サッフォー【Sapphō】
名花サッフォー
原題: | Sappho |
製作国: | ドイツ |
製作年: | 1921 |
配給: | イリス |
スタッフ | |
監督: | Dimitri Buchowetzki ディミトリ・ブコウスキー |
原作: | Dimitri Buchowetzki ディミトリ・ブコウスキー |
撮影: | Arpad Viragh A・フィラガー |
セット: | Robert Nepach ロベルト・ネパハ |
キャスト(役名) |
Pola Negri ポーラ・ネグリ (Sappho) |
Alfred Abel アルフレッド・アベル (Andreas) |
Johannes Riemann ヨハネス・リーマン (Richard) |
Albert Steinruck アルバート・シュタインリュック (Georg) |
Helga Molander (Maria Garden) |
Ellinor Gynt (Eine T\8f\a1\benzerin) |
Werner Krauss ヴェルナー・クラウス (不明) |
解説 |
この映画は1921年9月にベルリンで封切りされた。(「寵姫ズムルン」は1920年8月、「パッション(1919)」は1919年9月にそれぞれ封切りされたもの。)原作と監督は「快傑ダントン」「オセロ(1922)」等を監督したディミトリ・ブコウスキー氏の手に成った。フランス国のアルフォンス・ドーデー氏原著の『サッフォー』では無い。主役はポーラ・ネグリ嬢で、相手には「ファントム」「スワリン姫」「ドクトル・マブゼ」その他に出演したアルフレッド・アベル氏、「ゴーレム」出演のアルバート・シュタインリュック氏、「ヴェリタス」等出演のヨハネス・リーマン氏等が出演する。米国ではゴールドウィンが“マッド・ラヴ”と改題して紹介した映画である。無声。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
その妖艶の容姿を見ては、男と云う男は誰でも彼女の足もとに身を投げ出すと云われているサッフォーと云う美女があった。精神病院に入った兄を訪ねて田舎から出て来たリシャール・ド・ラ・クロアはオペラ劇場でサッフォーを見て烈しい恋に陥ち、田舎に待つ許嫁の娘を忘れてサッフォーと共に温泉に行き歓楽の日を送った。かつてサッフォーに棄てられたジォルジュはリシャールに彼女の素性を語った。今精神病院で惨めな日を送っているリシャールの兄アンドレの気が狂った原因はサッフォーに対する嫉妬の為であると知り、リシャールは努めて彼女を忘れようとした。田舎に帰って許嫁と結婚の式を挙げたけれど、憎もうとしてもやはりサッフォーが恋しかった。その席からリシャールはサッフォーを求めて都へ来て、オペラ劇場で彼女を発見した。その時欺かれた女を呪う彼の兄アンドレが病院を逃走してここへ来た。アンドレの爪は美しいサッフォーの頬に突き刺された。 |
Sappho
サッポー
(Sappho から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 22:47 UTC 版)
サッポー(古代ギリシア語アッティカ方言 (en) : Σαπφώ / Sapphō、紀元前7世紀末 – 紀元前6世紀初)は、古代ギリシアの女性詩人である。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 沓掛良彦『ギリシアの抒情詩人たち:竪琴の音にあわせ』京都大学出版社、2018年。ISBN 9784814001309。
- ^ Lidov 2002, pp. 205–6, n.7.
- ^ Sappho’s Brothers Poem: A Scholarly Retreat, The Oxonian Review, (2020-03-07)
- ^ “Σαπφώ / Sappho”, Suda On Line Search
- ^ Mure, William (1850). A Critical History of the Language and Literature of Antient Greece. 3. London. p. 301 . "Among the more burlesque details of the popular history of the poetess, there is none which may with greater confidence be laid to the charge of the Attic comedy than that which gave her husband called Cercolas (Penifer), a citizen of the town of Andros (Virilia)."
- ^ 高津春繁『ギリシアの詩』岩波新書、1956年、114頁。
- ^ 注 - サッポーの最後については、遡ればメナンドロス(紀元前342-292)あたりから、渡し守のパオーンに恋をしてルーカディアの崖から飛び降りたのだろう、などと語られてきたが、これは現代の学者からは、歴史的な事実ではないと見なされており、おそらく喜劇詩人が作り出した話か、あるいはサッポーの非自伝的な詩を彼女自身の話として誤読してしまったことが原因で作り出された話だろうと推測されている(Joel Lidov, "Sappho, Herodotus and the Hetaira", in Classical Philology, July 2002, pp.203–237. pp.205-206)。
- ^ Ein Gedicht der Sappho: P. Köln inv. 21351+21376, Kölner Papyri
- ^ Charlotte Higgins (2014年1月29日). “Sappho: two previously unknown poems indubitably hers, says scholar”. The Guardian
- ^ Edgar Lobel; Denys Page, ed (1955). Poetarum Lesbiorum Fragmenta. Oxford: Clarendon Press
- ^ a b c d 沓掛良彦『サッフォー 詩と生涯』平凡社、1988年。ISBN 4582301258。
- ^ Reynolds, Margaret, ed (2001). The Sappho Companion. Random House. pp. 19-20. ISBN 1446413764
- 1 サッポーとは
- 2 サッポーの概要
- 3 テクストの伝承と評価
- 4 日本語文献
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