MU-2
遭難者の早期発見、救難資材の投下などに力を発揮します
MU-2は国内企業が自社開発した救難捜索機です。その特徴は、①各種気象条件下でも迅速な出足を実現すること、②きわめて広い下方視界、③全天候下の航法および通信連絡能力、④優れた高速および低速性能、⑤適切な救難装備を完備していること、などがあげられます。これらによって、遭難者の早期発見、救難資材の投下、事故地点への救難用ヘリコプターの誘導などに、力を発揮します。
分類 | 救難捜索機 |
乗員 | 4人 |
全幅 | 11.9m |
全長 | 10.7m |
全高 | 3.9m |
自重 | 3.6t |
エンジン | 2基 |
名称 | TPE331-25AB |
出力 | 605e shp/1基 |
型式 | ターボロップ・エンジン |
全備重量 | 4.6t |
性能 | |
最大速度 | 250kt(約460km/h) |
航続距離 | 945nm(約1,700km) |
MU-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 02:21 UTC 版)
MU-2は、日本の三菱重工業が製造した多目的小型ビジネス飛行機で、双発のプロペラ機。1963年(昭和38年)初飛行。
注釈
- ^ 当時は日本製品は安物の印象があり、高級機を展示する際、日本人関係者は物陰から眺めていたという。
出典
- ^ 中村 1994, pp. 303–304.
- ^ 池田 1965, p. 397.
- ^ 中村 1994, pp. 305–306.
- ^ 中村 1994, p. 308.
- ^ 前間 2002.
- ^ 池田 1965, p. 399.
- ^ 中村 1994, pp. 307–308.
- ^ a b 杉山 2007, p. 101.
- ^ ありがとうMU-2(航空自衛隊浜松基地、2008年10月。リンク切れ)
- ^ “最後の連絡偵察機が廃止に=千葉”. 時事通信 (2016年3月1日). 2016年3月1日閲覧。
- ^ 杉浦 2017.
- ^ MITSUBISHI MU-2F, NZ0224G / 177, ROYAL NEW ZEALAND AIR FORCE - abpic.co.uk 2023年1月8日閲覧。
- ^ 関賢太郎「MRJ、YS-11以上 消えゆく隠れた国産傑作機」『乗りものニュース』メディア・ヴァーグ、2015年7月18日。
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