酵素（あみのきてんいこうそ、EC 2.6.1）とは、生化学においてアミノ酸とα-ケト酸の間の反応を触媒する酵素の総称である。トランスアミナーゼ（transaminase）またはアミノトランスフェラーゼ（aminotransferase）とも呼ばれる。