核爆雷
核爆雷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 05:13 UTC 版)
一方、核兵器が実用化されると爆雷にも核爆発装置が用いられ、広範囲の海中を一気に無力化する核爆雷が配備されるようになった。威力が巨大なため敵に近接して起爆しさえすればよく、水中での精密誘導は必要ないため自然沈降する爆雷の形をとっている。 発射艦から爆発地点までの距離が近いと自艦にも被害が及ぶため、ある程度遠隔から攻撃する必要があり、このため投射手段はロケット(もしくは航空機からの投下)に限られた。例えば核爆雷の1つであるMk17は10キロトンの破壊力を有する弾頭を持っていた。 アメリカ軍はウィグワム作戦にてMk90核爆雷(30キロトン)を水深約600mで起爆させる試験を行った。アメリカ海軍は冷戦終結後に海上配備戦術核が廃止されたために、核爆雷は配備されていない。対潜ミサイルの項も参照。 100キロトンの核爆雷が爆発した際に発生する水柱と深度の関係。 メディアを再生する ウィグワム作戦の映像。
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核爆雷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 09:37 UTC 版)
主に対潜水艦用に使用される兵器で、そのまま航空機から投下したり対潜ミサイルの弾頭として運用される。艦船からの投下はしない。
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