Sapphire

デジタル大辞泉

サファイア【sapphire】

読み方：さふぁいあ

コランダムの一。青色透明、また緑・黄色のものもある。濃青色透明なものは宝石にする。青玉。サファイヤ。

ピンクサファイアと呼ばれる赤いもの

鉱物図鑑

サファイア(Sapphire)

Near Aliabad,Hunza Valley,Pakistan
Al2O3　画像の幅約１．７ｃｍ

紫色をした美しいコランダム(Corundum)の結晶です。
宝石の名称として赤いコランダムをルビー、それ以外をサファイアと呼んでいます。

サファイア(Sapphire)

Hunza Valley,Northern Territories,Pakistan
Al2O3　画像の幅約２．８ｃｍ

方解石中に紫色のコランダム(Corundum)の結晶が入っています。
サファイアは赤色(ルビー)以外のコランダムの宝石名です。

サファイア(Sapphire)

Sri Lanka

サファイア(Sapphire)

Ilmeni,Ural,Russia
Al2O3　標本の高さ約３ｃｍ

六角板状で濃青色の美しいサファイア結晶です。

サファイア(Sapphire)

Sri Lanka
Al2O3　画像の幅約２．５ｃｍ

６角錐状をしたサファイアの結晶です。
サファイアの代表的な色（紫、黄、青）をした標本を集めました。

サファイア(Sapphire)

Betroka,Tulear,Madagascar
Al2O3　画像の幅約１．１ｃｍ

紫色の菫青石の中に入ったサファイアの結晶です。
６角錐状をした特徴的な結晶が観察できます。

世界宗教用語大事典

サファイア 【sapphire】

青玉とも。ダイヤモンドに次ぐ硬度と希少性がある。古くから神聖な石とされ、キリスト教では一二世紀以降、聖職者の指輪に選んでいる。ギリシア・ローマの人たちがサファイアと呼んでいたのは別のものだったろうといわれる。眼病を治す効能があり、高熱が出るペストに効くともされた。九月の誕生石。名はサンスクリットから来ているという。

外国人名読み方字典

Sapphire

名前 サファイア

ウィキペディア

サファイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/18 18:03 UTC 版)

サファイア（英: sapphire）は、呈色コランダム（Al₂O₃）のうち、赤色（ルビー）以外の鉱物の総称である。 サファイアの石言葉には「誠実」「慈愛」「徳望」といった意味合いがあり、ほかにも平和を祈り、一途な想いを貫くという意味が込められている。