X線新星

デジタル大辞泉

エックスせん‐しんせい【X線新星】

読み方：えっくすせんしんせい

X線領域で急激に増光し、1年程度かけて緩やかに減光するX線天体。近接連星系を成す中性子星やブラックホールに伴星からガスが流れ込んで降着円盤が形成され、その円盤の構造的な不安定性によりX線の増光が生じると考えられている。X線トランジェント。

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X線新星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/07/18 20:51 UTC 版)

「激変星」の記事における「X線新星」の解説

X線新星 (X-ray nova)は、矮新星と同様の変光メカニズムだが、中心星が中性子星やブラックホールであり、それに応じ電磁波のエネルギーも高くX線帯域となる。