W62 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

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W62 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 12:58 UTC 版)

W62
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍
開発・生産
開発期間 1964年-1970年
生産期間 1970年-1976年
配備期間 1970年-2010年
生産数 1,725発
要目
核出力 170kt
弾頭 熱核弾頭
直径 19.7インチ
長さ 39.3インチ
重量 253ポンド
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W62は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭ローレンス・リバモア国立研究所で開発された熱核弾頭であり、アメリカ空軍ミニットマン III大陸間弾道ミサイル弾頭として運用されていた。

開発は1964年より開始されている。生産は1970年から開始され、1976年までに1,725発が生産された。MIRV用の弾頭であり、Mk.12再突入体に搭載され、ミニットマン IIIには最大3基が搭載される。サイズは直径19.7インチ、長さ39.3インチ、重量は253ポンド。核出力は170kt。信管は触発および空中爆発が用意されている。

1979年からは一部がW78核弾頭(Mk.12A再突入体)に更新されている。さらに旧式・老朽化、低感度爆薬の不採用、耐火ピットでないことなど[1]の問題もあって、2006年からはLGM-118A ピースキーパーの退役に伴い、余剰となったW87核弾頭(Mk.21再突入体)への更新作業が行われ、2010年に退役が完了した。

参考資料




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