TENGUとは? わかりやすく解説

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TENGU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 15:08 UTC 版)

TENGU』(てんぐ)は、柴田哲孝による日本推理小説。第9回大藪春彦賞受賞作(北重人の「蒼火」と同時受賞)。




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天狗

(TENGU から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 09:50 UTC 版)

天狗(てんぐ)は、日本伝承に登場する妖怪ともいわれる伝説上の生き物。一般的に山伏服装で赤ら顔でが高く、があり空中を飛翔するとされる。俗に人を魔道に導く魔物とされ、外法様ともいう。


注釈

  1. ^ ただし、『太平記』の中で、天狗が鎌倉幕府滅亡の予兆を示す際に、動乱の兆しであるヨウレボシ(妖霊星)に言及しているのは天狗が本来流星だった名残と考えられている[3]。また、江戸時代に書かれた『天狗経』に記載された天狗真言には金星を意味する「アロマヤ」の語が入っており、ここでも流星の様な兵乱の予兆となる星と関連付けられている[4]
  2. ^ 日本における天狗像には流星である天狗の他に、『山海経』に記載された風雨を司る山の神である天愚の影響も指摘されている[5]

出典

  1. ^ 正法念処経巻第十九”. 仏教典籍検索. 広済寺. 2010年8月12日閲覧。
  2. ^ 大正大蔵経 T0721_.17.0111a02:一、T0721_.17.0111a03: 切身分 光焔騰赫 見是相者 皆言憂流迦、T0721_.17.0111a04下 魏言天狗下
  3. ^ 小松和彦監修『日本怪異妖怪大事典』東京堂出版、2013年、381頁。ISBN 978-4-490-10837-8 
  4. ^ 『妖怪の本』学研、1999年、66,70頁。
  5. ^ a b c 伊藤信博「天狗のイメージ生成について―十二世紀後半までを中心に―」『言語文化論集』第29巻第1号、名古屋大学大学院国際言語文化研究科、2007年11月15日、75 - 92頁、doi:10.18999/stulc.29.1.75ISSN 0388-68242021年1月11日閲覧 
  6. ^ banbanzai777.blog76.fc2.com/blog-entry-361.html 「江戸のお化け・妖怪」(キャーッツ!)。2011-08-15
  7. ^ 天狗草紙絵巻 e国宝
  8. ^ 東京国立博物館(2巻[7])や個人蔵などに分蔵。また、詞書の古写本が称名寺金沢文庫寄託)に伝わる。
  9. ^ 『吾妻鏡』内の脚注より。
  10. ^ <お宝発見!> (9)古代ザメの歯:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2022年2月9日閲覧。
  11. ^ 高山建吉「遠州の天狗囃子」『民間伝承』15巻第2号、民間伝承の会、1951年2月、19頁、NCID AN10219431 
  12. ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修、平凡社、1955年、1644頁。 NCID BN05729787 
  13. ^ 千葉幹夫『全国妖怪事典』小学館〈小学館ライブラリー〉、1995年、116頁。ISBN 978-4-09-460074-2 
  14. ^ a b c 岩井宏實『妖怪と絵馬と七福神』青春出版社〈プレイブックスインテリジェンス〉、2004年、57-58頁。ISBN 978-4-413-04081-5 
  15. ^ 倉田一郎「青根村の霊怪」『民間伝承』1巻第20号、民間伝承の会、1936年8月、6頁、NCID AN10219431 
  16. ^ 『南佐久口碑伝説集南佐久編限定復刻版』発行者長野県佐久市教育委員会 全232P中 99P 昭和53年11月15日発行
  17. ^ researchmap 勝俣 隆
  18. ^ a b c d 天狗の古典文学における図像上の変化に関する一考察 : 烏天狗から鼻高天狗ヘ - 勝俣隆、長崎大学教育学部紀要、2005年
  19. ^ a b c 杉原たく哉『天狗はどこから来たか』大修館書店、2007年、ISBN 978-4-469-23303-2、115-117頁。




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